*紹介している教材にはプロモーションを含みます
ここまでの配信通りに作業が進んでいれば、勉強計画を作れる状態になっているはず。
計画作成では以下の各要素を把握する必要があります。
やるべき量÷残り期間=ペース
具体的に解説する分、面倒な所もありますが、正確な計画を作るためについて来てください!
教材のページ数(やるべき量)をカウント
まずは参考書のページ数を全てカウントしましょう。
持っていない参考書もAmazonを見ればページ数は分かるはず。
参考書のページ数を調べて、ワークシートにメモしましょう!
残り週数をカウント
受験勉強は試験当日から逆算することが大事。
順調に勉強が進んでいる人であれば、共通テスト対策は11月から始められます。
共テ対策が必要ない人も10月末~11月頭からは滑り止めの過去問をスタートさせたいところ。
それまでに参考書を全て終わらせる必要があります。
今回は余裕を持って「高3の10月第2週」までで残り何週あるかカウントしましょう。
夏休みやテスト週間の調整
ここから少し計算がややこしいので、冷静にカウントしてください。
夏休みなどの長期休暇は普段の2倍までなら勉強可能です。
逆に定期テストや模試の前後は受験勉強が止まることが多いですよね。
なので残り期間は多少調整が必要になるでしょう。
たとえば、
- 夏休み5週→10週分でカウント(+5週×夏休みの回数)
- テスト勉強&復習2週→0週分でカウント(-2週×テストの回数)
のようなイメージです。
ワークシートに記入していけば計算できるようにしたので、参考にしてください。
1週間ごとのペースを計算する
カウントした数字を元に毎週のペースを決めましょう。
参考書は2周以上することを前提にしたいので、科目ごとに「ページ数 × 2 ÷ 残り週数」を計算して、毎週こなすべきページ数を割り出します。
ワークシートの例を参考に計算してください!
それを4週分ずつ(夏休みは8週分)並べたものが年間計画です。
ただし勉強する順番は間違えないように。
「単語・文法→英文解釈→長文」のように基本から積み上げていく形で勉強しましょう!
細かい修正は必須だから暫定でOK
勉強を進めると必ず細かい修正をくり返すことになります。
今回は暫定版を作れればOKです!
特に今回の計算方法だと、「単語帳1p」と「長文読解1p」を同じ重さで扱っているので、修正は必須。
苦手科目だったり難しい参考書だったりは、時間がかかるので、勉強してみて現実的なペースに調整する必要があります。
調整方法は後日配信するメッセージを参考にしてくださいね!
削らなければいけない場合
計画を作った段階で実行することが絶望的な場合は、教材を削る必要も出てきます。
一応、各科目ごとに優先して削るべき内容はこちら。
- 英語、国語:各ジャンルの2冊目以降の参考書
- 数学、理科:章末問題など
- 社会:記述や演習の2冊目
これに合わせて学校授業の予習を最低限に抑えるのも効果的です。
ただし受験の素人がこれらを正しく選択するのはかなり難しいので、正確な判断は学校や塾の先生に任せるのが無難でしょう!
まとめ
今回は年間計画を作る作業を具体的に解説しました。
次回は「勉強法と週間計画」について解説します!
*記事に掲載中の学習塾STRUXプランは執筆時点でのものであり、一部変更となっている可能性がございます。詳しくは料金ページをご覧ください。