*紹介している教材にはプロモーションを含みます
前回までで各科目の目標点数も決まり、ゴールが見えたので、今度はスタート地点となる「現在の実力」を測りましょう!
易しすぎる参考書を使って余計な時間を使ったり、難しすぎる参考書を使ってモチベーションを下げたりしないように、今の実力はできるだけ正確に把握したいもの。
分かりやすいのは模試を受けることですが、模試は開催のタイミングが限られるので、模試以外の方法も解説しますね!
進研模試で偏差値60以下の科目はイチから
学校で受験することの多い進研模試は他の模試と比べてもかなり易しいタイプの模試です。
※ただし進研模試の中でも共通テスト模試は易しくないので注意。易しくなくても偏差値は他の模試より高めに出ます。
総合の偏差値ではなく、各科目の偏差値を確認しましょう。
偏差値60以下の科目は、教科書レベルが身に付いていない可能性が高いです。
もし河合の全統模試を受けたことがあるなら、全統模試で偏差値50以下の科目は抜けている部分があるはず。
偏差値がこのレベルの科目は、イチから積み上げ直す方が結果的に早くに受験レベルまで到達できるので、映像授業などを使ってインプットからやり直しましょう!
進研模試で60、河合全統模試で50を超える科目は、問題演習からスタートでも問題ない科目です。
インプットし直さなくてもいい分、時間を節約して受験勉強を進められます。
模試以外の方法だとセンター過去問がおすすめ
模試がしばらくない場合は、センター試験過去問なども使いやすいですね!
共通テストは癖が強いので、実力を測る目的ならセンター試験の方がおすすめです。
たとえばセンター試験2020年などを試験時間を計って解いてみてください。
東進の過去問データベースで無料で入手できます。
得点率50%を切るような科目は、イチから勉強し直す方がいいですね。
逆に80%以上取った科目でも、分野に偏りがあるのであれば、
「苦手分野だけは基礎から勉強をやり直し、それ以外の分野は応用の問題演習から始める」
というやり方を検討してください!
ほぼ全ての科目はイチからやり直し
ここまでの解説通りに実力を調べてみると、多くの人は受験勉強スタートの時点で、全科目イチからやり直す状態だと思います!
だからといって落ち込む必要は全くありません。
イチからやり直さなくても大丈夫な科目が1科目でもあればラッキーくらいに思っておけば大丈夫です。
問題演習からでも大丈夫そうな科目が1科目でもあったのであれば、定期テストでしっかり勉強したり、模試をしっかり復習したりしてきた今までの努力の成果なので自信を持ってください!
ちなみに、わざわざ実力を計らなくてもイチからやり直さなければならないのが分かっている科目でも、実力判断として模試やセンター過去問に取り組みましょう。
目標との距離を数字で実感するためです。
共通テストで80%取らなければならないのに、共通テスト模試やセンターで40%しか取れていなければ、かなり努力しなければならないことが肌で実感できるはず。
良い意味での焦りに繋がるのでぜひやってみてください。
まとめ
今回は現在の実力を測る方法をお伝えしました。
- 進研模試55以下、河合模試50以下
- センター50%以下
の科目は映像授業などでインプットからやり直す方針で勉強しましょう。
次回は「何を勉強すればいいか(教材・参考書を)調べる」というテーマで解説します!
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