通信制高校のメリット・デメリットは?入学検討時に気をつけるべき点を解説! – 受験情報ブログ|高田馬場のコーチング型大学受験学習塾STRUX

高田馬場の大学受験学習塾STRUX お問い合わせ(10:00-21:00/月曜除く)

03-6273-8260

STRUXロゴ
STRUXロゴ

通信制高校のメリット・デメリットは?入学検討時に気をつけるべき点を解説!

全日制や定時制高校よりも登校日数が少ないため、自分のペースに合わせて勉強しやすい通信制高校。

自分のペースに合わせられるため、「前の全日制で不登校になったけど卒業資格はほしい」などの理由で通信制高校入学を検討している方がいると思います。

この記事では、通信制高校のメリット・デメリットを解説します。

入学検討時に気を付けるべき点も合わせてチェックしてください。

通信制高校最大のメリットは「個人のペースで勉強できる」という点!

通信制高校は、全日制や定時制高校よりも自由度が高く、自分のペースで勉強ができるのが大きなメリットです。

自由度が高く個人の事情に合わせて勉強できるため、通信制高校には以下のさまざまなバックグラウンドを持つ方が在籍しています。

  • 学校に通うことが精神的に難しい
  • 病気や障害などの理由で毎日の登校が難しい
  • 人とのコミュニケーションが苦手で集団の活動が苦痛
  • 日中働いている
  • 資格取得の勉強をしている

通信制高校に通う方の多くは何らかの事情を抱えているため、仮に自分が「不登校で学校に通うのが難しい」という場合でも、周りの目を気にしすぎることなく無理せず勉強できる環境が整っています。

ここからは「自分のペースで勉強できる」というメリットの具体例を紹介します。

3年以上かかっても留年せずに卒業できる

通信制高校・全日制高校・定時制高校、すべての高校に共通する卒業要件は以下の3つです。

  • 3年以上在籍している
  • 3年間で必修科目を含めて74単位以上取得している
  • 3年間で30時間以上の特別活動に参加している

全日制や定時制のほとんどは学年制を採用しているため、3年間で卒業しないと留年扱いになります。

学年制とは、1年間で決められた単位を取得する制度のことです。単位を落とすと留年となり、もう一度同じ学年をやり直さなければなりません。

そのため「高校は3年間で卒業しないと留年扱いになる」というイメージがありますが、通信制高校は単位制を採用しているため、卒業に3年以上かかっても留年扱いになりません。

通信制高校が採用している単位制は、「最終的に規定の単位数を獲得すればOK」という制度のため、必要な単位を自分のペースで修得できます。

もし単位を修得できなかったら、その単位だけを翌年にもう一度やり直せばOKです。

自分の体調やメンタルの状態、仕事の都合によって、勉強のペースを落として3年ではなく4年で卒業を目指すこともできます。

必要な通学回数が圧倒的に少ない

通信制高校は必要な通学回数が圧倒的に少ないこともメリットです。

通信制高校には、学習指導要領に定められた「スクーリング(面接授業)」があります。

スクーリングとは、学校が定めたペースで学校に通い面接や学習指導を受けることです。

スクーリングの日数は学校やコースによって異なります。例えば「週1~5回」「月1~2回」「年数回」などです。

合宿形式で数日間泊まり込みで単位取得をする形式もありますし、オンラインでの面接や動画視聴によってスクーリングの一部が免除になる学校もあります。

スクーリングの回数は全日制や定時制よりも少ないため、「人間関係の構築が苦手」「病気で長時間外出できない」などの方でも通いやすいです。

以前在籍していた高校の単位も活用できる

全日制・定時制高校から転入や編入した場合、以前通っていた高校の単位を引き継げます。

ただし、在籍していた学校が学年制の場合、1年を通してすでに修得済み単位のみを引き継ぐため要注意です。

例えば、以前の高校に2年生の途中まで通った後に通信制高校へ編入した場合、1年生の単位は引き継げますが、2年生の単位は引き継げません。

自分に合ったタイミングで入学できる

通信制高校へ入学するタイミングには「新入学・編入学・転入学」があるため、自分に合ったタイミングで入学ができます。

「新入学・編入学・転入学」の違いは以下の通りです。

  • 新入学:4月から入学する。受験資格は「中学校卒業済み」あるいは「中学校卒業見込み」
  • 編入学:高校を退学した、あるいは海外から帰国したものが入学すること
  • 転入学:別の高校在学中に入学すること

