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- 「模試を受けただけで疲れてしまい、復習まで手が回らない…」
- 「解説を読んでも頭に入らない。何を書き込めばいいか分からない…」
- 「復習ノートを作っているけど、日が暮れてしまう。これでいいのかな…」
受験生の多くが、このような悩みを抱えています。
この記事では、時間をかけずに最大限の効果を出す「教科別の具体的な復習法」と、だらだら復習を防ぐ「時間設定のルール」を、学習管理のプロ(STRUX)が徹底解説します。
なぜ「模試の復習」をしないと成績が上がらないのか?

模試は「1周目を解き終えた最高の問題集」である理由
受験生の多くが「特に浪人生や高3の秋以降、模試の本数が増えてくると、復習に充てられる時間はどんどん限られていく」と感じています。
その中で、「模試を受けただけで復習しない」ことは、最高の問題集を1周しかせずに終わらせていることと同じです。 つまり、最も成長できるチャンスを逃している状態なのです。
参考書を使った学習でも、成績が大きく伸びるのは「2周目以降」。難しい問題に挑戦するより、すでに解いた問題を完璧にする方が、確実に実力につながります。模試も、その意味では「最高の問題集の2周目」。綺麗な復習ノートを作って満足している間に、本来得られるはずの実力が逃げていくのです。
多くの受験生は、模試と参考書を別のものだと考えています。
「模試は本番の形式練習、参考書は知識習得の場」
確かに、その側面もあります。しかし、もう一つの重要な側面を見落としています。それは「模試は本番同様の高い集中力で解いた問題である」という点です。
参考書の問題を解く時、受験生の集中力は「程々」かもしれません。スマートフォンを見たり、他の人に話しかけられたり、集中が途切れることもあるでしょう。
一方、模試は異なります。会場に行き、時間制限があり、同じ環境にいる受験生たちと競い合う。この状況下で解いた問題は、通常の勉強より遥かに高い集中力で処理されています。
つまり、模試で解いた問題の定着率は、参考書より高い状態にある。 これは神経科学的にも実証されている「テスト効果」と「テンション効果」による現象です。
この状態で復習をすれば、すでに「記憶に乗りかけている知識」をさらに確実にすることができます。参考書の2周目と同じ効果が、すでに得られているのです。
参考書を先に進めるよりも「復習」が最優先なワケ
「模試の復習より、次の参考書を進めたい」
こう考えるのは自然です。「新しい知識を増やしたい」という心理が働くからです。しかし、これは大きな勘違いです。
参考書学習で成績が伸びるのは、「何周目か」で決まります。
- 1周目:新しい知識の習得が中心。定着率は30~40%程度
- 2周目以降:知識の定着と、応用力の育成。定着率は70~90%に跳ね上がる
新しい参考書に手を付けることも大切ですが、実は「復習」の方が圧倒的に費用対効果が高いのです。
さらに言えば、参考書を先に進めたとしても、復習がおろそかになれば、その知識も定着しません。「参考書は読んだが、覚えていない」という悪循環に陥ります。
一方、模試の復習に時間を使えば、短時間で高い定着率を実現できます。見た目には「参考書を進めている方が成績が伸びそう」に思えますが、実際には「復習をする方が確実に成績が伸びる」のです。
遠回りに見えても、復習してから参考書に戻るほうが、結果的に時短になる。 これが学習効率の本質です。
だらだら厳禁!復習にかける「時間」と「期限」のルール

