*紹介している教材にはプロモーションを含みます
「日本史を勉強したいけど、どの参考書を選べばいいの?」と悩んでいる人はいませんか?
大学受験までの限られた時間のなかで、効率的に勉強をするためにも、自分に合った参考書を選ぶ必要があります。
また、日本史の参考書を使った「正しい勉強法」を理解して、受験勉強を進めることも重要です。
本記事では、日本史のおすすめ参考書や、参考書を使った勉強法などを説明します。
自分に合った日本史の参考書を選ぶコツ

日本史の成績アップのために、自分に合った参考書を選びましょう。
自分に合った参考書を選ぶためには、以下の5点を意識してください。
①今の入試傾向に沿っているか
入試傾向に沿った問題が多く出題されている問題集を選びましょう。
②志望校のレベルに合っているか
志望校のレベルを考えて、難しすぎず、簡単すぎない問題集を選んでください。
③暗記のために使うのか、実践力をつけるために使うのか
「暗記に使うインプット用参考書」と「実践力をつけるアウトプット用問題集」のうち、自分に必要な方を選びましょう。また、暗記に使う参考書は、「通史の勉強用」か「単語暗記用」のいずれかを選びます。
④解説が丁寧か
なるべく丁寧な解説がついている参考書を選びましょう。
⑤自分の志望校で論述が出題されるかどうか
論述が出題される学校であれば、論述対策ができる問題集を選んでください。
ここから、おすすめの日本史参考書を紹介します。

通史が勉強できる参考書|「日本史探究授業の実況中継」
「日本史探究授業の実況中継」は、定期テストからMARCHレベルまでの日本史通史の勉強におすすめの参考書です。
「原子~古代」「中世~近世」「近世~近代」「近現代」の、時代ごとに4冊に分かれています。
4冊全部勉強すると、ページ数は多くなりますが、話し言葉で書かれているのでスラスラと読めるでしょう。
日本史の全体像を勉強し終えた人が、通史を勉強するのにおすすめです。
「知識インプット用のCD」「アウトプット用の講義プリント」が付いているので、ただ読むだけでなく、聞いたり書いたりすることで記憶に定着します。
「日本史探究授業の実況中継」は、以下のような人におすすめです。
- 日本史の概要は理解して、通史の勉強をしたい
- MARCHレベルの大学を目指している
- イラストを使った参考書が欲しい
- 赤シートを活用して単語を暗記したい
- 文章を読みながら単語の暗記をしたい
穴埋め形式の参考書|「時代と流れで覚える!日本史用語」
「時代と流れで覚える!日本史用語」は、定期テストから国立2次・早慶レベルまでの日本史の勉強におすすめの参考書です。
重要な単語を穴埋めしながら勉強をしていくことで、授業で習った内容を復習するように使います。
日本史を勉強をしているが、「歴史の流れが理解できない」「単語が覚えられない」といった人におすすめです。
「時代と流れで覚える!日本史用語」は、以下のような人におすすめです。
- 歴史の流れを整理と、用語の暗記を同時にしたい
- 日本史の単語暗記が苦手
- 共通テストの日本史の得点が50点以下である
- 教科書の全範囲を1冊の参考書で勉強したい
一問一答式の問題集|「山川一問一答日本史」
「山川一問一答日本史」は、定期テストから国立2次・早慶レベルまでの日本史の勉強におすすめの参考書です。
単語暗記に適しているのが、一問一答式の問題集です。その一問一答式の問題集のなかでおすすめなのが「山川一問一答日本史」です。
定期テストから難関大学受験レベルまで、幅広く対応しているため、多くの人に適しています。
大きさが小さめなので、持ち歩きやすく、通学中の電車の中でも勉強ができます。
「山川一問一答日本史」は、以下のような人におすすめです。
- デザインがシンプルな方が見やすい
- 学校で山川出版の教科書「詳説日本史」を使っていて合わせて学習をしたい
- 入試でよく出る単語だけを効率的に勉強したい
- 授業の復習や定期テスト対策のための参考書が欲しい
- 受験に出やすい問題を解きたい
論述対策の問題集|「考える日本史論述」
「考える日本史論述」は、国立2次・難関私立レベルまでの日本史の勉強におすすめの参考書です。
志望校で論述問題が出題される場合、「考える日本史論述」がおすすめです。
実際の入試でよく出るテーマが掲載されています。また、あらゆる時代の問題が出題されています。
丁寧な解説がついており、論述対策を始めたばかりの人にもおすすめです。
「考える日本史論述」は、以下のような人におすすめです。
- 志望校の過去問で論述問題が出題されている
- 通史の勉強が終わって、論述問題対策をしたい
- はじめて論述問題対策をする
- 論述でよく出るテーマを知りたい
- 日本史で得点を取りたい
時代別・テーマ史・論述の問題に対応|「実力をつける日本史100題」
「実力をつける日本史100題」は、定期テストから日東駒専レベルまでの日本史の勉強におすすめの参考書です。
日本史の通史と単語の勉強が終わった人が、実際の入試形式の問題を解くのにおすすめ問題集です。
問題集のなかでは、時代別問題75題、テーマ史20題、論述5題の計100問が出題されています。
実際の入試でよく出る問題が掲載されており、実践力を身につけることが可能です。
大学入試の日本史対策の総仕上げとして使ってください。
「実力をつける日本史100題」は、以下のような人におすすめです。
- 「通史」「単語」の勉強が終わり、日本史の問題演習を始めたい
- 基本事項から確認したい
- 入試対策についてすべて網羅した問題集に取り組みたい
- 日本史の問題に正解するための考え方を身につけたい
- 丁寧な解説が欲しい

参考書はインプットとアウトプットの各タイミングを区別して使う
日本史は、歴史の流れや知識をインプットするタイミングとアウトプットするタイミングを区別して勉強しましょう。
日本史は、覚えることが多い教科です。インプットしつつ、アウトプットも行うという勉強をしていると、ややこしくなるうえに時間もかかります。
先に、「日本史探究授業の実況中継」「詳説日本史ノート」「山川一問一答日本史」などのインプット用の教材を使って知識をつけてください。
その後、「考える日本史論述」「実力をつける日本史100題」などのアウトプット用の教材を使って実践力をつけます。
インプットの勉強をしている間は、点数が伸びずつらい想いをするかもしれませんが、我慢して勉強を続けてください。
大学入試までの限られた時間を無駄にしないため、インプットとアウトプットのタイミングを分けて効率的に勉強をしましょう。
自分に合った参考書を使って日本史の成績アップ
自分に合った参考書を選ぶことが、日本史の成績アップにつながります。
参考書は、自分のレベルや志望校の難易度などを考慮しながら選びましょう。
また、参考書を使った勉強は、インプットとアウトプットのタイミングを分けて行ってください。
勉強時間は必要になりますが、ちゃんと勉強すれば誰でも点数を伸ばせる科目なので、じっくり勉強していきましょう。
*記事に掲載中の学習塾STRUXプランは執筆時点でのものであり、一部変更となっている可能性がございます。詳しくは料金ページをご覧ください。