大学受験に向けた勉強を始めようとしている人の中には、塾に行かずに独学で勉強したいと考えている人もいるでしょう。
しかし、「本当に独学で大学受験を乗り切れるか?」と不安に感じる方もいると思います。
今回は、大学受験の勉強を独学で行うメリット・デメリットについてまとめました。
独学でも大学受験はできる!
結論から言うと、独学で大学受験は乗り切れます。
なぜなら、志望校に向けた勉強対策はインターネットや書籍でも調べられるため、受験における必要な情報を自力で集められるからです。
インターネットには、勉強法がまとめられたサイトや塾のHPなど、受験に関する情報が膨大にあります。
そのため、調べようと思えばいくらでも受験に関する情報を調べられるのです。
塾の授業よりコスパよく勉強できるのは事実
独学のメリットの一つは、塾の授業よりもコスパ良く勉強できることです。
塾の費用はかからないので、参考書の費用のみで勉強できます。
インターネットや書籍でも受験の情報は手に入れられるため、得られる情報の質は塾にも劣りません。
例えば、参考書やスタディサプリ、インターネットなど、情報源はたくさんあります。
このように、圧倒的に費用を抑えて受験勉強できるのは、独学における最大のメリットでしょう。
独学での大学受験、実は落とし穴も…
ここまで、独学で大学受験はできるとお伝えしましたが、独学で成功する人は意外と少ないです。
では、なぜ独学で大学受験をする人の多くは、失敗に終わってしまうのでしょうか?
独学でいちばん大変なのは「勉強習慣」
独学だと勉強の管理をする人がいないため、甘えがちになることもあります。
自分のペースで勉強を進められるため、きちんと学習するかどうかは本人次第。
自分で勉強できる人は問題ありませんが、中には勉強習慣がつかずにダラダラとサボってしまう受験生もいます
塾だと授業や宿題などで強制的に勉強習慣をつけられますが、独学では自力で習慣をつけなければいけません。
また、塾と違ってカリキュラムがないので、合格までに必要な勉強量や内容もわかりにくいです。
そのため、どこまで勉強すればいいかわからないのでモチベーションが上がりづらく、結果的に勉強が続かなくなってしまうのです。
参考書の解説をすべて自力で理解するときにつまずく人も多数
独学で勉強するのであれば、わからない部分は参考書の解説を読んで自力で理解する必要があります。
しかし、解説を理解するためにはある程度の知識や読解力が必要です。塾であれば、解説を読んでもわからない部分は講師に質問できますが、独学ではできません。
独学で参考書の解説を読み解くのが苦手な人の特徴は以下のとおりです。
- 読めてるつもりで読み飛ばしている人
- 解説を読んでも、基礎が抜けていてわからないところが多く理解できない人
- 読解力が足りていない人
独学では解説の理解につまづくと、理解するのに時間が取られます。
最悪、時間をたくさんかけたのに全然身につかないということもありえるのです。
塾・予備校を使って「効率よく」勉強することも可能
塾や予備校を使えば、独学よりも効率よく勉強することが可能です。
参考書の解説でつまづいても、塾や予備校でわからないことを質問できるので、勉強の理解が早まります。
とくに個別指導だと、わからないところや苦手部分に絞って分析・指導してくれます。
そのため、自学自習でなかなか終わらない範囲や解説を理解する時間が短縮されるのです。
独学で大学受験を乗り切るポイント
このように、独学で受験勉強を進めるのは非常に大変です。
しかし、「それでも独学で頑張りたい!」という人もいるでしょう。
それでは、どのように独学で勉強を進めれば大学受験を乗り切れるのでしょうか?