期限は「1週間以内」が鉄則(理想は翌日)
模試の復習で最も大切なルールは、「期限を絶対に守る」 ことです。
なぜなら、時間が経つほど、記憶は曖昧になり、復習の効率が急落するからです。
- 当日・翌日に復習:解いた時の記憶が新鮮。問題を見て「あ、この問題か」とすぐ思い出せます。復習にかかる時間は最小限。
- 3日後に復習:やや記憶が曖昧に。「この問題、どんな内容だっけ…」と思い出すのに時間がかかり始めます。
- 1週間後に復習:ほぼ忘れています。解説を読み返す時間が増え、新たに問題を理解し直す作業が発生。復習の効率は当日比で3倍以上悪くなります。
- 2週間以上後に復習:もはや「復習」ではなく「新規学習」です。参考書を進めるのと変わりません。
つまり、時間が経つにつれ、指数関数的に復習の労力が増えるのです。
理想は翌日までに復習を完了すること。難しければ最低でも1週間以内に終わらせてください。 土日の模試なら、その週中に。週末の模試なら、翌週の火曜までに終わらせることで、復習の効率は最大になります。
かける時間は試験時間の「最大2倍」まで
「復習ってどのくらい時間をかければいいの?」
この質問に対し、STRUXの答えは明確です。最大でも「試験時間の2倍」です。
例えば、
- 英語(試験時間80分)→ 復習は160分以内
- 国語(試験時間90分)→ 復習は180分以内
- 数学(試験時間100分)→ 復習は200分以内
なぜこの基準なのか。それは、この時間内に終わらないということは、まだ志望校の合格ラインに達していないサインだから です。
入試本番でも、模試でも、「完璧に解く」必要はありません。必要なのは「取るべき問題を取り、落とせない問題を落とさない」ことです。
模試で9割取った人と7割取った人の差は、「全ての問題を完璧に理解した」人と「選別して勉強した」人の違いです。逆に言えば、復習に試験時間の2倍以上かかるということは、「その模試で取るべきでない問題まで完璧にしようとしている」ということです。
これは時間の無駄であり、他の科目や重要な単元に充てるべき時間が失われます。
最後の「時間が足りない分は潔く切り捨てる勇気」が、受験勉強で最も大切なスキル なのです。
すべてを完璧にしなくていい!「捨てる勇気」を持つ
受験勉強で最も時間を浪費する行為は何か。
それは「完璧を目指すこと」です。
特に復習では、この傾向が強まります。「この問題も分からない、あの問題も理解しなきゃ」と、全ての問題を完璧にしようとするのです。
完璧を目指すあまり、復習が終わらず、時間ばかり経過してしまう。その結果、モチベーションが下がり、『もう復習なんかしたくない』と投げ出してしまう受験生が非常に多いのです。
実は、入試に出題される約100問のうち、満点を狙う必要があるのは、実は70〜80問程度です。難問や極度に特殊な問題まで完璧にする必要はありません。
模試も同じ。「これは入試本番では落としてはいけない問題」に集中し、それ以外は速やかに「捨てる」判断を下すことが、最も効率的な復習なのです。
時間が足りなくなったら、その時点で「これ以上は優先度が低い」という判断を下し、その復習は終了。翌週の学習計画に回すなり、他の科目に時間を充てるなりすればいいのです。
【教科・形式別】ノートまとめ不要!効率重視の模試復習法

ここからは、具体的な復習方法を教科ごとに解説します。
重要なポイント:「きれいな復習ノート」を作る時間は、一切の価値がありません。 付箋、書き込み、電子ツールを活用し、最小限の手間で最大の効果を狙いましょう。
英語・国語(読解系):不明語の処理と「調べ学習」

読解問題の復習では、「解説を読む」だけでは不十分です。
重要なのは『なぜ、この選択肢が正解で、あの選択肢は不正解か』を、自分の言葉で説明できるか ということです。
復習の手順
- ステップ1.問題文と選択肢を、もう一度読み直す(解説を見ずに)。「試験中には気づかなかったな」という部分をチェック
- ステップ2.解説を読み、正解不正解の理由を理解する
- ステップ3.不明語があれば、辞書で調べる(付箋を貼るか、電子辞書に記録。スマホで写真を残すのでも可。ノートには書かなくてOK)
- ステップ4.模試の問題用紙に直接、選択肢の横に理由を端的に記入(色ペン不要。黒ボールペンで十分)
ノートにまとめたい衝動に駆られるかもしれませんが、その時間は今すぐ捨ててください。模試の問題用紙に直接書き込むだけで、十分です。必要な情報は、全てそこに凝縮されます。
文法・社会・理科(暗記系):不正解の選択肢こそ宝の山

正解した問題を復習する受験生は多いのですが、実は復習で最も価値があるのは「不正解の選択肢」です。
なぜか。その選択肢がなぜ間違いなのかを理解することで、周辺知識が定着し、さらに成績が上がるから です。
復習の手順
- ステップ1.不正解の選択肢を、一つ一つ確認
- ステップ2.「なぜこれは間違いなのか」を解説で確認
- ステップ3.必要に応じて、教科書や資料集で周辺知識を確認(ここが大切。「そういえば、このテーマについてはこんなこともあった」という広がりが、実力につながる)
- ステップ4.確認した内容を、模試の問題用紙に直接書き込む(「この選択肢が間違う理由=〇〇」と端的に)
ここでもノート作りは不要。付箋や、問題用紙への直接書き込みで十分です。
数学・理科(計算・記述系):解説を閉じて再現できるか?

計算問題や記述問題の復習では、「理解した」つもりになるだけで終わるケースが非常に多いです。
本当に大切なのは「自分で解き直して、実際に再現できるか」です。
復習の手順
- ステップ1.解説を読み、解き方を理解する(「ああ、こうやって解くんだ」)
- ステップ2.ここが重要:解説を一旦閉じて、同じ問題を何も見ずに自力で解く(自分で完全に再現できるか、定着度を確認)
- ステップ3.解説と照らし合わせ、完全に再現できたか確認(計算ミスや記述の不正確さがないか)
- ステップ4.完全でなければ、なぜ失敗したか分析(計算間違いか、手順を忘れたか、知識不足か)
記述問題の場合は、さらに一歩進めます。解説の「答え方」を確認したら、同じテーマで別の問題(参考書など)があれば、そこでも試してみる。これで初めて「本当に再現できる」という状態になります。
理社(考察系):教科書にない資料問題の対処法

