*紹介している教材にはプロモーションを含みます
生物基礎を共通テストで使う方は、どのような参考書や問題集を選べばいいか迷いますよね。
生物基礎は、文系の共通テストでしか使わない場合がほとんどなので、つい後回しにしてしまい「対策しなくて大丈夫かな…」ともやもやしている人もいるでしょう。
本記事では、生物基礎の参考書や問題集のおすすめや、参考書や問題集の使い方を紹介します。
教科書の内容を補助する参考書や問題集も紹介しています。高校3年生だけでなく、1・2年生の人で、参考書や問題集を探している人も参考にしてください。
教科書の内容を補助する|生物基礎参考書・問題集3選

1・2年生の人や、3年生で生物基礎の教科書を理解したい人は、以下の参考書や問題集を使って勉強してください。
- 「高校生物基礎をひとつひとつわかりやすく。」
- 「とってもやさしい生物基礎」
- 「とってもやさしい生物基礎の基本情報」
それぞれの参考書や問題集を、詳しく説明します。
「高校生物基礎をひとつひとつわかりやすく。」
「高校生物基礎をひとつひとつわかりやすく。」は、ゼロから生物基礎の勉強を始める人におすすめの参考書です。
見開きの左側に重要事項が解説されており、右側に練習問題が掲載されています。見開き1ページで内容を完結できる使いやすい構成です。
生物基礎が苦手な人は、「高校生物基礎をひとつひとつわかりやすく。」を終えてから、本格的な共通テスト対策を始めましょう。
「とってもやさしい生物基礎」
「とってもやさしい生物基礎」は、「中学理科の内容をふくめて自信がない」という人におすすめの参考書です。知識ゼロの状態から生物基礎の勉強を始める人は、この参考書を使いましょう。
基礎的な内容が解説されてから、その内容に関する練習問題が掲載されています。解説を読んで理解した内容をすぐにアウトプットできるような工夫がされています。
生物が苦手な人でも、「とってもやさしい生物基礎」を最後まで使い終えたときには、苦手意識が払拭されているでしょう。
「マイベストよくわかる生物基礎」
「マイベストよくわかる生物基礎」は、定期テストから共通テスト対策まで、幅広い問題を網羅しています。
学校の内容には自信がない人でも、「マイベストよくわかる生物基礎」を進めていけば、最終的には共通テストを始めることが可能です。
分厚い参考書ですが、内容は簡単なものが多いので、始めるとどんどん進めて行けます。

受験勉強を始めたばかりの人向け|生物基礎参考書・問題集3選
受験勉強を始めたばかりで、生物基礎の基本事項をおさえたい人は、以下の参考書や問題集を使って勉強してください。
- 「きめる! 共通テスト生物基礎」
- 「共通テスト生物基礎の点数が面白いほど取れる本」
- 「生物基礎をはじめからていねいに」
それぞれの参考書や問題集を、詳しく説明します。
「きめる! 共通テスト生物基礎」
「きめる! 共通テスト生物基礎」は、受験勉強を始めたばかりの人でもわかりやすいように、豊富な図解とイラストを使って解説している参考書です。
教科書の重要事項が詳しく解説されています。
別冊で生物基礎の要点集がついているため、通学の電車の中などでの暗記に使えます。
教科書の内容を理解できるようにつくられているため、学校の授業の進度に合わせて使うのもおすすめです。
「共通テスト生物基礎の点数が面白いほど取れる本」
「共通テスト生物基礎の点数が面白いほど取れる本」は、イラストを使ったり、口語的な文章が使われていたり、用語の語呂合わせが載っていたりとわかりやすくなるような多くの工夫が施されています。
暗記することよりも、あることが起こる理由を理解できるような解説がされています。暗記が苦手な人は、本参考書を使って、ものごとの道理を順を追って覚えるのもおすすめです。
授業の復習レベルの問題が掲載されているので、教科書の内容の復習にもおすすめします。また、共通テストの過去問や共通テストレベルの問題も掲載されていて、基礎レベルの受験対策にも使えます。
「生物基礎をはじめからていねいに」
「生物基礎をはじめからていねいに」は、教科書の全範囲をわかりやすくおさえられる参考書です。暗記ではなく、生物の学習内容をイメージとして覚えられるように、図や模式図が豊富に使われています。
掲載されている問題数は少なめですが、重要な問題を中心に掲載されています。1問ごとに詳しい解説が掲載されているので、学習した内容を理解するのにもってこいです。
生物基礎の要点をおさえた勉強ができるため、「入試本番で出やすい問題」を把握できます。

