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「独学でも医学部に合格できるの?」
「やっぱり塾に行った方がいいのかな?」
医学部に行きたいけど塾に通う予定はなく、このまま独学で合格できるのか悩んでいませんか?
独学でも、医学部に合格することは可能です。ただし、自分で受験や勉強方法に関する情報収集を徹底的に行い、効率的な学習計画を立てることが必要です。
本記事では、独学で医学部に合格するための勉強法や、入試に向けた学習計画の立て方を紹介します。
独学に向いている受験生の特徴

独学で医学部に合格することは可能ですが、独学に向いている人と向いていない人がいます。以下に、独学に向いている受験生の特徴をあげました。
- 自己管理能力が高い
- 自分一人でも学習習慣をつけられる
- 調査能力が高い
- 時間的に余裕がある
自己管理能力が高くなければ、独学で受験勉強を進めるのは難しいでしょう。自分を律して毎日の学習習慣をつける必要があります。
毎日の勉強への取りかかりが遅くなったり、すぐに休憩をしたりする人は、独学で入試までの長期間、勉強を続けるのは難しいでしょう。
調査能力とは、自分で医学部に合格するための勉強法を深く調べる能力です。調査した内容をもとに「どの参考書に取り組むのか」「いつまでにすればいいのか」と作戦を立てる必要があります。
また、受験までに多くの勉強時間を取ることも重要です。大学受験のなかでも最難関レベルの医学部に合格するには、特に多くの時間をかけて勉強をしなければなりません。
今これらの能力がなくても、気合で自分を奮い立たせて乗り切ることは可能です。独学で医学部受験をする人は、合格するにはこれらの能力が必要であると意識して、勉強を進めましょう。

科目別に独学で勉強する方法を紹介
ここでは、医学部入試に必要な教科の勉強法を解説します。
数学
数学は、自分で手を動かして問題を解くのが重要です。
「教科書や参考書を読んで理解する」だけでは、問題を解けるようにはなりません。読んで理解したことをもとに、多くの問題演習をして解き方を身につけましょう。
塾で集団授業を受けるときには、生徒全員で足並みを揃えて学習を進めます。塾や予備校の授業を受けるだけで満足する人もいるでしょう。
独学の方が、自分で時間の使い方を決められる分、多くの演習量をこなすことも可能です。
勉強のペースとしては、高3のゴールデンウイークくらいまでには高校で習う全単元を履修済みにしておきましょう。学校の授業進度では、履修が間に合わないのであれば、自力で予習をする必要があります。
数学は他の教科と比べて、勉強時間が多くかかります。早めに受験勉強を始めて、得点力アップを目指しましょう。
数学の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています。
理科(化学・生物・物理)
基本的には数学と同じく、覚えるだけでなく手を動かして問題を解けるようになるのが大事です。演習をたくさんこなして、覚えた内容を使って問題を解けるようにしましょう。
また、理科は暗記で100%を目指さないことも重要です。特に化学・生物は完璧に暗記をしてから問題を解こうとする人が多い傾向があります。
暗記するべき事項は、完全に暗記するのではなく、90%くらい暗記した時点でも十分問題が解けますし、暗記する内容を90%から100%にするのは、時間がかかる割に得点にあまり影響しません。
細かい事項は出題頻度も低いため、重要事項を優先して覚えていきましょう。
資料集や教科書を丸暗記するのではなく、問題集を解き始めてから、知らなかった内容や間違えた内容を暗記していった方が効率的です。
理科の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています。
英語
英語は読解ができるようになるのが、得点力をアップするうえで重要です。
そのためには、以下の順で勉強する必要があります。
- 単語・文法
- 英文解釈
- 読解演習
まず「単語・文法」を暗記します。英語の基本なので、しっかりと覚えておきましょう。次に英文解釈を理解して、理解した内容をその後の読解演習に活かしてください。
英語の勉強は数学と同様に時間がかかるため、早めに勉強をスタートするのが大事です。
英語の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています。
国語・社会・情報(共通テスト対策)
共通テストでしか使わない国語、社会、情報に時間をかける余裕はありません。時間をかけず、効率的に勉強するなら、以下の点を意識して進めるのがおすすめです。
- 定期テストは満点を狙う
- 模試の復習は徹底的にやる
定期テストや模試を利用して、ふだんから勉強しておきましょう。
あとは、高3の11月以降に共通テスト形式の問題を対策をする程度にしてください。
共通テスト形式の演習を始めてからは、自力で共通テスト形式の問題を、10回分以上は解きましょう。本番と同様に「時間を計る」「マークシートに解答する」ことを行ってください。

