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中高一貫校に通い始めてから「成績が思うように上がらない」と悩みを抱える生徒は多いです。
学校の勉強に少しでも不安を感じたら、すぐに対策するのがベスト。まず、なぜ成績が上がらないかを考えてみましょう。
この記事で学校の成績が振るわない原因を探り、具体的な対策方法を解説していきます。
成績が上がらない原因を考えよう!
「成績が上がらないからもっと勉強しなくちゃ!」と思う前に、まずは成績が上がらない原因を正確に把握しましょう。
- そもそも勉強していない
- 勉強しているけど授業に追いつけない
- 勉強に対するモチベーションが上がらない
など原因は人によってさまざまです。原因を正しく把握しないと、成績を上げるために行うべき対策を正しく実行できません。
勉強をしていなければ成績が上がらないのは当然ですが、「勉強してるのに成績が上がらない」となると勉強自体が嫌になってきてしまいますよね。
とくに中高一貫校は、一般的な学校と比較して授業ペースが早いため「今まで通り勉強に力を入れているのに成績が上がらない」ことが多々あります。
その中高一貫校特有の理由を詳しく見ていきましょう。
中学受験を終えて勉強時間が減ってしまった
中高一貫校に入って、中学受験を意識していたときのように勉強しなくなり成績が上がらないケースがあります。
とくに中高一貫校は高校受験が必要ないため、多くの中学生が勉強に取り組む中3の時期に集中的に勉強に取り組む期間がありません。
学校の勉強をしていれば高校に進学できるため勉強に力を入れる必要性を感じにくく、その油断から中だるみして成績が上がらないのです。
よほどのことがない限り、中高一貫校では「高校に内部進学できない」ということはないため、在籍中は大丈夫です。
しかし、中だるみが中学生だけでなく高校生になっても続くと、勉強の基礎をあいまいにしたまま放置してしまい、勉強習慣のないまま大学受験に臨むことになります。
このように、大学受験の時期に苦労するため「今はそんなに勉強しなくても平気」と考えるのは危険です。中だるみの状態は早めに解消しなければいけません。
授業のペースについていけない
中高一貫校は授業進度が速いことが多く、その授業スピードについていけないことで、成績が上がらないことがあります。
とくに理解に時間がかかるタイプの人は、努力した分が成績に反映されにくいです。
そうなると「こんなに頑張っているのに成績が上がらない…」とだんだん勉強に対するモチベーションも下がっていきます。
そのまま勉強自体が嫌になってしまう前に、早めに解消する必要があります。
目標を見失ってしまいモチベーションが湧かない
中学受験で一貫校に合格したことで大きな目標を達成して、燃え尽きてしまうことがあります。
必死に勉強してきた反動で、合格後に力が抜けてしまって入学後にモチベーションが湧かず、勉強に身が入らなくなると成績はなかなか上がりません。
中高一貫校は高校受験がないので、当面の目標が見つけられずダラダラと勉強している状態になっている可能性もあります。
目標を見失った状態でいるなら、「定期テストで◯◯点アップする」「次の模試で前回よりも良い判定を取る」など、細やかな目標を立ててみると勉強するモチベーションを取り戻せるかもしれません。
中高一貫校生が成績を上げるための具体的な方法!
中高一貫校生は、高校受験がないことによる油断や授業スピードについていけないことが原因で成績が上がらないことがあります。
ここからはこうした原因を踏まえて、具体的にどうすれば成績が上がるのかを考えていきます。
実際に成績を上げるためには、次の5つのコツを意識して取り組んでみましょう。
- 勉強習慣を身につける工夫を実施する
- 毎日の予習復習を欠かさない
- 定期テストでは各科目の勉強ポイントを押さえる
- 新たな目標を掲げる
- 必要なら塾も活用する
勉強習慣を身につける工夫を実施する
成績を上げるための基本中の基本は「勉強時間を確保すること」です。
今、十分な勉強時間をとれていなければ勉強時間を増やしましょう。
勉強は毎日積み重ねることが重要ですから、毎日勉強できていない人は勉強習慣をつけることから取り組みます。
勉強習慣がつけばメリットしかありません。
毎日の予習復習ができるのはもちろんのこと、定期テスト・模試・受験でも役立ちます。
自分で自分の勉強を管理していける人は良いですが、「自分だけではどうしても怠けてしまう」という人もいるでしょう。
その場合は、次に紹介する方法もおすすめです。
- 親に日々の勉強内容を宣言する
- 自習室を活用する
- 塾に通う
- 家庭教師をつける
自分に合う方法を見つけ、勉強習慣を身につけて勉強時間を増やしましょう。
毎日の予習復習を欠かさない
中高一貫校の授業ペースが速くてついていけないなら、毎日の予習復習をこまめにすることで対処できます。
中高一貫校は授業スピードが早いだけでなく、内容も難しいことが多いです。
その授業内容を何となくの理解のままで進んでいくと、じわじわと授業についていけなくなり、気づいたときには自分の力では遅れを取り戻せなくなっていることがあります。
とくに、大学受験を意識する時期になってから「基礎的な知識が身に付いておらず遅れている!」という状態では、膨大な量の勉強を振り返らなければならず非常に苦労します。
とはいえ、「予習復習が大事ということは分かっているよ!」と思うかもしれません。
予習復習を行う上で大切なポイントが、「勉強習慣を身につける工夫を実施する」で書いた部分です。
勉強習慣を身につけるための工夫を実施することで、自然と毎日の予習復習もできるようになります。
さらに、以下のように具体的に実行できる勉強ルールを決めることも効果的です。
- 帰宅後にテキストを毎日〇ページ進める
- 朝、教科書を読んでから家を出る
