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中高一貫校ではしばしば「入学したはいいけど、授業についていけない」ことがあります。
授業についていけないままでいると、勉強が嫌いになってしまうことも。
この記事では勉強が嫌いになる前に、授業についていけなくなったときの原因と解決方法を詳しく解説していきます。
中高一貫校でついていけなくなる原因は?
学校の勉強についていけなくなる原因はいくつかあります。
勉強が遅れている理由は、中高一貫校ならではの理由が隠れている可能性も。
ここでは具体的に、勉強についていけない原因について考えていきます。
学校の授業難易度が高い
通っている学校の偏差値が高いほど、入学後の授業レベルも上がります。
もしお子様が合格ラインギリギリの点数で合格したのだとしたら、授業レベルの高さについていけなくなることがあります。
小学校のときにはそこそこ勉強すればいい成績をとれていたとしても、小学生のときの勉強方法そのままでいるとあっという間に授業についていけなくなります。
授業進度が早い
中高一貫校は一般の学校よりも授業進度が速く、中学3年生で高校内容を勉強することも珍しくありません。
授業進度が速いと、その分だけ宿題の量も多くなりますし、テストの頻度も増えます。
授業の理解や日々の宿題、テスト対策を頑張ってこなすだけで精一杯になることも珍しくありません。
そして、知識が定着しないままに次の単元に進んでしまい、それが繰り返されるとどんどんついていけなくなります。
授業スピードについていけるかはその子次第。
理解に時間がかかる子では、頑張って勉強していても授業についていけないことがあります。
高校受験が無いため油断する
中高一貫校生は外部受験をしない限り、高校にエスカレーター式に進学するので、そこで勉強に対する油断が生じることがあります。
公立中学校なら、中3から高1に進学するときに高校受験があります。
一般的な高校に通っている場合、受験期は周囲も勉強モードになり、受験に向かって勉強に力を入れるタイミングがありますよね。
とくに中3の夏前頃は、部活も終わり受験勉強だけに集中する人も多く、受験をきっかけに中学の内容をしっかり振り返ったり、理解を深めたりします。
一方で中高一貫校生は、6年間の進路が決まっており高校受験の心配もありません。
そのため、切羽つまって勉強をする必要がなく、油断をしてしまい、気づくと勉強が遅れてしまうことがあります。
成績不振は早めに解消すべき!
授業についていけなくなったとき、気になるのが「高校に内部進学できなくなること」だと思います。
しかし中高一貫校では落第することがほぼなく、よほどのことがない限り内部進学できます。
ただ、だからOKということではありません。
勉強についていけなければ「授業が楽しくない」「勉強したくない」と感じてしまいます。
勉強に対してマイナスの気持ちのまま6年間を過ごすのは精神的にもしんどいです。
また、勉強の基礎がついていないと、いざ大学受験となったときに苦労が大きくなります。
とくに大学受験は志望校ごとで必要な対策が異なるため、勉強についていけず基礎が固まっていないままでは、おのずと志望できる学校も限られてしまいます。
そのため、いくら「エスカレーター式で高校に進学できる」からといっても、成績不振をそのままにしておくのはNG。
勉強についていけないと思ったら、なるべく早めに解消するべきです。
一番は「ついていけなくなる前に」定期テスト&長期休みでカバー
授業についていけない状態を考えたとき、一番の理想は「ついていけなくなる前に対処すること」です。
「授業の内容が難しい」「授業で分からないところがある」と思ったときに、自分でできる範囲でしっかりカバーしましょう。
毎回の定期テストで習った範囲をしっかりと勉強し、こまめに基礎固めをするのが良いです。
また普段の勉強で追いつかない部分は、長期休みを活用して、その学期に習った範囲を復習してカバーしましょう。
分からない状態のまま授業が進んでいくと、どんどん授業についていけなくなります。
大きく遅れないためにも、日々の自習でこまめに勉強内容を固めていきましょう。
ついていけなくなったら、テストごと・長期休みだけでは取り返せないことも
すでに授業についていけなくなってしまったら、自分の力だけでは遅れを取り戻せないこともあります。
定期テストごとに内容を固めようとしても、その前のテスト範囲が定着していないと理解できないということも起こります。
そんなとき、前の範囲を勉強してから今回のテスト範囲を勉強する…となると、とても時間がかかってしまい、他の勉強に手が回りません。
それが積み重なると、復習すべき部分が長期休みでも復習が追いつかないほどの量になってしまうことも。
分からないところが増えすぎると、自分の力だけで分からないところをカバーするのは難しいです。
その場合には、次に挙げるような別の勉強方法を考える必要があります。
万が一ついていけなくなった場合の解決方法
独学での復習も追いつかず、授業についていけない状況に陥った場合には、次のような解決方法があります。
いずれの方法をとるにしても、授業についていけないとなったら、早めに対策をするのが良いです。
学校の先生に相談する
まずは学校の先生に相談してみましょう。
学校の先生が授業についていけない現状を一番良く分かってくれています。
その上で個別で勉強を教えてもらう時間をとってもらったり、特別な課題を出してもらったり、そのときに必要な勉強を考えてもらいましょう。
先生や学校からしても、生徒数の確保は重要です。エスカレーター式で進学してもらうことを望んでいますから、しっかりと指導してくれるはずです。
補習塾に通う
補習塾に通って、ついていけない部分の勉強を補う方法もあります。
補習塾は学校の勉強を補うため、基礎から丁寧に指導してくれます。
ひとりひとりの苦手と向き合うため個別指導であることが多く、生徒の状況に合わせて指導計画を進めてくれます。
同じ塾でも進学塾に通うのはNG。
進学を見据えた塾は授業進度も早いですし、レベルも高い可能性があります。
さらに中高一貫校は独自のカリキュラムで授業が進むので、集団授業で進めるタイプの進学塾では、カリキュラムが合わずに補習としての役割を果たさないこともあります。
そのため、生徒の苦手を洗い出し、学校の授業に合わせて丁寧に対策をしてくれる補習塾を選んでください。
学習塾STRUXは生徒の状況に完全対応!
中高一貫校では授業についていけなくなることがしばしばありますが、よほどのことがない限りは内部進学できるため油断する人も多いです。
しかし、成績不振を早めに解消しておかないと、後々の大学受験などで困ることになるため、個別の状況に合わせて早めに対策することが大切です。
とはいえ、現時点で「すでに授業についていけない」「ぴったりの補習塾がない」という方もいるでしょう。
その場合でも、完全個別指導塾のSTRUXなら対応できます。
STRUXは個別指導です。
科目ごとの授業を受けられるだけでなく、学校のテスト傾向に合わせた勉強計画を作成して日々の学習管理もできるため、テスト前でも効率的に苦手対策を進められます。大学受験向けの塾ですが、中学生でも対応可能です。
テスト期間だけでなく、長期休みにも合わせた復習スケジュールを立てることもできるため、自分一人で勉強に取り組むよりも最短で苦手克服が可能です。
定期的に面談をして、勉強の進捗や生徒の状況を細かくチェックするので、新たな苦手が出てきてもその都度対応してくれます。
「ゆくゆくは大学受験を見据えている」というならば、早くから計画を立てて勉強をスタートさせるのがおすすめ。
計画的に進めることで、大学受験直前になって「必要な科目の勉強が不足している」などの事態を回避できます。
気になる方はSTRUXの無料体験がおすすめ。実際に勉強計画を立てられるので、今の自分の勉強を振り返るきっかけにもなります。
*記事に掲載中の学習塾STRUXプランは執筆時点でのものであり、一部変更となっている可能性がございます。詳しくは料金ページをご覧ください。