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【2025】医学部総合型選抜完全ガイド!後悔しないための全知識

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近年、注目を集めている「総合型選抜」。従来の学力試験だけでは測れない、個性や医師としての将来性をアピールできる入試制度です。しかし「一般選抜と何が違うの?」「どんな対策をすればいいの?」といった疑問を持つ受験生や保護者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、医学部の総合型選抜について、その仕組みから具体的な対策、最新の実施大学一覧まで、あらゆる角度から詳しく解説します。この記事を読めば、総合型選抜への理解が深まり、合格に向けた具体的な一歩を踏み出せるはずです。

医学部の総合型選抜とは?一般選抜との3つの決定的な違い

まずは、一般選抜との決定的な違いについて解説します。医学部の総合型選抜は、学力だけでなく、受験生の意欲や人間性、将来性などを多角的に評価する入試方式です。

一般選抜とは評価の視点が大きく異なります。この違いを理解することが、総合型選抜攻略への第一歩です。

違い1:評価されるのは「ポテンシャルと意欲」

一般選抜が主に学力試験の点数で合否を決めるのに対し、総合型選抜では、調査書や志望理由書などの書類審査、面接、小論文などを通じて、学力だけでは測れない能力が評価されます。

もちろん、一定水準以上の学力は必須であり、多くの大学で共通テストの受験が課されるなど、学力が重視される傾向にあります。

しかし、それ以上に「なぜ医師になりたいのか」という熱意や、これまでの活動経験が評価の対象となる点が大きな特徴です。

違い2:問われるのは「将来性」と「人間性」

総合型選抜では「将来、どのような医師になりたいか」という明確なビジョンと、その実現に向けた意欲が問われます。

志望理由書や面接では、これまでの経験を振り返り、自分の強みや個性を、将来の医師像と結びつけて具体的に語る必要があるでしょう。

また、面接やグループディスカッションなどを通じて、医師に必要なコミュニケーション能力や倫理観、協調性といった人間性も評価されます。

違い3:対策は「長期間」にわたる自己管理能力

一般選抜の対策が本格化するのは主に高校3年生からですが、総合型選抜の準備は高校1年生から始まっているといっても過言ではありません。出願条件に高い評定平均が求められることも多いため、日々の授業態度や定期テストの成績が直接評価につながります。

加えて、ボランティア活動や探究活動などの課外活動実績も重要視されるため、学業と課外活動を両立させる自己管理能力が試されます。

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なぜ今、医学部で総合型選抜が注目されるのか?

ここからは、総合型選抜が注目されている理由について詳しく解説します。近年、多くの大学で総合型選抜の導入や募集枠の拡大が進んでいます。その背景には、学力だけでは測れない資質を持つ学生を確保し、多様化する医療ニーズに応えたいという大学側の切実な思いがあるのです。

多様なバックグラウンドを持つ人材の確保

各大学は、総合型選抜入試を導入することにより、多様なバックグラウンドを持つ人材の確保に注力しています。

医療現場では、さまざまな価値観を持つ患者と向き合う必要があります。個性豊かな人材を発掘し、医療界全体に新しい視点や発想をもたらすことを目指しているのです。

地域医療への貢献意欲が高い学生の発掘

総合型選抜は、地域医療に関心のある学生の発掘にも一役買っています。地方における医師不足は深刻な社会問題です。多くの地方国公立大学では、総合型選抜に「地域枠」を設け、卒業後にその地域の医療機関で働くことを約束できる強い意志を持った学生を求めています。

これは、学力だけでなく、地域医療への深い理解と貢献意欲を持つ学生を早期に確保し、将来の地域医療を支える中核的人材として育成したいという明確な意図の表れと言えるでしょう。

医学部総合型選抜に向いている人とは?

総合型選抜は、誰にでも向いている入試方式ではありません。以下の特徴に当てはまる人にとっては、一般選抜以上に合格の可能性を高められるかもしれません。

  • 高校での成績(評定平均)に自信があるか?
  • 探究活動や課外活動に主体的に取り組んだ経験があるか?
  • 初対面の大人とも物怖じせず、自分の考えを話せるか?
  • なぜ医師になりたいのか、明確なビジョンや原体験があるか?
  • 長期的な目標に向かって、コツコツと計画的に努力できるか?

