この春から予備校に通おうと思っている人の中には、「どういう基準で選べばいいのか?」と迷っている人もいるでしょう。
この記事では、春から予備校に通うときの選び方から注意点まで紹介します。
いつから予備校に通うべきか迷っている人もぜひ参考にしてみてください。
予備校に「春から」通うべき理由とは?
結論としては、予備校は「春から」通うべきです。
「まだ部活で忙しいから、部活引退してからでいいや」と考えている人もいると思います。
しかし、受験勉強はやるべきことが膨大であるため、高3春よりも遅い時期に勉強を始めると試験本番に間に合わなくなってしまう恐れがあります。
こうしたことも含めて、予備校に「春から」通うべき具体的な理由をまとめました。
高3春が受験勉強をスタートするラストチャンスだから
遅くとも高3春には受験勉強を始めるべきです。
受験勉強では、自分の志望校に合わせてやるべきことがたくさんあります。
大学ごとで試験の傾向や問題量は違いますし、同じ大学内でも学部学科ごとで全く異なる対策をしなければいけないことも珍しくありません。
こうした志望校ごとの対策が必要であることを考えると、勉強の開始が高3春よりも遅い場合、受験本番に間に合わなくなります。
春以降に受験勉強を始めても、周りの受験生はすでに勉強を進めているので遅れをとってしまうのです。
しかし、高3春から受験勉強を始めれば、「夏までに基礎を終わらせて秋からは演習に取り組む」という王道の流れで勉強できます。
計画的に勉強を進めるためにも、高3春から受験勉強を始めましょう。
3〜4月の通塾スタートを想定したカリキュラムが多いから
一般的には、3〜4月という節目を基準として授業スケジュールを立てる予備校が多いです。
その時期に合わせて入れば、予備校のスケジュールに沿ってしっかり勉強できます。
高3春よりあとから予備校に通い始めると、授業スケジュールの途中から参加することになります。
特に集団授業の予備校だと、生徒一人一人の状況に合わせて指導をしてくれるわけではないので、授業についていけないかもしれません。
集団授業の予備校は、決められたカリキュラムに沿って授業が進むことが多いため、3〜4月の節目から通い始めましょう。
予備校のキャンペーンが多いから
高3春から受験勉強を始める人が増えることに合わせて、キャンペーンを打ち出す予備校も多いです。
例えば、入会金や講座無料、特待生制度などのキャンペーンがあります。
期間限定でキャンペーンを実施していることがほとんどなので、高3春の時期はお得に予備校に通い始められるチャンスです。
春期講習のタイミングでお得なキャンペーンを始めることが多いので、春期講習が始まる前に通う予備校を検討し始めましょう。
春の予備校選びのポイントを押さえよう
ここまでで、春から予備校に通うべき理由をいくつか紹介しました。
しかし、「春から通うべきなのはわかったけど、どういう基準で予備校を選ぶべきなの?」と迷っている人もいるでしょう。
次は春の予備校選びにおけるポイントをまとめました。
予備校に通う目的をはっきりさせる
まずは、予備校に通う目的をはっきりさせましょう。
例えば以下のような目的が考えられます。
- 志望校が確定しているので、特化して対策がしたい
- 基本をしっかり勉強したい
- 授業の補習をしてほしい
高3春からだと受験対策で通う人が多いですが、具体的に「どんな指導で受験対策をしてほしいのか?」によって選ぶ予備校も変わります。
例えば、授業を通じて実践力を身につけたい生徒であれば、「難関大志望コース」のようにレベル別で授業が分かれている予備校が良いでしょう。
一方で、「苦手分野からみっちり対策してもらいたい」という生徒であれば、個人のペースに合わせて勉強しやすい個別指導が良いかもしれません。
このように、予備校に通う目的だけでなく、指導法もきちんと把握した上で選びましょう。
「現状の学力」もカバーできる予備校を選ぶ
現状の学力を気にしないで予備校を選ぶと、勉強についていけない恐れがあります。
例えば、基礎が固まっていない状態で応用的な受験対策に特化した予備校に入ってしまうと、授業についていけないかもしれません。
あるいは、自分に合うレベルの講座が無いこともあるでしょう。
せっかく予備校に入ったのに、現状の学力を考慮できず授業についていけないのはもったいないですよね?
どのような目的で入るにしても、「現状の学力で授業についていけるようサポートしてくれるか?」をチェックしましょう。
判断軸としては、
- 自分の志望校レベルまで対策できるところか?
- 今の自分の学力レベルから丁寧に対応してもらえるか?
などを確認してください。
春期講習を活用して予備校の雰囲気を体験する
高3春は時期的に春期講習を実施している予備校も多く、短期集中で授業を体験できます。
費用を抑えつつ予備校の雰囲気を体験できるので、予備校選びの参考にしやすいです。
どの予備校がいいか迷っている人は、まずは春期講習を通して授業の雰囲気を体験しましょう。
無料の体験授業を活用する
予備校選びには、無料体験や相談会も活用しましょう。
無料体験を受ければ、授業の雰囲気や講師の指導法など、実際に体験しないとわからない情報が得られます。
そのため、体験授業を通して「塾の指導方法が自分に合ってるか?」ということを判断しやすいです。
ただし、塾側としても生徒数を増やすために体験講座などをしているため、「体験授業の時だけ人気講師の授業を受けれる」ということもありえます。
そのため、検討する際は以下の点に注意しましょう。
- 入塾後はどういう先生が教えてくれるのか?
- 普段の授業の様子とどのくらい違うのか?
STRUXも春から新学年の生徒を募集中!受験から逆算したオーダーメイドのカリキュラムで勉強できる
学習塾STRUXでも、春から新学年の生徒を募集しており、実際の授業を体験できる「無料体験」を実施しています。
無料体験では、生徒の志望校をもとに試験本番から逆算したオーダーメイドの勉強計画を作成します。
面談で受験生の現状を確認して、志望校と自分の学力の差を明らかにしたレーダーチャートを作成。
それをもとに、志望校合格に必要な総勉強時間と参考書をまとめた「週間・年間計画」を立てます。
この計画によって、志望校合格までに「何を・いつまでに・どれくらい」勉強すればいいのかが明確になるのです。
無料体験を受けるだけでも、合格までにやるべき参考書や具体的な勉強法が明確になるため、今後の勉強に役立つこと間違いなしです!
これから受験勉強を始めようとしたり、予備校を検討している方はぜひ無料体験を受けてみてください。
*記事に掲載中の学習塾STRUXプランは執筆時点でのものであり、一部変更となっている可能性がございます。詳しくは料金ページをご覧ください。