こんばんは!
学習塾STRUX塾長の橋本拓磨です。
高校2年生も後半になれば塾に通い出す人がいたりと、受験を意識して勉強し始めている人もちらほらと見かけ始める時期ですね。
2021年度からセンター試験から共通テストに変わったことで、「どうやって対策しようか…」と不安に思っている方もいると思います。
そこで今回は高校2年生に向けて、共通テストの1年前から何を対策するべきか時期別に紹介していきます。
それでは早速見ていきましょう!
共通テストってどんな試験?
共通テストは2021年度から導入されたセンター試験に代わる共通の入学試験です。
大学によっては共通テストの得点が合否に大きく影響を与えるため、大学受験において重要な位置づけの試験です。
共通テストに向けてやるべきことはこちらの記事も参考にしてみてください。
【受験生向け】センタープレ直前!センター対策、何をすべき?いつからすべき?
共通テスト1年前からの対策するべきことリスト
ここからは共通テストに向けて1年前からやるべきことを時期別にまとめました。
この記事を参考にして効率よく共通テスト対策を進めましょう。
高2・1月:共通テスト同日体験受験を利用するか、一度自分で解いてみよう
共通テスト同日体験受験を利用し、実際に問題を解いてみましょう。
一度自分で問題を解くことで、共通テストでどんな問題が出るのかを把握できますし、今の自分の力もわかります。
出題傾向や自分の弱点が分かれば、それに合わせて効率良く対策することができるのです。
共通テスト同日体験受験の他にも、新聞やネットにも共通テストの問題が掲載されているのでそちらも活用してみましょう。
高2・1〜3月:そもそも共通テストが必要か、何点必要か知ろう
そもそも志望校に共通テストが必要かどうかを調べましょう。
大学・学部によっては共通テストの点数を合否に利用するところもあるので、その場合は共通テスト対策が必須です。
基本的には、国公立だと共通テストの点数は受験者の足切りに使われるので、対策は必須です。
そのため国公立を受験する方は、志望校のボーダー得点を事前に把握しておいてください。
私立でも最近共通テストの必要性が増しています。
〜7月:2次試験で使う科目を中心に、基礎を固めていく
高校3年生の春から夏休みまでは2次試験で使う科目を中心に基礎を固めていきましょう。
国公立では共通テストの得点が足切りに使われますが、仮に通過したとしてもメインの2次試験で目標点数越えられなければ元も子もありません。
そのため、まずは2次試験で使う科目を優先的に対策してください。
8月〜:共通テストでしか使わない科目の勉強をスタート
8月からは共通テストでしか使わない科目の勉強の対策を始めましょう。
他の記事でも紹介していますが、「共通テスト〇〇の点数が面白いほど取れる本」シリーズが共通テスト対策におすすめです。
科目数が増えるので、勉強する科目に偏りが出ないようにバランスよく対策をしてください。
8月〜:基礎が仕上がった科目は「センター過去問」などで演習スタート
基礎が仕上がった科目は問題集で演習を始めましょう。最初は難易度の低い問題集から始めて、徐々に問題の難易度を上げていきます。
慣れてきたら「センター過去問」の問題を実際に解き始めてください。
過去20年以上の問題が収録されているので、過去問だけでも十分な演習量を確保できます。
11・12月:共通テストの予想問題集で仕上げ
11〜12月は共通テストに向けて過去問や予想問題集など、より実践的な対策をします。
ただ解くのではなく、制限時間を意識して時間内に解き切る練習をしましょう。
この時期に使う問題集もセンターの形式により近い内容に取り組んでください。
特に英語の長文問題やわからない問題に時間を取られてしまいがちなので注意してください。
この時期は新たな参考書に手を出すのではなく、問題演習や今までの勉強の復習に取り組みましょう。
まとめ
さて、今回は共通テストに向けて高校2年生のうちからどのように対策するべきかを時期別に紹介していきました。
今から計画的に勉強していけば、共通テストで高得点を十分に狙えるので、大学の選択肢を広げるためにもしっかりと対策していきましょう!
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