受験情報のサイトや学校からの情報を活用しよう
独学で勉強する場合は、受験で必要な情報を自ら集める必要があります。
インターネットには受験情報が膨大にあるので、自分の志望校に向けて必要な情報を検索しましょう。
まずは志望校の公式サイトをチェックして受験情報や制度を確認し、大学受験パスナビなども併せて活用していくのがオススメです。
志望校に関する口コミや評判をチェックするのも良いですが、サイトごとに載っている意見は違うため、
情報に偏りがないように複数のサイトと比較しましょう。
具体的には、上位5個から10個くらいはサイトを比較してください。
また、インターネットの情報だけでなく、学校の先生からも受験の情報は得られます。
進路指導をしている先生であれば、受験に関する情報を持っている可能性は高いです。
ただし、先生が進路指導をしてきた経験談に基づく情報なので、すべてを鵜呑みにせずにいろんな情報と比較しましょう。
勉強習慣をつけることを最優先
独学で一番大変なのが、勉強習慣をつけることです。
勉強習慣を身につけるにはかなりの時間がかかります。
普段勉強してこなかった人は勉強習慣が身に付いていないため、いきなり受験勉強を始めても上手くいきません。
ただでさえ大学受験は勉強することが膨大にあるのに、勉強習慣がついてないと試験本番までに間に合わなくなる恐れがあります。
まずは勉強習慣をつけることを最優先にしましょう。
勉強習慣を身につける際は、少しずつ進めていくことがポイントです。
例えば「単語を◯◯個覚える」「参考書を△△ページだけ取り組もう」など、自分ができる範囲から始めていきましょう。
勉強に集中できる場所を確保しよう
自宅だとテレビやゲームなどの誘惑がたくさんあるので、どうしてもサボりやすい環境になってしまいます。
そのため、自宅だと集中できない人は、自宅以外で集中できる場所を作っておきましょう。
例えば、学校や図書館などがオススメです。
なるべく静かで勉強に集中できる環境で勉強しましょう。
学校の先生を頼れるように!
独学だと、疑問点を質問できる人がいないため、一度勉強でつまづくとなかなか乗り越えることができません。
そのため、勉強で疑問点が出てきた時は、学校の先生に質問しましょう。
先生が持っている受験情報の量や質には幅がありますが、「添削担当」「自分が受験で使う科目の担当講師」に質問するのがオススメです。
勉強で何かあった時は学校の先生を頼りましょう。
習慣づけに失敗した・不安が多すぎるという場合は迷わず塾を活用しよう
もし「一度独学で勉強習慣をつけるのに失敗した」「勉強習慣を身につけられるか不安」という場合は塾を活用しましょう。
勉強習慣を自力で身につけられなければ、独学で受験勉強を乗り切るのは難しいです。
試験本番まで時間が限られているので、早いうちに勉強習慣を身につけ効率的に学習することが欠かせません。
習慣づけに不安を感じている人は、年度の途中からでもいいので独学から塾での勉強に切り替えたほうが良いです。
STRUXは全科目対応!普段の勉強で「何をすればいいかわからない」が解決できる
STRUXでは科目の授業を行うだけでなく、志望校までの学習計画を作成します。
そのため、独学での勉強にありがちな「何をすればいいかわからない」ということを解消できるのです。
具体的には、参考書を「いつまでに」「どれくらい」やればいいのかを明確にし、あとは勉強するだけという状態にできます。
参考書や勉強内容を指定するだけでなく、作成した学習計画の管理も行います。
定期面談や毎日の勉強報告を通して、「計画通りに勉強が進んでいるか?」を管理するため、強制的に勉強習慣を身につけられるのです。
さらに、24時間の質問対応チャットで疑問点があればその場で質問できるので、参考書の理解も早くなります。
このように、学習計画の作成・管理から、疑問点の解決サポートまで行うため、計画通りに進めながら勉強習慣がつけられるのです。
だれか頼る人が欲しい人、勉強習慣に不安がある人は、STRUXを活用するといいでしょう。
無料体験では学習計画を立てられるので、無料体験に申し込むだけでも独学に役に立つ情報が得られます。
志望校に合格するために「何をやるべきか?」を明確にしたい人は、ぜひ無料体験だけでも受けてみてください。
*記事に掲載中の学習塾STRUXプランは執筆時点でのものであり、一部変更となっている可能性がございます。詳しくは料金ページをご覧ください。