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「解き方は合っていたのに計算ミスで問題を落としてしまった…」
「計算ミスさえなければA判定が出ていたかもしれないのに、悔しい！」
こんなお悩みはありませんか？
受験に備えて確実に減らしたいのは「計算ミス」です。なぜなら「確実に点が取れた箇所」を落としてしまっているからです。
その1点が合否を分けることも出てきますから、そんな入試本番までに計算ミスで失点をすることはできる限り、少なくしたいですよね。
そこで本記事では「計算ミスを減らす5ステップ」について解説します。この記事を読めば、いままで減らすことを諦めていた「計算ミス」をグッと削減し、数学で大幅な点数アップに繋げられるでしょう。
ぜひ最後までお読みください。
計算ミスを減らす5つのステップ
少しでも無くしたい計算ミスですが、いままで「無くすことはできない」と諦めてきた方も多いのではないでしょうか？
しかし「計算ミスを減らそう」といままで取り組んできたことのなかに、まだできていないものもあるかもしれません。
下記の「5ステップ」に取り組むことで、計算ミスを減らすことができます。
- ステップ1.演習する際は電卓を使わず、自力で計算をする
- ステップ2.どんなミスをしているか把握する
- ステップ3.計算過程を「大きく」「丁寧な」字で書く
- ステップ4.検算の時間を作る
- ステップ5.不安な問題は時間をおいて再チェックする
順番に解説していきます。
ステップ1.演習する際は電卓を使わず、自力で計算をする
1つ目のステップは「演習する際は電卓を使わず、自力で計算をすること」です。
「試験本番は自分で計算するけれど、普段は効率よく勉強したいから電卓を使っている」
そんな方は多いのではないでしょうか？
しかし入試本番で電卓を持ち込み・使用できる大学や学部は、そこまで多くありません。
また、練習から本番と同じように解いていないと、本番でいきなり出来ることはありません。
むしろ本番で普段と違うことをすると、いつも通りの自分の実力を出せなかったり、計算をするスピードが遅く、考えていたペース配分で問題を解けなかったりすることもあります。
普段から本番と同様に電卓を使わず、自力で計算することを心がけましょう。
ステップ2.どんなミスをしているか把握する
2つ目のステップは「どんなミスをしているか把握すること」です。
「計算ミス」とひとくちに言っても、下記のようなパターンが考えられます。
- 問題文と計算式の数字を間違えていた
- 字が汚く、途中から誤った数字を扱っていた
- 計算して回答用紙に書き写す際に間違っていた
自分のパターンを把握していないと「注意すべきポイント」がわからないままになってしまいます。
もし自分の計算ミスが起こるパターンを理解していない方は「どんな計算ミスが多いのか」を分析しましょう。
ステップ3.計算過程を「大きく」「丁寧な」字で書く
3つ目のステップは「計算過程を『大きく』『丁寧な』字で書くこと」です。
2つ目のステップでも「字が汚い」ことで計算ミスが起こるパターンを紹介しました。
これは誰でも起こりうるパターンです。
入試だけではなく定期テストなど、時間に追われて計算をしていると「速く解かないと」という焦る気持ちから、字を走り書きにしてしまう人が多いのではないでしょうか。
しかし字を汚く書いてしまうとあとでから見返すことができなかったり、途中で勘違いをして誤った解答を導いたりすることもあります。
計算式はもちろん、グラフや図も大きく丁寧に書き、計算ミスを防ぎましょう。
ステップ4.検算の時間を作る
4つ目のステップは「検算の時間を作ること」です。
試験本番やテストでは、誰でも緊張し焦っています。
通常の精神状態・周囲の環境とは異なる試験では「普段なら絶対にしないとんでもないミス」をすることも多くあります。
かならず最後に検算の時間を設け、冷静に問題を見直しましょう。
ステップ5.不安な問題は時間をおいて再チェックする
最後のステップは「不安な問題は時間をおいて再チェックすること」です。
先ほどステップ4で「検算をしましょう」とお伝えしましたが、解き終わった後に検算をすると、意外にもきちんと検算できていない場合があります。
なぜなら自分が最初に解いた時の記憶が残っており、思い込みで誤った計算式のまま進めていたり、焦りからあやふやに検算をしていたりすることがあるからです。
しかし試験本番では時間が限られているため、ひとつの問題にじっくり時間を割けないことも事実です。
「どうしても落としたくない配点の高い問題」
「なんとなくこの回答で良いのか不安な問題」
そういった問題に限っては、時間をおいて再度チェックすることをおすすめします。
「計算ミスかと思ったら違う原因で間違えていた！」ということもある
ここまで計算ミスを減らす具体策を5つ紹介しました。
しかし「計算ミス」と思い込んでいたミスが、実は別に原因が存在することもあります。
具体的には下記3つです。
- 問題の読み違い
- 公式の用法を誤っている
- 公式の暗記不足
これらは計算ミスではなく「普段の学習方法」に課題があるのかもしれません。
まず「自分がなぜこの問題を落としているのか」を再度確認しましょう。
まとめ
今回は計算ミスを減らす具体的な5つのステップを解説しました。
- ステップ1.演習する際は電卓を使わず、自力で計算をする
- ステップ2.どんなミスをしているか把握する
- ステップ3.計算過程を「大きく」「丁寧な」字で書く
- ステップ4.検算の時間を作る
- ステップ5.不安な問題は時間をおいて再チェックする
この記事を参考に「自分の数学のミス」を分析し、もし計算ミスの場合は5ステップを試して、得点アップに繋げてくださいね！
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