新入学のタイミングは4月のみですが、編入学と転入学のタイミングは各学校の規定によります。

いずれも「随時」入学を受け付けているケースもありますが、学校によっては「転入学は随時入学できるが編入学は4月のみの受付」など時期が決められています。

場合によっては「編入学で通信制高校に入ろうと思ったが、入学可能時期まで待たなくてはいけなくなった」ということもあるので注意しましょう。

大学受験を目指すなら、通信制高校がデメリットになることも

通信制高校を卒業すると大学の受験資格を得られます。

ただし、通信制高校を経て大学受験を目指すとなるとデメリットになる点もいくつかあります。

大学合格を目指す方は次のデメリットに注意しましょう。

一般的な高校生よりも独学の必要性が高い

登校日数の少ない通信制高校では、自分で勉強を進めることが前提です。

一般的な高校生も大学受験に向けての独学は必要ですが、毎日の授業はあるため、基礎事項に関しては通信制高校生よりも身につけやすいです。

学校に毎日通って授業を受けるより勉強の習慣が少ないため、継続的に受験勉強するには自分で学習環境を整えていかなければいけません。

そのためには自分で受験までの計画を立てて、コンスタントに学習する癖をつける必要があります。

また、通信制高校で取り組む勉強はレポートがメインであり、一般的な高校よりも授業レベルは高くありません。

そのため通信制高校の授業範囲だけでは、大学受験のための勉強をカバーするのは難しいです。

授業不足分のカバーに加えて志望校の傾向に合わせた勉強を、一般的な高校生以上に自学自習で進める必要があることは知っておきましょう。

受験の情報は自分で積極的に取りに行く必要がある

大学受験に関する情報は、一般的な高校生以上に自分で積極的に取りに行かなければなりません。

一般的な高校生は次の2つの理由で受験情報が取得しやすいです。

  • 周囲の生徒や教師から受験情報が入ってくる
  • 自分で聞きたいと思ったことを相談できる人を見つけやすい

通信制高校にはさまざまな人が通うため、大学受験をする人は一部です。

一方、一般的な高校では大多数が大学受験を目指します。

多くの生徒が大学受験をする高校では、大学受験に関する情報も自然と集まりやすいです。

卒業生からの情報や学校側の相談窓口、先生からの積極的な受験情報発信も期待できます。

通信制高校でもスクーリングの際に受験のことを相談できますが、登校日数も圧倒的に少なく相談するチャンスは限られます。

通信制高校の先生自身も、大学受験に関する知識を持っていない可能性が高いです。

通信制高校では大学受験情報に触れる機会が自然と少なくなるため、大学受験に関する情報を自分で積極的に取りにいく必要があると覚えておきましょう。

通信制高校だけでなく「高認資格取得」という選択肢もある

高校卒業と同等の資格を得る方法としては、通信制高校の他に「高認資格取得」という選択肢もあります。

通信制高校は登校日が0になることはありません。卒業のためには必ず学校が定める回数のスクーリングが必要です。

しかし抱える事情によっては、数回のスクーリングすら厳しい場合もあります。

高認は「高校卒業と同等の学力がある」と認定される制度です。

高認は国が定める科目の試験に合格することで得られるので、学校に通う必要がありません。

ただし、高認を取得しただけでは学歴は「中卒」扱いになるので要注意です。

高認を取得して大学受験資格を得て大学を卒業すれば、最終学歴は「大卒」となります。

高認試験では、在籍していた高校で取得済みの単位の科目試験を免除できます。条件によっては受験科目数を減らせるので、試験勉強の負担を減らせますよ。

メリットとデメリットはありますが、一つの選択肢として高認試験を選ぶこともできます。

高認についての詳しい内容は「高等学校卒業程度認定試験(高認)とは?特徴や試験に向けた具体的な勉強法まで徹底解説!」をご覧ください。

通信制高校から大学受験を目指す際に心がけるべき点

通信制高校から大学受験を目指す際には、次の点に注意しましょう。

通信制高校は一般的な高校より授業を通じて科目ごとの基礎を勉強したり、日常的に教師に質問したりする環境が整っていません。

そのため、より自分で自律して勉強する姿勢が求められます。

大学受験をする際は、自分で志望校に合わせた勉強を考えて勉強環境を整え、勉強習慣をつけていかなければいけません。

学校の授業だけでは勉強範囲や勉強量は足りないので、自分で必要な参考書を選んだり、塾に通って勉強環境を整えたりしましょう。

学習塾STRUXでは通信高校生が大学受験を目指す際の勉強を徹底サポート!

通信制高校は必要な登校日数が一般的な高校よりも少なく、入学タイミングや勉強ペースなど自由度の高い点がメリットです。

一方、通信制高校卒業後に大学受験をするとなると、一般的な高校生よりも独学の必要性が高かったり大学の情報が得にくかったりするデメリットもあります。

デメリットを把握した上で、それでも「通信制高校卒業後に大学受験を目指したい!」という方は、一人で頑張るよりも塾の力を借りるのがおすすめです。

学習塾STRUXはオンライン型の完全個別指導塾です。生徒の目標と現状に合わせて勉強計画を作成し、大学合格までの学習をサポートします。

「通信制高校に通っているので普段の勉強習慣を身につけられるか不安」という方でも、状況に合わせて丁寧に受験生に合わせた手厚いサポートができます。

STRUXでは生徒ひとりひとりに合わせた勉強計画を作成しているので「何をいつ勉強したらいいのかわからない」ということがありません。

定期的に講師とのオンライン面談もあるため、普段の勉強の不安も相談でき、自習のサポートもばっちりです。

「STRUXの勉強計画ってどんなもの?」「大学に合わせた対策って?」と思ったら、無料体験で実際の勉強計画も作成できます。

普段の授業を体験して実際の勉強計画もプレゼントしているので、「どんな勉強をするの?」が入塾前にチェックできるのでおすすめです!

*記事に掲載中の学習塾STRUXプランは執筆時点でのものであり、一部変更となっている可能性がございます。詳しくは料金ページをご覧ください。

 

毎日の勉強でもう迷わなくなる!
学習塾STRUX

どんな勉強をすれば良いのかわからない…
志望校に合格したいけど、間に合うか不安…
勉強してるのになかなか成績が上がらない…

そんな悩みを抱えていませんか?

学習塾STRUXは、学習トレーナーによる毎日の勉強計画作成と個別指導で、志望校合格までにやるべき勉強がわかる塾です。

STRUXってどんな塾?
メールマガジン登録
LINE登録
youtube
インスタ登録