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英語の長文読解を解けるようになることは、受験の英語において大変重要です。
「長文読解が苦手で実践テストで英語の点数が伸びない」といった悩みのある人はいませんか?
英語長文読解は、自分に合った参考書や問題集を使って勉強をし、しっかりと入試対策をしておくことが大事です。
本記事では、長文読解の勉強におすすめな参考書と問題集を紹介します。
ぜひ、自分に合ったものを見つけて、英語長文読解の勉強に生かしてください。
自分に合った英語長文読解の参考書や問題集を選ぶコツ

長文読解の参考書や問題集を選ぶポイントを、以下に5つあげました。
- 語数が多かったり少なかったりしていないか
- 難易度が適切か
- 解説が丁寧であるか
- 構文の解説がされているか
- 問題数が少なすぎないか
上の5点をもとに、学力や志望校のレベルを考慮した上で、自分に合った参考書を選んでください。
自分に合った参考書や問題集を選んで、効率のよい勉強をすることが大事です。

英語長文読解の学習におすすめな参考書・問題集5選

ここでは、英語長文読解の学習におすすめな参考書や問題集を紹介します。
学校レベルの問題は理解できている人向け参考書|イチから鍛える英語長文300
学校で習うレベルの問題なら読解できるという人は、「イチから鍛える英語長文300」がおすすめです。
英単語や英文法、構文は、ある程度勉強し終えていて、共通テストレベルの問題に取りかかりたいという人はこの参考書を使ってください。
まだ英単語・英文法・構文の勉強が終わっていない人は、先に勉強してから、この参考書に取り組むようにしましょう。
また、「イチから鍛える英語長文300」が終わったら、同じシリーズの参考書の「イチから鍛える英語長文500」「イチから鍛える英語長文700」とレベルを上げていくのをおすすめします。
以下のような人は、「イチから鍛える英語長文300」を使ってみてください。
- 模試は解けるのに共通テストの問題が難しく感じる
- 共通テストの勉強を始めようとしている
- 二次試験の勉強が難しくて自信がない
共通テストの長文読解が7割は解ける人向け問題集|ポラリス英語長文1
GMARCHレベルの大学をめざしていて、長文読解の問題にこれから取り組もうとしている人は、「ポラリス英語長文1」をおすすめします。
実践形式で、入試傾向をおさえた問題を解くことができます。解説も詳しく書かれていて、問題集をやり終えるころには、長文読解の力がかなり身についています。
「ポラリス英語長文1」を解き終わったら、同じシリーズの「ポラリス英語長文2」「ポラリス英語長文3」といったレベルが高いものに挑戦してください。
以下のような人には、「ポラリス英語長文1」をおすすめします。
- 国公立やGMARCH以上の大学を志望している
- 国公立の二次試験やGMARCHの英語の過去問が難しく感じる
- 共通テストの勉強を終えたので中堅私立大学レベルの問題を解けるようになりたい
- 問題集には詳しい解説が欲しい
GMARCHレベルの大学を目指す人向け参考書|全レベル問題集4
GMARCHなど、私立大学の上位校をめざす人には、「全レベル問題集4」をおすすめします。
入試で重要なポイントを押さえることができるように、厳選された12問の長文問題が掲載されています。
解説では、英語の基礎的な内容や英文法が、整理して掲載されているため、改めて基本事項を確認することが可能です。また、全ての英文がSVOCに分けられて記載されており、解いた問題の根拠を押さえながら進められます。
音声を2種類のスピードで聴けるリスニングCDがついているので、入試のリスニングテスト対策にも使えます。
以下のような人には、「全レベル問題集4」をおすすめします。
- 私立のなかで上位の大学を志望している
- 自信はないけど解けたという問題が多い
- 長文を解きながら英文法の基礎知識をもう一度確認しておきたい
共通テストの長文読解で8割取りたい人向け参考書|パラグラフリーディングのストラテジー(1)読み方・解き方編
志望校のレベルなどを考えると、共通テストの長文読解で8割は取っておきたい人は、「パラグラフリーディングのストラテジー(1)読み方・解き方編」がおすすめです。
共通テストで8割取るなら、この参考書で少し発展的な問題に取り組むのがおすすめです。
この参考書では、段落同士の関係性や文脈、順接・逆説・例示が詳しく載っており、長文の流れを把握して解く練習ができます。
この参考書での勉強が終わったら、同じシリーズでレベルが高い、「パラグラフリーディングのストラテジー(2)実践編私立大対策」「パラグラフリーディングのストラテジー(1)実践編国公立大対策」に挑戦してみてください。
以下のような人には、「パラグラフリーディングのストラテジー(1)読み方・解き方編」をおすすめします。
- 共通テストの長文読解で8割は取りたい
- 長文読解を勉強しているが、解くのに時間がかかる
- 英語の勉強の基礎である、単語や文法、構文はほぼ完璧である
- 問題の詳しい解き方を考えながら勉強したい
共通テストの長文は完璧にしたい人向け参考書|入門英語長文問題精講
共通テストレベルの長文読解であれば確実に解けるようになりたい人は、「入門英語長文問題精講」をおすすめします。
この参考書に掲載されている長文は、全て共通テストの実践レベルです。英単語、文法、構文という英語の基礎知識を、完全に理解した人が使うようにしてください。
1冊のなかに長文が25題分掲載されています。ほかの参考書と比べて掲載されている問題が多いため、長文対策を十分にできます。
設問の問題も掲載されているため、幅広い種類の問題を対策することが可能です。
以下のような人には、「入門英語長文問題精講」をおすすめします。
- 共通テストレベルの長文は完璧にしたい
- 多くの形式の問題を解きたい
- 英語の単語・文法・構文解釈の知識はすでに身につけている

解説と自分の考えをしっかり比較しながら勉強する
長文読解の参考書を使うときには、英単語、文法、構文という基礎知識を使って解く必要があります。
その練習をするためには、問題を解いた後に、解説と自分の考え方にはどんなちがいがあるのかを分かっておくことが大事です。
そして、入試のとき、はじめて見る長文でも解けるように、解説を使って英語の基本事項を押さえておく必要があります。
分からない英単語が出てきても、最初はなるべく辞書に頼らずに前後の意味から推測すると、長文を解く練習になります。
また、長文で出てくる英文を理解しながら解くとき、以下の2つのやり方のうちどちらがよいでしょうか。
- 英文を前からどんどん読み進めていく
- 前から読んでいて分からなくなったら戻って理解しなおす
上の2つのうち、読むスピードが早いのは圧倒的に前者です。入試では、読むスピードを重視して読み進めたほうがいいため、前から後ろにどんどん読み進められるように練習してください。
練習法としては、音読をするのがおすすめです。音読を繰り返すことで、読み返すことなく、前から後ろに向かって読む練習ができます。
自分に合った参考書を見つけ、長文問題を解けるようになろう
英語入試でも特に重要な長文の問題は、自分に合った参考書で練習してください。
参考書を使って勉強をするときには、必ず解説を読みこみ、正解するための考え方を身につけましょう。
音読は、読み取るスピードを上げるのに必須の勉強法です。さまざまな英文を音読して、入試ではじめてみる長文にも対応できるようにしてください。
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