受験の応用問題レベル|生物基礎参考書・問題集3選
受験によく出る応用問題を多く解きたい人は、以下の参考書や問題集を使って勉強してください。
- 「東進生物基礎一問一答」
- 「短期攻略 大学入学共通テスト 生物基礎」
- 「ハイスコア! 共通テスト攻略 生物基礎」
それぞれの参考書や問題集を、詳しく説明します。
「東進生物基礎一問一答」
「東進生物基礎一問一答」は、受験によく出る生物基礎の用語を覚えたい人におすすめの参考書です。
文章の穴埋め形式で、用語を記入して進めていく形式です。
用語ごとに、重要度がわかるようになっています。1周目に解くときには、最も重要な用語を覚えていき、2周目でそれ以外の用語を覚えるようにすると、重要な用語を優先して覚えられるためおすすめです。
「短期攻略 大学入学共通テスト 生物基礎」
「短期攻略 大学入学共通テスト 生物基礎」は、短期間で生物基礎の勉強が完結するようにつくられた参考書です。
1日3題ずつ進めて、1か月で共通テストの全範囲が完了します。
短時間で解ける問題が多いため、理系の勉強に時間を割けない文系の受験生にはとくにおすすめです。
「ハイスコア! 共通テスト攻略 生物基礎」
「ハイスコア! 共通テスト攻略 生物基礎」は、共通テスト形式の問題を多く掲載した参考書です。
赤シートで隠しながら暗記できるようにつくられており、その後例題で共通テスト本番と同じ形式の問題を解けるようになっています。
解説は、イラストを使ってわかりやすく書かれています。ただし、使われている文体は、固めの文章ですので、そのような文章を読むのが苦手な人は避けたほうがよいでしょう。
基本事項の理解は、ある程度進んでおり、記憶を定着させたい人におすすめの参考書です。

共通テストの総仕上げ|生物基礎参考書・問題集4選
なるべく共通テストのレベルに近い問題を解きたい人は、以下の参考書や問題集を使って勉強してください。
- 「大学入試の得点源 生物基礎[要点]」
- 「大学入学共通テスト 生物基礎 実戦対策問題集」
- 「共通テスト実戦模試(7)生物基礎」
- 「大学入学共通テスト実戦問題集 生物基礎」
それぞれの参考書や問題集を、詳しく説明します。
「大学入試の得点源 生物基礎[要点]」
「大学入試の得点源 生物基礎[要点]」では、高校で習う生物基礎の内容が、87のポイントに分けて説明されています。
習っていない分野の勉強をしたり、苦手なポイントを選んで重点的に対策をしたりといった使い方にもってこいです。
ページ数は少なめなので、短期間で集中して勉強したい人におすすめします。
「大学入学共通テスト 生物基礎 実戦対策問題集」
「大学入学共通テスト 生物基礎 実戦対策問題集」では、共通テストに頻出の問題が集められています。
共通テストまで時間がなく、短期間で生物基礎の勉強を終わらせたい人におすすめです。
本問題集を解き終えるころには、共通テストでよく見る問題には即座に答えられる実力が身についています。
「共通テスト実戦模試(7)生物基礎」
「共通テスト実戦模試(7)生物基礎」は、共通テストの予想問題が計5回分収録されています。
この問題集を使えば、共通テスト本番に近い問題を多く解けます。
共通テストの過去問を解き終えて、さらに多くの入試問題を解きたいという人にはおすすめです。
「大学入学共通テスト実戦問題集 生物基礎」
「大学入学共通テスト実戦問題集 生物基礎」は、駿台で行われた共通テスト模試の過去問が収録されています。本番形式の模試を多く解けるので、入試の問題に慣れておくのにうってつけの問題集です。
基礎の理解と内容の定着まで終えた人は、この問題集を解いておきましょう。本問題集で苦手な分野が見つかった場合、その分野について調べたり、問題演習したりして克服しておいてください。
生物基礎の参考書・問題集の使い方

生物基礎の参考書と問題集では、使い方が異なります。
参考書と問題集を両方使って勉強をするには、以下の手順で進めましょう。
- 参考書で知識をインプットする
- インプットした知識に関連する問題を問題集で解く
- 理解できていなかった内容を参考書で確認する
参考書は、知識をインプットするものです。覚えなければならない事項を確認しておきましょう。
参考書でインプットした知識は、問題集を使って定着させてください。
わからなかった内容は、再度参考書で確認すると、漏れなくすべての内容を定着させられます。
入試までに全範囲を、上記の手順で進めることで、生物基礎の内容はばっちりです。
自分に合った生物基礎の参考書で共通テストの得点力アップ!
「基礎を固めたい」「応用問題を解きたい」「共通テストレベルの問題を多く解きたい」といった、自分の状況に合わせて生物基礎の参考書や問題集を選びましょう。
参考書や問題集を両方使って勉強を進めるのがおすすめです。
「参考書でインプット」→「インプットした内容の問題を問題集で解く」→「間違えた内容を参考書で確認」という順序で勉強を進めてください。
文系の人が解くことが多い、理系科目の生物基礎ですが、しっかりと対策して合格を勝ち取りましょう。
*記事に掲載中の学習塾STRUXプランは執筆時点でのものであり、一部変更となっている可能性がございます。詳しくは料金ページをご覧ください。