*紹介している教材にはプロモーションを含みます
「共通テスト化学の予想問題集が欲しいけど、どれを選んだらいいの?」
「予想問題集は、どのようにして解き進めていけばいいのかな?」
予想問題集には多くの種類があるため、どれを選んでいいのかわからなくなりますよね。
2021年度の入試からセンター試験から共通テストに変わったので、共通テストの過去問は多くありません。さらに、2025年度から新課程への範囲変更もあったことで、現在の共通テストで出題される内容を押さえている問題を多く解くなら、予想問題を使う必要があります。
本記事では、おすすめ予想問題集の紹介や、予想問題集の使い方について説明します。
最初に解くべき予想問題集|「共通テスト実戦模試(9)化学」
「共通テスト実戦模試(9)化学」は、直近2年分の共通テスト本試験・追試験の過去問と、5回分オリジナル模試がついています。予想問題集のなかでとくに多くの問題が収録されているため、おすすめの予想問題集です。
共通テスト本番の問題に慣れるには、多くの問題を解く必要があり、問題数が充実している「共通テスト実戦模試(9)化学」を解いておくのが効果的です。
丁寧な解答解説集がついているため、非常に使いやすい問題集となっています。
さらに多くの問題を解きたい人向け|「大学入学共通テスト実戦問題集 化学」
「大学入学共通テスト実戦問題集 化学」は、直近2年分の共通テスト本試験の過去問と、5回分オリジナル模試がついています。
「共通テスト実戦模試(9)化学」を解き終えた後に、さらに5回分の予想問題を解くことが可能です。
共通テスト対策は、なるべく多くの問題を解いて、実際の試験に慣れておく必要があります。
「大学入学共通テスト実戦問題集 化学」で、演習を重ねましょう。
共通テストの全教科パック|「共通テスト予想問題パック」
全教科セットになっている共通テストの予想問題パックもおすすめです。
化学以外も、予想問題を使う可能性が高いため、全教科網羅できる予想問題パックを買っておいて損はありません。
共通テスト予想問題の全教科パックは、多くの出版社が出しています。どれを使っても問題ありません。
現在の範囲に合わせた問題集|「短期攻略大学入学共通テスト化学」
「短期攻略大学入学共通テスト化学」は、現在の共通テストの範囲に合わせて改作した共通テストの過去問や、オリジナルの問題がついています。
大問は全部で118問出題されており、1日3~4問解いていけば、約1か月で終わります。
共通テストまであまり時間がない人は、「短期攻略大学入学共通テスト化学」がおすすめです。
現在の新課程の教科書では出てこない熱化学分野は改変されており、用語も現在の教科書に合わせたものが使われています。
基礎から学びたい人向け|「大学入学共通テスト 化学の点数が面白いほどとれる本」
「大学入学共通テスト 化学の点数が面白いほどとれる本」は、基礎的な問題から応用力を問われる問題まで幅広く収録されています。
基礎から固めておきたい受験生におすすめです。
応用問題は、長いリード文やグラフなどの資料を使って解く問題が出題されています。
問題は、分野ごとに収録されているため、全分野の基礎から応用問題までを網羅できます。

成績をアップする予想問題集の使い方4ステップ
予想問題集では、4つのステップで勉強を進めていきましょう。
- Step.1 時間を計りながら1年分を解く(1年ごとにわかれていない問題集は、1章ごと解き進める)
- Step.2 自己採点をする
- Step.3 すべての問題を解説で確認する
- Step.4 自己採点の結果をもとに目標点まで上げるための勉強法を考える
それぞれのステップについて、詳しく説明します。
時間を計りながら1年分を解く
実際の試験時間である60分を計りながら1年分を解くことで、共通テスト本番での時間配分に慣れておきます。1年ごとにわかれていない問題集を使うときには、章ごとに解き進めてください。
マークシート形式の問題に慣れるために、解答用紙がついている問題集の場合には、解答用紙を使って解き進めましょう。
また、実際の試験では、自己採点をするため問題用紙に解答を記入しながら解きます。演習を行う際に、解答用紙を使うとしても、実際の入試に合わせて問題用紙に解答を記入してください。
時間が足りなかった場合には、時間切れになった後にも色のついたペンを使って問題を解き進めます。こうすることで、時間があれば解けたのか、実力では問題を解けなかったのかが見分けられます。
自己採点をする
自己採点をして、点数を計算してください。
時間をオーバーして解いた、色ペンで解いた問題は点数には含めないようにします。
時間内に解いたときに、目標点までどのくらい足りていないかを確認する必要があります。
すべての問題を解説で確認する
正解した問題も間違えた問題も、すべて解説を読んでください。マークシート形式だと、たまたま正解していた問題もあるため、すべての解説を読む必要があります。
解説を読んだら、間違っていた問題や理解できていなかった問題を、自分の手で何も見ずに解きなおしてください。
解説を読んだときに、きちんと頭に入っているかどうかを確認する目的です。
解きなおしても間違えた問題には印をつけて、その問題に似た別の問題をいくつか解いて練習をしてください。
しばらく時間を空けた後、印をつけた問題を解きなおしましょう。
この進め方をすると、問題集の全内容を網羅することが可能です。
自己採点の結果をもとに目標点まで上げるための勉強法を考える
自己採点の結果を踏まえると、今後どのように勉強を進めていけば合格を勝ち取れるか、検討する必要があります。
勉強法は、目標点によって異なります。
勉強法の検討が終わったら、次の1年分の予想問題を解いてください。

予想問題集を1冊終わらせた後の進め方

予想問題集を終わらせた後は、以下の2パターンでその後の進め方が変わってきます。
- 1冊すべて終わる前に目標点に到達できるようになった場合
- 最後まで目標点に到達できなかった場合
目標点を超えたのであれば、予想問題集を使った勉強の目的は達成しています。ただし、共通テストの問題に慣れるため、問題集は1冊すべて解き終えるようにしてください。
目標点に到達できなかった場合は、2周目を解くか、新しい予想問題集を購入して勉強を続けてください。目標点に到達できるよう、苦手な分野を克服しながら解き進める必要があります。
予想問題集を進めるときの注意点
予想問題集は、以下の3点を守って使ってください。
- 試験本番の当日までには終わらせる
- 制限時間を勝手に伸ばさない
- しっかり復習してから次の問題に進む
予想問題集は、試験本番の当日までに終わるように逆算して使うようにしましょう。残り3年分を1か月(30日)で解くなら、「10日に1年分を解こう」と理解しながら進めてください。
制限時間を勝手に伸ばして、目標点に到達しても意味がありません。時間が来たとき、「あと少し時間があれば解けるから…」と、本番とちがう状況にするのはやめてください。時間がオーバーした後は、色のついたペンを使って解き、点数にはふくめないようにしましょう。
点数を出して、復習をせずに次の問題に進んでいては力はつきません。予想問題集では、よく出る問題がまんべんなく集められています。復習しつつ、すべて理解しながら進めてください。
予想問題集を解いて共通テスト化学の対策
予想問題では、共通テストの範囲の問題を解くことが可能です。
多くの予想問題を解くことで、入試本番で解く練習ができます。
問題を解いたら、採点して得点に応じて対策を練ってください。
しっかりと復習をしながら進めることも大事です。
最近、センター試験から共通テストに変わったり、新課程の問題に変わったりして、出題範囲が少しずつ変化しています。
今年度の問題に慣れるためにも、予想問題を解いて対策を立てる必要があります。
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