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中高一貫校では、定期テスト対策が重要です。
なぜなら、内部進学や推薦を利用しての大学進学の選択肢が、公立校など一貫校以外の学校に比べて多いため。
内部進学や推薦は学校の成績によって大きく左右されるので、定期テストの成績は進路に大きく影響します。
また、定期テストを念頭に計画的に勉強することで、中高一貫校生にありがちな中だるみを防げるという点でも重要です。
しかし、「定期テストでなかなか成績が伸びない」「自分できちんと対策ができるか不安」という方もいらっしゃるでしょう。
今回は、そのような不安を持っている方のために、中高一貫校の定期テストの勉強方法や、定期テスト対策で塾に通うべき人、塾の選び方について解説します。
中高一貫校生が定期テストで高得点を狙うための勉強法
中高一貫校はカリキュラムや授業の進み方が一般的な学校とは異なります。
中高一貫校生が、定期テストで高得点を狙うためには次のポイントを押さえておきましょう。
定期テスト前に焦らないために復習はこまめにやる
中高一貫校は授業進度が速く、「勉強範囲に入ったはいいが授業についていけない」ことがしばしば起こります。
スピードの速い授業に遅れないためには、日々の勉強習慣をしっかり身につける必要があります。
もし平日2・3時間程度の勉強時間を確保できる方なら、授業を受けた当日中に勉強内容を復習し、内容を完璧にしましょう。
部活などが忙しくてそんなに時間がとれないという方は、週末にまとめて時間をつくり、その週の授業内容を復習するのがおすすめです。
授業進度が速いと定期テストの範囲も広くなりがちなため、勉強を放置しておくとテスト前になって「テスト範囲が全然理解できていない」ということもあり得ます。
しかし、日々こまめに復習をしていれば、テスト前に焦って勉強したり、時間が足りなくなることもありません。
難易度の高い問題や特殊な問題まで全てできなくてもOK
中高一貫校は、扱う問題の難易度が高い傾向があります。
一般的な公立校では扱わないような難易度の高い特殊な問題を先生が解かせたり、学校全体の傾向として難易度の高い問題を扱うといったこともあります。
しかし、そんな難易度の高い問題も定期テストで出題されるかというと、必ずしもそうではありません。
そのため、学校でどれくらいの難しさの問題までが定期テストで出題されるのかを、事前に把握しておくことが重要です。
日々の勉強は、そんな難易度の高い問題以外をしっかり固めておけばOK。
授業スピードが速い分、効率的に復習をしなければ間に合わないので、難易度の高い問題に無理をしてまで時間を割く必要はありません。

【中高一貫校生向け】主要5教科の定期テスト勉強法
ここからは具体的に、教科ごとの特徴に沿った定期テスト勉強法について解説していきます。
詳しい勉強の進め方を見てみましょう。
数学:演習に多くの時間を割こう
数学で重要なのは演習です。
「数式を覚えるだけで対応できる」という暗記系の問題はごくわずか。
数学では、覚えた数式を使って問題を解く力が求められますから、演習を中心に勉強しましょう。演習を重ねるほどに、問題への理解が深まります。
学校で配られたテキストや問題集は、必ず何周も解きましょう。
数字や条件が変わってもその問題が解けるようになるには、テキストを3周は解きたいところ。
定期テストまでに3周解くと考えると、毎日コツコツと計画的に進めることが重要ですね。
さらに高得点を取る人は、学校のテキスト+市販の参考書を使っていることもあるくらいです。
まずは学校のテキストを完璧にすることが大切ですが、日々の勉強に余裕がある方は、プラスもう1冊も取り入れてみてください。
国語:漢字・語句の暗記と教科書を正確に理解する
国語はまず暗記で対応できるところを落とさないようにしましょう。
古文・漢文、そして漢字の読み書きやその意味など知っていれば対応できる問題は、しっかり暗記してテストに備えてください。
暗記問題は、覚えてしまえば得点できる分野ですが、それは周囲の生徒も同じです。暗記問題を落とすと周囲と差がついてしまうので気をつけましょう。
また、テストで出題されるのは授業で扱った内容ですので、教科書や授業の板書を読み込むことが重要です。
特に「接続詞」や「指示語」は、テストで問題になりやすいので押さえておくと良いでしょう。
授業内で先生がこれらの解説をするのをよく聞いて理解しておけば、得点につながります。
英語:英単語、英文法暗記できるところで確実に点数を取る
英語も、英単語や熟語など暗記で対応できるところがありますので、これらは確実に固めておきましょう。
定期テストにおいては、試験に出題される教科書範囲の文章や例文を覚えておくだけで解ける問題も多いので、しっかり暗記しておきます。
授業の板書内容を復習したら、テスト1週間前はひたすら教科書の暗唱をするのがおすすめです。
何も見なくても出題範囲の英文をスラスラといえるようになれば、テストで対応できる問題が増えますよ。
社会:出来事のつながりを意識して短期集中で暗記しよう
社会は暗記科目ですが、例えば「◯◯年に△△が起きた」のように出来事を単発で覚えるのではなく、出来事の前後のつながりを意識して覚えましょう。
社会は、時代の流れや人物・出来事の関わりが中心です。出来事のつながりを意識して覚える方が、知識も定着しやすく効率的に覚えられます。
出来事のつながりや流れを追う作業は、できるだけ短期的にまとめて暗記するのが効果的。
日を置いてだらだらと勉強するよりは、短期集中でつながりを確認していくのが良いです。
全体の流れを理解したら、その流れに細かい知識を肉付けしていくと、効率的に勉強が進められますよ。
理科:暗記&演習で記憶を定着させる!