少しでも合格への確率を高めるために、総合型選抜へのチャレンジを検討してみてはいかがでしょうか。

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【2025年最新】国公立・私立別!総合型選抜を実施している医学部一覧

ここでは、2025年度入試で総合型選抜を実施している、あるいは実施が見込まれる主な大学をまとめました。ただし、入試情報は変更される可能性があるため、必ず各大学の最新の募集要項を公式サイトで確認してください。

国公立大学の医学部

国公立大学医学部における総合型選抜導入校は以下のとおりです。

  • 旭川医科大学
  • 北海道大学
  • 弘前大学
  • 東北大学
  • 富山大学
  • 筑波大学
  • 金沢大学
  • 神戸大学
  • 広島大学
  • 徳島大学
  • 愛媛大学
  • 高知大学
  • 大分大学
  • 福島県立医科大学
  • 大阪公立大学

国公立大学の総合型選抜は、地域医療への貢献を重視する「地域枠」が多いのが特徴です。また、共通テストで高い得点率が求められる傾向にあります。

私立大学の医学部

私立大学医学部における総合型選抜導入校は以下のとおりです。

  • 岩手医科大学
  • 獨協医科大学
  • 順天堂大学
  • 東邦大学
  • 東洋大学
  • 金沢医科大学
  • 藤田医科大学
  • 大阪医科薬科大学
  • 兵庫医科大学
  • 関西医科大学
  • 川崎医科大学
  • 産業医科大学

私立大学においても多様な総合型選抜が実施されています。現役生だけでなく、浪人生や社会人も出願可能な大学もあるなど、大学によって特色があるのが特徴です。

合否を分けるのは学習管理!合格をつかむための5つの鉄則

医学部の総合型選抜は、決して「楽な入試」ではありません。むしろ、長期間にわたる計画的な準備と自己管理能力が問われる、戦略的な入試といえます。ここでは、合格をつかむための5つの鉄則を紹介します。

鉄則1:【情報戦】高1からの早期戦略立案がすべて

総合型選抜の準備は、志望校の情報収集から始まります。大学の求める学生像を理解し、どのような能力や経験が評価されるのかを早期に把握してください。高校1・2年生のうちから複数の大学の募集要項を比較検討し、自分に合った大学を見つけましょう。

そして、評定平均の基準や必要な活動実績などを逆算し、高校3年間を見通した学習計画と活動計画を立てることが、合格への第一歩です。

鉄則2:【評定平均】日々の学習を制する者が合格を制す

多くの総合型選抜では、出願資格として高校の評定平均に基準を設けています。特に国公立大学では「A段階(4.3以上)」を求める大学が多く、非常に高いレベルが要求されます。

評定平均は、一朝一夕で上げられるものではありません。日々の授業に真摯に取り組み、定期テストで着実に高得点を積み重ねていく地道な努力が必要です。

鉄則3:【活動実績】「何をしたか」より「何を学んだか」を語る

ボランティア活動、課題研究、部活動、留学経験など、アピールできる活動実績は多岐にわたります。しかし、単に「〇〇をしました」という事実の羅列だけでは評価されません。

重要なのは、その活動を通して「何を考え、何を学び、どのように成長したか」を自分の言葉で深く掘り下げて語ることです。そして、その経験から得た学びを医師としての将来像にどう結びつけるのか、一貫したストーリーとして伝える必要があるでしょう。

鉄則4:【書類・面接】未来の医師としての自分をプレゼンする

志望理由書や自己推薦書は、あなたという人間を大学に知ってもらうためのプレゼンテーションです。これまでの経験で培った強みや医師への熱い想いを、具体的かつ論理的に記述しましょう。

面接では、書類の内容をさらに深掘りされます。医師としての適性や倫理観、コミュニケーション能力などが評価されるため、模擬面接などを活用し、自信を持って応答できるように準備を進める必要があります。

鉄則5:【小論文・学力】思考力と表現力でライバルに差をつける

総合型選抜といえども、学力は合否を左右する大きな要素です。多くの大学で大学入学共通テストが課されるため、一般選抜と並行して対策を進める必要があります。

また、小論文では、最新の医療ニュースや生命倫理に関するテーマが出題されることが多く、医学・医療への関心の高さや、物事を多角的に捉え論理的に文章を構成する能力が問われます。日ごろから新聞や専門書に目を通し、自分の考えをまとめる訓練を重ねましょう。

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【年間ロードマップ】医学部合格までの「やることリスト」を完全公開

医学部総合型選抜の合格を勝ち取るためには、早期からの計画的な準備を進める必要があります。ここでは、高校生活3年間をどのように過ごすべきか、具体的なロードマップを紹介します。

高校1・2年生で始めるべきこと

この時期は、総合型選抜で求められる基礎を固める期間です。以下の点を意識して対策を進めましょう。

項目内容
学習管理の徹底・評定平均「4.3以上」を目標に、毎日の授業と定期テスト対策に全力で取り組む。
・苦手科目を作らない・放置しない学習習慣を確立する。
・英語外部検定(英検など)でハイスコアを取得しておく。
情報収集と自己分析・複数の大学のオープンキャンパスやオンライン説明会に参加し、大学ごとの特色を比較する。
・「なぜ自分は医師になりたいのか」「どんな医師になりたいのか」を考え、ノートに書き出してみる。
・医療関連のニュースや書籍に触れ、自分の興味分野を探る。
活動実績の種まき・部活動、委員会活動、ボランティア活動などに主体的に参加する。
・興味のあるテーマで探究活動(課題研究)に取り組む。
・リーダーや責任者などの役割に挑戦する。
・活動の中で「何を感じ、何を学んだか」を記録する習慣をつける。