資料問題や考察問題は、多くの受験生が「解説を読んで終わり」にしがちです。
しかし、これらの問題には、教科書に載っていない知識が必要な場合も多いのです。
復習の手順
- ステップ1.解説を読み、その問題の「答え」を理解する
- ステップ2.その答えに至った理由を、資料や教科書で確認(教科書のどのページに、この根拠となる情報があるのか)
- ステップ3.必要に応じて、先生に質問(「この資料問題、教科書のどこから来てるんですか?」という質問は、大歓迎されます)
- ステップ4.周辺知識を確認した後、同じテーマで「もし別の資料が出たら?」と考える訓練
- ステップ5.その分析を、模試の問題用紙に直接書き込む
ここで大切なのは、「テンプレ化しない」ことです。同じパターンの資料問題でも、毎回異なる視点から出題される可能性があります。その対応力を、復習で養うのです。
模試の結果に一喜一憂しないメンタル管理

E判定でも落ち込む必要がない理由
「E判定が出た…。もう合格は無理かもしれない…」
模試の判定に、一喜一憂する受験生は多いです。しかし、これは全く必要ありません。
その理由は単純です。模試の判定は「現在地」を示しているだけであり、「最終的な合格可能性」ではないからです。
特にE判定の場合、むしろ「成長の余地が大きい」というサイン。残り数ヶ月で、その間違った問題を完璧にすれば、逆転合格は十分可能です。
実際、STRUXから合格した生徒の中には、秋の模試でE判定を取った後、復習を徹底することで、冬の模試ではA判定に上がった例も少なくありません。
大切なのは「判定に落ち込むこと」ではなく、「その判定が示す課題に、真摯に向き合うこと」です。
満点の模試は「無駄」?間違えた数だけ伸びしろがある
逆に、「この科目、満点だった!」と喜ぶケースもあります。
しかし、STRUXの視点は異なります。満点を取った模試は、実は「受けるだけ無駄」な側面があるのです。
なぜか。受験勉強で伸びるのは『間違えた部分』だけだから です。
満点の模試から学べることはほとんどありません。一方、7問間違えた模試は、その7問から確実に学べます。
つまり、間違えた数が多いほど、「成長のチャンス」が多いということです。
「E判定が出た」「間違えが多かった」という現実は、確かに落ち込ませるかもしれません。しかし、視点を変えれば、「これだけのチャンスが与えられた」ということでもあります。
復習をすれば、ライバルが足踏みしている間に、確実に追いつき、追い抜くことができるのです。
「落ち込んでいる暇があれば、復習しよう。」 この心持ちが、合格への最短距離です。
模試の復習を「計画」に組み込むことが合格への近道

ここまで、具体的な復習法を解説してきました。
しかし、正直なところ、「自分一人で、これらを全て完璧に管理するのは難しい」 という受験生も多いはずです。
「いつ復習をするか」「他の科目とのバランスはどうするか」「この科目の復習に何時間かけるか」
これらを、限られた勉強時間の中で、完璧に判断・管理するのは、実は非常に難しいのです。
特に浪人生や高3の秋以降は、模試が増え、その復習と通常の勉強の両立が大きな課題になります。
ここで必要になるのが、「プロによる学習計画の管理」 です。学習塾STRUXでは、模試の復習も含めた「日々の学習計画」を、完全にコーディネートしています。
「その週のこの日には、先週の模試を復習する」 「この時間帯は、復習に充てる」 「この模試は、この部分を重点的に、この部分は捨てる」
このような、細かい指示が週ごと、場合によっては日ごとに提示されるため、受験生は「迷わず、実行するだけ」という状態になります。
結果として、復習の効率が最大化され、確実に成績が上がっていくのです。
最後に:あなたの「模試の復習」が合格を決める
模試は「本番の形式練習」だと思われてきた。
しかし、本当の価値は、その後の「復習」にある。
復習に時間をかけず、効率的に終わらせることで、その時間を他の学習に充てられます。一方、だらだら復習に時間をかけてしまえば、その時間は二度と戻りません。
時間制限を持ち、優先順位を決め、「完璧」を目指さない。 この3つのマインドセットが、模試を最高の学習機会に変えるのです。
「模試は受けるだけ」という受験生と、「模試の復習を完璧に実行する」受験生の差は、やがて大きな成績の差になります。
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「模試の復習法は分かった。でも、実際に継続できるか不安…」
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無料体験では、以下のことを実施します。
- あなたの最新の模試結果を分析
- 志望校と現状の実力から、「今、何を優先して復習すべきか」を特定
- 残りの時間で合格するための、具体的な学習計画を作成
- 模試の復習をいつ・どの程度やるかも、完全にコーディネート
体験後、入塾するかどうかに関わらず、この診断は受ける価値があります。「実は、自分の復習のやり方は間違っていなかったんだ」と確認できるだけでも、安心につながるはずです。
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