世界史の用語集は必要?やってはいけない使い方とおすすめ用語集を紹介 – 受験情報ブログ|高田馬場のコーチング型大学受験学習塾STRUX

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世界史の用語集は必要?やってはいけない使い方とおすすめ用語集を紹介

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大学受験での重要科目である世界史。適切に対策を講じれば、入試での得点源となるでしょう。そんな世界史の学習を進めるにあたって「世界史の用語集は必須!」と先生に勧められ、購入した人もいるかもしれません。

しかし、その用語集は、有効活用できているでしょうか。用語集の使い方を誤ると、思ったよりも知識が定着せずに貴重な勉強時間を無駄にしてしまう可能性があります。

この記事では、用語集を最大限に活用し、世界史を得意科目に変えるための効果的な使い方を解説します。世界史の学習を進めている受験生は、ぜひ参考にしてください。

世界史の用語集が受験に必要な2つの理由

難関私立大学や、旧帝大をはじめとしたレベルの高い国公立大学を目指す受験生にとって、世界史用語集は頼りになる存在です。ここからは、世界史の用語集が受験に必要な理由を解説します。

理由1:用語の重要度(頻出度)がわかる

用語集に掲載されている各用語の横には数字が記載されています。これは、その用語が教科書に掲載されている数を示しており、数値が高いほど受験世界史において重要な用語であることを意味します。

数字が大きいほど、入試で問われる可能性も高くなるので、数字の大きい用語を優先的に学習することで、効率的な受験対策が可能です。

理由2:用語の詳しい解説が掲載されている

用語集には、各用語について「なぜこの戦争が起こったのか」「この制度は具体的にどのようなものだったのか」など、詳細な解説が掲載されています。このような解説は、授業や問題集の解説で理解しきれなかった内容を深く理解するのに非常に便利です。

詳しい解説を読み込むことで、関連する出来事や背景を理解できるため、知識を定着させやすいでしょう。

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やってはいけない世界史用語集の使い方

ここからは、世界史用語集の誤った活用方法を紹介します。自分の勉強方法が当てはまっていないか確認してください。

具体的なNG活用例として「用語集を暗記目的で使用する」「単語を細かく理解しようとする」などが挙げられます。以下でそれぞれの理由について詳しく解説します。

NG活用方法1:用語集を「暗記」目的で使用する

世界史の用語集は、あくまで「辞書」として活用し、一問一答形式の教材のように暗記を目的とした使用は避けましょう。

用語集は、過去に学習した内容を再確認したり、過去問で出てきた未知の単語を調べたりするために使うべきであり、暗記を目的とした教材ではありません。

暗記を目的とするならば、一問一答形式の教材を使用しましょう。過去問で出てきた重要な単語はノートにまとめて、覚えたものから消していくことで、学習すべき範囲を効率的に絞り込めます。

また、用語集で暗記すると情報が分散してしまう可能性があります。暗記が重要な科目では、情報を一箇所に集約することが重要です。

世界史は暗記する量が膨大な科目であるため、試験中は、頭の中にある知識をスムーズに引き出す必要があります。そのため、情報はできる限り一箇所に集約し、シンプルに覚えるようにしましょう。

多くの教材を使用したり、さまざまな教材に蛍光ペンで線を引いて暗記したりすると、かえって混乱を招く可能性があります。前述の通り、覚えるべき単語をノートに書き出し、暗記にはそのノートを使用するのが効果的です。

NG活用方法2:用語集に掲載されている単語を細かく理解しようとする

用語集を使用する際によくある悩みとして「どこまで覚えればいいの?」という疑問が挙げられます。

「難関大学に合格するためには頻出度1の単語まで覚えるべき」「赤字の用語だけ覚えれば十分」など、さまざまな意見がありますが、忘れてはならないのは「全ての単語を覚える必要はない」ということです。

教科書、問題集、過去問などで出てきた単語のみを「覚えるべき単語」としてリストアップし、暗記していきましょう。その際、頻出度の高い単語から優先的に覚え、頻出度の低い単語は「最悪、忘れても大丈夫」くらいの気持ちでいることをおすすめします。

難関大学の入試問題では、頻出度1や2の単語が出題されることもありますが、それらの問題を正答できる受験生は限られています。そのため、これらの問題が解けなくても、合否に大きな影響を与えることはないでしょう。

合否を分けるのは、頻出度4~5程度の単語や、教科書レベルの基本的な単語に関する「流れや原因の理解」です。あくまで用語集は、「意味を調べるための教材」として活用しましょう。

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おすすめの世界史用語集3選

最後に、おすすめの用語集を3冊紹介します。

  • 世界史用語集(山川出版社)
  • 世界史用語集チャート&ワード(駿台文庫)
  • 必携世界史用語(実教出版

以下で、各用語集の特徴を簡単に解説します。

おすすめ1:『世界史用語集』(山川出版社)

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山川出版社の用語集は、次のような方におすすめです。

  • 山川出版社の教科書を使用している
  • 確実に良いものを選びたい
  • 頻出度などの詳細な情報がほしい

山川出版社の用語集は、定番中の定番であり、教科書に準拠した順番で単語が掲載されています。解説も充実しているため、この用語集を購入しておけば間違いないでしょう。

おすすめ2:『世界史用語集ちゃ-と&わ-ど』(駿台文庫)

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世界史用語集ちゃ-と&わ-どは、次のような方におすすめです。

  • 単語と一緒に歴史の流れも理解したい
  • 地図もしっかりと頭に入れたい
  • MARCHレベルや旧帝大レベルまでの入試を受験を考えている

駿台文庫から出版されているこの用語集の特徴は、なんといっても豊富な図表です。各時代の流れをまとめた表や地図などがわかりやすく掲載されています。

ただし、収録語数は少なめなので、用語集というよりは暗記教材として活用するのがおすすめです。用語集の趣旨と異なる可能性があるため、購入の前にしっかりと内容を確認しておきましょう。

おすすめ3:『必携世界史用語』(実教出版)

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実教出版の必携世界史用語は次のような人におすすめです。

  • 世界史が得意で、さらに深く学習したい
  • 基本的な単語はすでにマスターしている
  • 早稲田大学や慶應義塾大学などの最難関大学で高得点を目指したい

こちらの用語集は、収録語数7700語を誇り、山川出版社の5600語と比較しても圧倒的に多いのが特徴です。ただし、収録語数が多い分、誤植が多い点や、学習意欲が低下してしまう可能性があるので注意しましょう。

さいごに

世界史学習における用語集は、受験勉強を進めるうえで必要不可欠なツールです。しかし、闇雲に暗記するのではなく、「辞書」のようなイメージで活用し、歴史の流れや用語の意味を関連付けて把握することが重要です。

本記事では、用語集の必要性から、陥りやすい誤った使い方、そしておすすめの用語集を紹介しました。

用語集を効果的に活用することで、世界史の知識は確かなものとなり、興味関心もより一層深まるはずです。ぜひ、自分に合った用語集を見つけ、世界史の学習をより豊かなものにしてください。

*記事に掲載中の学習塾STRUXプランは執筆時点でのものであり、一部変更となっている可能性がございます。詳しくは料金ページをご覧ください。

 

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