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「共通テストの物理でいい点数を取って志望校合格に近づけたい」
「けどどの問題集や参考書に手をつけたらいいの?」
こんなお悩みはありませんか?
結論、下記問題集や参考書が共通テスト物理対策にはおすすめです。
- 基本レベルの学習:宇宙一わかりやすい高校物理セミナー物理・セミナー物理
- 共通テストレベルの学習:問の風
- 予想・過去問題の学習:2025年用共通テスト実戦模試(8)物理 (Z会大学入試完全対策シリーズ)・2025共通テスト総合問題集 物理 (河合塾SERIES)・2025-大学入学共通テスト実戦問題集 物理 (駿台大学入試完全対策シリーズ)
自分のレベルに合った問題集や参考書に取り組むことで、共通テスト物理でも高得点を獲得できます。
本記事では上記の参考書・問題集についてだけではなく、共通テスト物理の概要や勉強法についても解説します。
それでは順番に見ていきましょう。
【一覧表で解説】共通テスト物理の全体像
まず共通テスト物理の全体像を見ていきましょう。
2025年出題の共通テスト物理は以下のような形式でした。
大問 | 出題分野 | 設問数 | 配点 |
---|---|---|---|
1 | 小問集合 | 5 | 25 |
2 | 力学 | 5 | 25 |
3 | 熱・波動 | 6 | 25 |
4 | 電磁気 | 7 | 25 |
出題分野は例年「力学」「電磁気」「小問集合」は出題されており、年によって「熱・波動」や「原子物理」が出題されます。
共通テスト「物理」の特徴は、グラフや表の数値を元にして式を考えさせたり、物理現象から正しいグラフを選択させたりする問題が多いことです。
そのため単に公式を暗記してパターンにあてはめるのではなく、普段から物理について関心をもち、より深く理解しようとする学習姿勢が求められています。
学校のテストなどでは、なかなか共通テストのようなタイプの問題は出題されないので、物理が得意な人でも対策は必要でしょう。

共通テスト物理の勉強3ステップ
次に、共通テスト物理の勉強の3ステップを解説します。
- 基本レベルの学習を完璧にしよう
- 共通テストレベルの問題にチャレンジしよう
- 過去問・予想問題集で本番の形式に慣れよう
以下詳しく解説します。
STEP1:基本レベルの学習を完璧にしよう
1つ目のステップは「基本レベルの学習を完璧にしよう」です。
もし共通テスト模試・過去問を解いて50点を越えられない場合は、大きく例年の平均点(60点前後)を下回っていることになります。
その場合はまず基礎学習が足りていない可能性が高いため、いきなり共通テストレベル問題集にチャレンジせず、基本レベルから取り組みましょう。
その際におすすめの参考書は「宇宙一わかりやすい高校物理シリーズ」です。
「宇宙一わかりやすい高校物理」は、基礎から丁寧に物理の本質を解説している参考書です。
本書はページを開いて左側がたとえ話を用いた解説・右側がイラストを使った図解になっています。
そのため「まずは文章で理解をしたい方」は左側から、「はじめにイラストで頭に全体像を入れたい方」は右側から読むと良いでしょう。
また、この参考書を活用して全体像を理解できたら「セミナー物理」にチャレンジして基礎知識を定着させましょう。
「セミナー物理」は物理学習の基礎を固めて、「学校の授業内容を確認したい方」「共通テストに向けて実力をアップさせたい方」に最適な問題集です。
本書は解説が丁寧なため、問題演習をしている中で分からない箇所があっても、解説を読めばしっかり理解できます。
STEP2:共通テストレベルの問題にチャレンジしよう
2つ目のステップは「共通テストレベルの問題にチャレンジしよう」です。
基本的な学習を終えたら、共通テストと同じ問題演習にチャレンジし、共通テストの問題傾向に慣れるようにしましょう。
その際におすすめの問題集は「良問の風」です。
「良問の風」は物理のオーソドックス・頻出問題を中心に構成されており「共通テストで高得点を取りたい」「MARCHで物理を受験する」方に向いている問題集です。
論述問題も収録されていますが採点基準も明記されているため「加点」「減点」につながるポイントを理解でき、より高得点を獲得するための要点を押さえられます。
わからない問題があれば参考書やより易しい問題集に戻るようにしましょう。
問題集と参考書を併用したりして「なぜ解けなかったのか」「次に類似問題に出会ったときにはどう解けば良いのか」を理解できると、次はしっかり解けるようになります。
STEP3:過去問・予想問題集で本番の形式に慣れよう
3つ目のステップは「過去問・予想問題集で本番の形式に慣れよう」です。
基礎学習・共通テストの問題演習が終わったら、本番を意識して過去問・予想問題集に取り組み、本番で慌てることが無いように準備すると良いです。
時期的には12月の頭には取り組み始めるようにしましょう。共通テストの配点が高い大学を受ける場合には、もう少し早めにスタートしてもいいくらいです。
予想問題集としては例えば、次のようなものがあります。
2025年用共通テスト実戦模試(8)物理 (Z会大学入試完全対策シリーズ)
2025共通テスト総合問題集 物理 (河合塾SERIES)
2025-大学入学共通テスト実戦問題集 物理 (駿台大学入試完全対策シリーズ)
これらの予想問題集に取り組み、共通テスト本番でも高得点を獲得できるようにしましょう。
ただし予想問題集は本番に近い内容・レベルの問題を扱っているため、出来るだけ本番を意識して取り組むことがおすすめです。
具体的な使い方は以下の通りです。
- 時間を計って過去問や予想問題を1年分解いてみる
- 採点をする
- 解説を見て間違えた部分を確認する
- 採点結果と目標結果を埋める具体的な行動を決める
とくに重要なポイントは「採点結果と目標結果を埋める具体的な行動を決めること」です。
過去問・予想問題集に取り組み、自分の実力を客観視できたと思います。
その次にやるべきことは、「志望校に合格するための目標点との差をどのようにして埋めるか」です。
例えば計算ミスが多いのであれば計算ミスをなくせるように問題集に取り組む、公式・理論が分からなくて解けない箇所が多いのであれば参考書を復習しましょう。
自分のミスに応じてやるべきことを洗い出し、もう一度過去問・予想問題を繰り返し解いてみましょう。

まとめ
この記事のまとめです。
- 3ステップに合わせて自分に合う参考書と問題集を選ぼう
- 基本レベルなら「宇宙一わかりやすい高校物理」「セミナー物理」、共通テストレベルなら「良問の風」、過去問・予想問題レベルなら「2025年用共通テスト実戦模試(8)物理 (Z会大学入試完全対策シリーズ)」「2025共通テスト総合問題集 物理 (河合塾SERIES)」「2025-大学入学共通テスト実戦問題集 物理 (駿台大学入試完全対策シリーズ)」がおすすめ
ぜひ本記事を参考に自分の今のレベルを見極め、自分にあった対策をおこない、共通テストで高得点を取れるようにしましょう!
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