まずは、評定平均で高い水準を維持することを最優先に、日々の学習に取り組みましょう。同時に、自分の興味・関心がどこにあるのかを探るために、オープンキャンパスに参加したり、医療関連の書籍を読んだりして情報収集を始めます。

部活動や委員会活動、ボランティアなど、学業以外の活動にも積極的に参加し、人間性を磨きながら、自分がアピールできる経験を積み重ねることが大切です。

高校3年生の年間スケジュール

ここでは、総仕上げ期である「高校3年生の過ごし方」について詳しく解説します。

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スケジュール内容
春(4月~6月)・最新の募集要項を取り寄せ、出願資格や選考方法を正確に把握する。
・志望校を3〜5校に絞り込み、対策の優先順位を決める。
・一般選抜との併願戦略を具体的に決定する。
・活動実績をリストアップし、アピールできる内容を整理する。
・志望理由書の骨子(伝えたいことの要点)を作成する。
・小論文対策として、医療・生命倫理に関する基礎知識のインプットを始める。
夏(7月~8月)・志望理由書や活動報告書などの出願書類の原稿を書き上げる
・学校の先生や塾の講師など、複数の大人に書類の添削を依頼する。
・志望校のオープンキャンパスに参加し、面接で話すネタを集める。
・小論文の過去問を解き始め、時間内に書き上げる練習をする。
・模擬面接を始め、自分の考えを言葉にする練習を重ねる。
・共通テストの勉強も本格化させ、学習計画に組み込む。
秋(9月~11月)・出願期間を厳守し、ミスなく書類を提出する。
・面接対策を本格化させ、実践的な練習を繰り返す。
・小論文は、時間を計って過去問を解き、添削指導を受ける。
・大学によっては、この時期に1次・2次試験が実施されるため、体調管理を万全にする。
・一般選抜に向けた学習時間を確実に確保し、ペースを維持する。
冬(12月~2月)・合否結果を確認する。
・合格した場合は、入学までの課題などを確認する。
・万が一、不合格だった場合に備え、すぐに共通テストや一般選抜の勉強に集中できるよう気持ちを切り替える準備をしておく。
・共通テスト対策、および一般選抜の過去問演習に全力を注ぐ。

総合型選抜入試を検討している受験生は、上記のスケジュール感を参考に、日々の学習を進めてください。

【保護者向け】お子さんの挑戦を成功に導く3つのサポート

ここからは、受験生のお子さんをお持ちの保護者の方に向けて、サポートの方法を詳しく解説します。

医学部受験という厳しい挑戦において、保護者の方のサポートは、お子さんにとって何よりの力になります。特に、情報戦であり長期戦でもある総合型選抜では、保護者の冷静な視点と適切な支援が合否を左右するでしょう。

正確な情報収集

日々変化する入試情報を、お子さん本人だけですべて収集・分析するのは困難です。大学の公式サイトや予備校の説明会などを通じて最新かつ正確な情報を集め、お子さんと共有することで、戦略立案の助けになるでしょう。

一般選抜との両立も視野に入れたスケジュール管理

総合型選抜は、合格のチャンスを増やす有効な手段ですが、不合格の可能性も十分にあります。そのため、一般選抜との併願を前提とした学習計画を策定しておく必要があるでしょう。

総合型選抜の準備に時間を取られ、一般選抜の対策がおろそかにならないよう、バランスの取れたスケジュール管理を実施してください。親子で進捗状況を確認し合い、必要であれば計画を柔軟に見直す視点も大切です。

「塾選び」をサポート

総合型選抜の対策は、志望理由書の添削や面接練習など、専門的なノウハウが必要となる場面が多くあります。

一般選抜の対策とは異なるアプローチが求められるため、医学部の総合型選抜に豊富な実績と情報を持つ塾や予備校を選ぶことが、合格への近道となるでしょう。

お子さんの個性や学習スタイルに合った塾を一緒に探し、最適な学習環境を提供することも、保護者としてできる最大のサポートの一つです。

まとめ:医学部総合型選抜は、計画的な準備が何よりも大切

医学部総合型選抜は、単なる学力試験ではなく、あなたのこれまでの生き方や将来への熱意が問われる入試です。ペーパーテストだけでは測れない、あなただけの個性や強みをアピールできる大きなチャンスといえるでしょう。

しかし、そのチャンスをつかむためには、早い段階から目標を設定し、日々の学習、課外活動、情報収集といった多岐にわたる準備を計画的に進める必要があります。この記事で紹介したポイントを参考に、あなただけの合格戦略を立て、未来の医師への扉を開いてください。

「戦略を作るのが苦手」「計画を作るのは良いけど、計画通りに勉強ができる自信がない」という方は学習塾STRUXの利用も検討してください。

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毎週の面談では、学習の進捗や定着度をヒアリングし、計画を修正します。さらに勉強法や勉強時間の作り方などのアドバイスも実施し、徐々に効率の良い過ごし方、勉強法を身につけてもらっています。

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