理科は暗記も演習もバランスよく進めるようにしましょう。
重要語句は覚えているだけで対応できる問題がありますので、取りこぼさないようしっかりと頭に入れておきます。
理科では単元によって、計算問題など公式を活用して解く問題も出題されます。
これらは数学と同じで、演習を重ねるほどに問題への理解が深まりますから、学校で配られたテキストなどを何度も解いてください。
定期テスト対策で塾に通うべき人と、塾選びのポイント
定期テスト対策のために塾に通うという選択肢もあります。
では、どんな人が定期テスト対策のために塾に通うと良いのでしょうか?
中高一貫校という特徴を踏まえた塾選びのポイントも合わせて解説します。
学校の普段の授業にそもそもついていけてない
普段の授業についていけていない場合、塾で定期テスト対策をするべきです。
今授業についていけていないままでいると、これからどんどん授業に遅れてしまいます。
周囲と差がつきすぎるとモチベーションも下がりますし、テストの点数にも悪影響なため、早めに塾で自分の勉強を見直しましょう。
自分がつまずいている原因は、自分自身ではなかなか見つけにくいものです。
また「授業を聞いたときはわかったのに、問題を解くと正解できない」という場合、「何となくわかったつもり」になっていることもあります。
これらの場合は、塾でつまずきの原因を取り除きます。塾を選ぶ際には次の点に注意してみてください。
- 1科目から受講できるか
- 講師が生徒のペースに合わせて授業を行ってくれるか
- 授業外でも勉強の相談ができる環境が整っているか
おすすめなのは、生徒の苦手や学校のカリキュラム、生徒の学力に合わせて授業をしてくれる個別指導塾です。
「つまずきの原因」を見つけ、日頃の勉強方法から指導してくれる塾が理想です。
定期テストの難易度が全体的に高く、自分で対策しづらい学校にいる
定期テストの難易度が全体的に高く、自分の力だけではテスト対策をしにくい場合も、塾でのテスト対策がおすすめです。
中高一貫校では難易度の高い問題を扱うことがあり、自分の力だけで対応するのが難しいこともあります。
自分の力で教科書や参考書を読んで基礎の理解を深めることもできますが、自分一人での勉強は時間がかかるため、どんどん進む授業についていけずテストの点数も毎回落ちるという悪循環に陥ります。
こうしたことを防ぎ、難易度の高い授業内容に対応して定期テストで得点できるようになるには、塾の力を借りて塾で解説を聞く方が効率的です。
この場合、塾を選ぶ際には次の点に注意してみてください。
- 学校の授業内容に合わせてカリキュラムを組んでくれるか
- 通っている中高一貫校について指導する講師が詳しいかor指導経験があるか
学校のカリキュラムや具体的なテストレベルについては、実際にその中高一貫校生への指導経験がないと正しく把握できません。
そのため、塾の指導実績を確認することが必須です。
中高一貫校独自のカリキュラムに沿って、現状の学力に合わせた指導を受けることを考えると個別指導塾がおすすめです。

定期テストを機に、毎日の勉強習慣もきちんとつけておきたい
定期テスト対策をきっかけに日々の勉強を見直し、勉強習慣をつけたいという場合も塾のサポートがおすすめです。
日程と出題範囲の決まっている定期テストは、勉強時間や勉強内容を考え、計画に沿って勉強を進めていく必要があります。
この勉強の自己管理が苦手だと、思うようにテストで点数がとれないケースが多いです。
テスト以外でも、勉強管理が苦手なことで日々の学習もうまくいかず、授業に遅れてしまうこともあります。
それならば塾講師に勉強計画を立ててもらい、定期的に自分の勉強を振り返って勉強習慣をつけていきましょう。
この場合、塾を選ぶ際には次の点に注意してみてください。
- 定期テスト対策も含めた毎日の勉強計画を立ててくれるか
- 塾に自習室や自習サポートのサービスがあるか
- 生徒の学習ペースを尊重しながら授業を進めてくれるか
生徒に合わせた勉強内容を考えてくれ、学校や自宅での勉強も含めた勉強習慣の確立をサポートをしてくれる、管理学習型の塾がおすすめです。
学習塾STRUXは中高一貫校の定期テスト対策を実施
内部進学や推薦での進学が多い中高一貫校では、定期テスト対策が大切です。
しかし授業スピードが速かったり、内容が難しかったりして、自分だけの力では定期テスト対策がうまくできないこともあります。
中高一貫校の定期テスト対策に困っている方ににおすすめなのが、学習塾STRUXです。
STRUXは学習管理メインの個別指導塾であり、中高一貫校に多い「授業スピードが速くてついていけない」「テストの難易度が高くてひとりでは対応できない」といったお悩みにぴったりの勉強計画を提案できます。
もちろん「計画を作成して終わり」ではなく、生徒それぞれの現状や目標に合わせた勉強計画をもとに学習管理を行っているので、定期テストを機に勉強習慣を身につけたいと思っている方にもぴったりです。
計画に沿って勉強していけば、定期テスト前に焦って追い込みをすることもなくなりますよ。
興味がある方はSTRUXの無料体験がおすすめです。
実際の勉強計画を立てられますので、今の自分の勉強を見直し、「何が必要でいつまでに何をするべきか」が具体的に見えるようになりますよ。
*記事に掲載中の学習塾STRUXプランは執筆時点でのものであり、一部変更となっている可能性がございます。詳しくは料金ページをご覧ください。