最初は少ない量でもかまいません。習慣化して慣れていけば十分な量の勉強をこなせるようになっていきます。
大きく遅れて定期テスト前に慌てないよう、コツコツと勉強を積み重ねましょう。
定期テストでは各科目の勉強ポイントを押さえる
定期テスト対策として、科目ごとに押さえるべき勉強方法があります。ポイントを押さえた対策で効率的に勉強を進めましょう。
各科目の勉強ポイントを具体的に見てみます。
国語
古文・漢文・漢字の読み書きなど、国語は暗記で対応できるものがあり、得点しやすいです。
暗記系の基礎知識は、毎日の復習でこまめに覚えておきましょう。
毎日の復習で暗記項目をしっかり押さえ定期テスト前にすでに覚えた状態でいれば、暗記時間の分を他の勉強にまわせます。
基礎知識がすでに入っていると、応用問題に取り組む時間も取れるので、よりテストで高得点を狙えます。
数学
毎日の復習で公式はしっかり頭に入れておきます。しかし、数学は公式を覚えただけでは問題を解けません。
覚えた公式を、演習を繰り返し解いて何度も使うのが重要です。
学校のワークを使って基礎を完璧にします。ワークは3周解くと、定期テストで数字や条件が変わって出題されても対応できるようになるので、日頃からコツコツ進めましょう。
より高得点を目指すには「ワーク3周+市販の参考書1冊」をこなしたいところですが、勉強に慣れるまでは無理をせず学校のワークを完璧にしてください。
英語
暗記しておくべき英単語と英文法は、毎日の復習で頭に入れておきます。国語と同じで覚えておけば得点できる問題は落とさないようにしましょう。
繰り返すことで知識が定着していくのでコツコツ勉強していきましょう。しっかり定着すると、定期テストだけでなく英検や大学受験のための基礎にもなります。
定期テストは教科書や授業内容からしか出題されないので、教科書の例文と訳を丸ごと覚えてしまうのもおすすめ。
定期テストレベルであれば、それだけで対応できる問題もあります。
理科
覚えるべきところはコツコツ覚え、定着させていきます。
暗記と同時に計算問題が出題される分野もあり、数学同様公式を覚え演習を繰り返します。学校のワークを何度も解き、公式を使いこなせるようにしましょう。
社会
暗記が基本ですが、単語や出来事を単発で覚えるのはNGです。
大まかな流れを理解した上で、そこに出来事や人物の名前などを付け加える形で覚えていきましょう。
出来事の前後のつながりを意識して覚えると定着しやすい上、出題の形が変わっても対応しやすくなります。
新たな目標を掲げる
中学受験という目標を達成し、燃え尽きて勉強へのモチベーションがなくなっている場合、新しい目標が解決方法になることも。
だらだらと勉強をこなすより、目標に向かって主体的に勉強する方が勉強の質はよくなります。
目標に向かって勉強していくことで、学校の成績にも好影響を及ぼしますよ。
新たな目標は、以下で紹介するような、学校のテスト・模試・資格試験・大学受験などでもOKです。
定期テストや模試の順位目標を設定する
- 学校の定期テストで〇位以内に入る
- 全国模試で〇位以上を目指す
上記のように、学校の定期テストや全国模試の順位目標を決めると、勉強にハリが出ます。
順位目標が毎回同じではレベルアップしていけないので、少しずつ上がるように設定するのがおすすめ。
テストや模試の順位を目標とする以外に「英検〇級合格」でもOKです。
いずれにしても、テストや模試、資格試験などの目標に向けて勉強するので、勉強計画を立てて毎日勉強していく癖をつけることもできますよ。
大学受験を見据える
中高一貫校は高校受験が無いので、勉強へのモチベーションが維持しにくいです。
それならば大学受験を最終目標に掲げて、早い段階から受験のための勉強を開始し、モチベーションを上げるのも良いです。
このとき、何となく勉強をしていくよりも、具体的な志望校を決めるのがおすすめ。
受験勉強を実感するために、実際に大学について調べたり行ったりするのも良いですよ。
必要なら塾も活用する
- こまめに勉強する習慣を自分でつけられない
- 自宅で勉強に集中できない
- そもそも学校の授業についていけない
など独学で勉強を進めるのが難しいなら、塾を活用する選択肢もあります。
塾を選ぶときには、自分にぴったりの塾を選ぶのが重要。
- 中高一貫校のカリキュラムを考慮してくれるか?
- 自分の今の学力に合っているか?
- 勉強習慣をつけるために授業外のサポートもしてくれるか?
など、何のために塾に通い、どんなサポートが必要で、塾でどんな目標を達成したいのかをしっかりと考えた上で選んでください。
学習塾STRUXなら個別指導で成績を上げるためのあらゆる方法をサポート!
中高一貫校で成績が上がらないとき、考えられる原因は「中だるみ」「授業ペースの速さについていけない」「燃え尽きてモチベーションが上がらない」などがあります。
これらに対処するには、勉強習慣をつけたり、新たな目標を設定したりといった方法がとれますが、これらを自分だけの力で取り組むのは難しい場合もあります。
学習塾STRUXは完全個別指導の塾で、生徒に合わせた授業はもちろんのこと、日々の勉強計画を作成して学習管理も行っています。
生徒の状況に合わせて計画を組むので、独自のカリキュラムで授業が進む中高一貫校でも問題ありません。
生徒に合わせた計画を作るので、成績が上がらない原因が何であっても対応可能。
- 毎日の予習復習をするために計画を正しく立てたい
- 大学受験まで見据えてコツコツと勉強を続けていきたい
- 中だるみして成績がふるわないので計画を作って勉強を管理してほしい
など生徒の成績を上げるために最適な計画を提案できます。
定期的に面談も行っているので、毎日の勉強で出てきた不安や悩みも相談しやすいですよ。
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