世界史の資料集はこう使う!点数が伸びる活用法とおすすめ3選 – 受験情報ブログ|高田馬場のコーチング型大学受験学習塾STRUX

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世界史の資料集はこう使う!点数が伸びる活用法とおすすめ3選

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

大学受験において、世界史の対策は非常に重要です。世界史で効率よく得点できれば、志望校合格をぐっと引き寄せられるでしょう。

そんな世界史学習を進めるうえで、大きな役割を果たすのが資料集です。学校で配布された世界史の資料集を持っているけれど活用できていない…そんな人も多いのではないでしょうか。

この記事では「なぜ資料集が必要なのか?」という根本的な疑問から「効果的な使い方を知りたい!」「どの資料集を選べば良いの?」といった具体的な悩みまで、資料集に関するさまざまな疑問を解消します。世界史対策に悩んでいる受験生は、ぜひ参考にしてください。

資料集を使う意味を理解しよう

「資料集を学校で買ったものの、まったく開いていない」という受験生も多いのではないでしょうか。ここでは、資料集を使う意義を確認しましょう。

資料集は、用語の暗記や知識の整理に役立ちます。さらに、一度覚えた知識を効率的に定着させる効果も期待できるツールです。

また、資料集は疑問が生じた際に、すぐに確認できるようにしておくことをおすすめします。高校1年生で世界史を学び始めた時から、受験本番まで、継続的に活用しましょう。以下の写真をご覧ください。

(帝国書院 最新世界史図説タペストリーp114参照)

これらは、どちらも明の建国者である朱元璋の肖像画と言われています。しかし、実際に画像で確認するとその印象は大きく異なります。

実は、朱元璋本人は右側の絵に似ていたそうですが、理想化された姿として左のような絵が描かれたといわれています。

資料集には、このような入試で出題されないようなエピソードも掲載されています。こういった情報に触れることで、教科書で単に文字を追うよりも、朱元璋という人物をより具体的に記憶できるはずです。

資料集を活用する際は、できるだけ多くの情報を関連付けて覚えるように心がけましょう。そうすることで、記憶が定着しやすくなるだけでなく、忘れてしまった場合でも、思い出すきっかけになるのです。

しかし、資料集はあくまで教科書を補完するための補助的教材です。したがって、資料集の内容を丸暗記しようとするのは本末転倒なので理解しておきましょう。

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資料集の具体的な活用方法

ここからは、資料集の具体的な活用方法を紹介します。まずは、世界史共通テストの問題例をご覧ください。

(独立行政法人大学入試センターホームページ参照 http://www.dnc.ac.jp/)

共通テストでは、このような地図問題が頻出で出題されます。しかし、資料集で場所を事前に確認しておけば、容易に解答できるはずです。

(帝国書院 最新世界史図説タペストリーp100参照)

世界史は、情報量を増やせば増やすほど理解が深まります。「資料集には細かすぎて入試に出ないような情報も載っているから不要だ」という意見もありますが、それは誤りです。入試に直接出題されないような知識に触れることで、入試で問われる知識がより深く定着するのです。

このように、資料集は世界史の知識を増やし、整理するうえで非常に役立ちます。知識がまだ不足していると感じる場合は、積極的に資料集を開き、知識を増やしていくようにしましょう。

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資料集の活用シチュエーション

ここでは、世界史の資料集を具体的にどのように活用すれば良いのか、具体的なシチュエーションを紹介します。世界史の資料集はさまざまな場面で活用できるので、みていきましょう。

シチュエーション1:学校や塾の授業中

初めて学ぶ内容に触れる際、資料集を活用すると記憶に残りやすくなります。例えば、歴史上の人物が登場したら、その肖像画を見て「思いのほかイケメンだ」「面白い顔をしている」など、些細な情報でもよいのでインプットしてください。

授業中は、この程度で十分なので、資料集の利用が授業の妨げにならない程度に留めましょう。

シチュエーション2:授業の復習時

授業の復習は、できるだけその日のうちに行いましょう。その際、授業では詳しく触れられなかった部分にも目を通します。

特に、肖像画や事件を描いた絵画、美術作品など、視覚的に解説されているものや、授業で出てきた都市の位置などを確認すると効果的です。

この段階では、絵や写真、地図などの全てを「暗記」する必要はありません。一旦「見たことのある状態を作る」くらいの感覚でチェックすれば十分です。事件を描いた絵であれば当時の様子を想像したり、地図であれば周辺の都市との位置関係を確認したりするなど、資料集を通して関連知識をインプットしていきましょう。

シチュエーション3:問題演習後

資料集を活用するもう一つのタイミングは、問題演習後です。学校のテスト後や過去問を実施した後など、問題に触れた後に資料集を確認しましょう。

世界史の資料集には、人物や国同士の関係性などが関係図や相関図として掲載されているので、視覚的に確認しやすいです。特に、国同士の関係性は、さまざまな試験で問われやすいので、文字だけでなく図で覚えるようにしましょう。

(帝国書院 最新世界史図説タペストリーp234参照)

第一次世界大戦前におけるヨーロッパ各国の関係図は、その代表例です。複雑で覚えにくい内容は、図解で視覚的に覚えるようにしましょう。

シチュエーション4:疑問点を調査するとき

日々の学習で分からない単語や暗記しにくい問題が出てきた際は、教科書だけでなく、資料集も活用してみましょう。資料集で関連情報を集め、印象を深めることで、記憶に定着しやすくなります。

ただし、注意点として、資料集をメイン教材にして勉強を進めるのはNGです。資料集はあくまで教科書の補助教材に過ぎません。しっかりと教科書の内容を理解するために、資料集を最大限に活用しましょう。

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世界史の理解を深める!おすすめ資料集3選

ここからは、世界史学習を進める際におすすめの資料集を3つ厳選して紹介します。ただし、世界史の資料集を新たに資料集を購入する必要はなく、学校で配布されたもので十分対策が可能です。

また、2冊目以降の資料集を購入する必要もありません。1冊の資料集に十分な情報が収録されているので、その1冊を最後まで使い倒しましょう。

もし、学校で資料集を購入していなかったり、紛失してしまったりした場合は、以下のなかから自分に合ったものを選んでみてください。

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【山川出版社】詳説世界史図覧

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いずれも、主要な書店やオンラインストアで購入できるので、気になる人はチェックしてみましょう。

世界史資料集選びのポイント

ここからは、資料集を選ぶ際のポイントを紹介します。世界史の資料集を選ぶ際のポイントはシンプルで、直感で「使いやすそう」と感じるものを選べばOKです。

前述したとおり、世界史の資料集の内容や情報量は、どの資料集を選んでも大差ありません。レイアウトやデザイン、文字の大きさなど、自分にとって見やすく、使いやすいと感じる資料集を選びましょう。

なにより重要なのは「選んだ資料集を最後まで使い込むこと」です。なので、自分が長く愛用できそうと感じた資料集を選んでください。

さいごに

この記事では、世界史の学習に役立つ資料集の選び方から、効果的な使い方までを解説しました。資料集は、知識の定着を助け、教科書の内容をより深く理解するための強力なツールです。

自分に合った資料集を選び、授業中や復習時、問題演習後など、さまざまな場面で活用することで、世界史の知識がより確かなものとなるでしょう。

記事内ではおすすめの資料集も3つ紹介しているので、ぜひ参考にして、世界史学習をさらに充実させてください。資料集を使いこなして、世界史を得意科目にしましょう。

*記事に掲載中の学習塾STRUXプランは執筆時点でのものであり、一部変更となっている可能性がございます。詳しくは料金ページをご覧ください。

 

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