過去問対策の方法

第1志望の大学の過去問は繰り返し解いて、最低でも10年分は満点を取れる状態にしましょう。
第2志望以下の大学の過去問も、5年分は満点を取れるようにしてください。
過去問対策は、志望校の入試の傾向をつかむのに重要です。
過去問1年分ごとに「時間を計って解く」→「全ての問題をチェックし直す」という手順で対策してください。
独学における情報収集と教材選定の方法
独学で医学部に入学するには、情報収集や教材選定を自分で行う必要があります。
ここでは「信頼できる情報源の見極め方」と「費用対効果の高い参考書・問題集の選び方」を解説します。
信頼できる情報の見極め方
情報は基本的に、インターネットで調べましょう。その際、正しい情報や自分に合った内容を選定する必要があります。
正しく自分に合った情報を見つけるには、1つのサイトにだけ載っている情報を鵜呑みにしないようにしてください。1つのサイトだと、その人だけがうまくいった方法かもしれません。
必ず複数のサイトを見て、多くのサイトで述べられている内容や、読んでみて納得のいった情報を参考にしましょう。
また多くの生徒と関わっている、塾や予備校の指導者の言うことの方が、大学生の主張よりも正しい場合が多くあります。情報を探す際、塾や予備校の先生が書いているサイトを参考にするのもよいでしょう。
さらに、1科目しか指導できない人の情報も鵜呑みにし過ぎないようにしましょう。その人が教えている科目を重視している可能性があるため、勉強のバランスが崩れる危険性があります。
費用対効果の高い参考書・問題集の選び方
参考書や問題集も、インターネットでおすすめのものを選ぶのがおすすめです。複数のサイトを確認して、多くのサイトで紹介されている参考書や問題集を選ぶと間違いが少なくなります。
多くの受験生が使ってきた参考書を使っておけば、基本的には間違いないでしょう。
また、基礎的な内容の復習には「スタディサプリ」などのオンライン学習ツールを効果的に活用するのもおすすめです。映像授業で学べるため、参考書などの文字を読んで学習するのが苦手なら、高い効果が期待できます。
医学部合格に向けた学習スケジュール

ここでは、学習スケジュールについて解説します。
年間・月間・週間学習スケジュールの立て方
学習スケジュールは、受験から逆算して考えましょう。以下に、逆算して年間スケジュールを立てる考え方の例を示しています。
- 2月に本番があるため、共通テスト後は過去問演習メインとなる
- 共通テストが1月中旬、その前の1か月~2か月は共通テスト対策をする
- それまでに第1志望の過去問、第2志望以下の過去問演習を少しだけでも進めたい
- 夏休み中には、問題演習を参考書で行う
- ゴールデンウイークまでには、基本的なインプットを終わらせる
上記の方法で立てた年間スケジュールを、月ごと・週ごとに割って月間・週間スケジュールを作成します。
週間計画は、毎週見直した方がよいでしょう。見直す際の考え方の例は、以下の通りです。
- 計画通りに進んでいない場合→勉強時間を伸ばす
- 学習内容が定着しない場合→勉強方法を見直す
最終目標は「医学部に合格すること」です。そのために、今の計画では難しい点を常に見直していきましょう。
独学で勉強するにしても、計画はプロに任せるのがおすすめ
合格に向けた学習スケジュールを立てるのは、受験の経験が少ない受験生では難しいでしょう。本来であれば、今までに多くの生徒をみてきた、塾の先生に立ててもらうのが望ましいといえます。
また、計画を立てるのは時間がかかるため、勉強時間が減る点も塾の先生に任せるのがよい理由です。
自分で立てると「本当にこのまま勉強を続けて合格できるのかな?」という不安もよぎるでしょう。プロに任せるなら、安心してその計画通りに勉強が進められます。
学習計画の立て方でお困りなら、STRUXにお任せください。今の学力と、志望校のレベルを考慮して、入試本番に向けて効率的な計画の作成が可能です。
オンラインでも対応可能なため、全国どこでも学習スケジュールを立てられます。気になった方は、以下のリンクよりお気軽にご相談ください。
模試結果の分析は重要
模試は必ず復習しましょう。成績が伸びていなくても、直近で勉強したことが結果に出ているかをチェックしてください。
結果が出ていないなら、勉強方法を修正する必要があります。
また、結果を見て勉強時間の配分を検討してください。模試の結果から「解けるはずの問題で点数が取れていなかった」といったことも確認できるでしょう。

独学では難しい部分とその補完方法

推薦入試や面接の対策は、独学では困難でしょう。
- 学校の先生を上手く活用する
- 短期間だけ塾にお世話になる
推薦入試・面接の対策が必要な場合には、上記のような方法で対応しましょう。
また、独学だと塾に通うよりも、問題に関する質問をする環境が少なくなるでしょう。参考書や教科書を見て勉強するよりも、先生に聞いた方が効率的な場合がほとんどです。
独学で失敗するリスク
独学で勉強の方向性が間違っていると、勉強時間が無駄になります。最初だけでも、塾に通って勉強計画の立て方を学んでおいた方がよいでしょう。
通ってみて独学でも大丈夫そうだと感じたら、塾をやめてもよいです。退塾した後でも「勉強の方向性は間違っていない」と自信をもって受験に向かえます。
独学で勉強を始めてから「さすがに医学部合格は無理があるかも…」と思ったタイミングでは、プロの力を借りても手遅れな場合があります。
できるだけ、早めに塾に通ってみて勉強法を検討するのがおすすめです。
医学部合格は独学でも不可能ではないが、学習計画を立てるのが難しい
塾に通わず、独学で医学部合格を目指すのは不可能ではありませんが、しっかり情報収集をして学習計画を立てなければなりません。
合格に向けた学習計画を立てるのは、受験の経験が少ない受験生では難しいでしょう。インターネットの情報を精査して、自分に合った計画を立ててください。
学習計画は、勉強を進めながら定期的に見直す必要があります。不具合があれば、勉強方法を考え直して、受験まで何度も計画を練り直しましょう。
学習計画を立てるのは難しいので、できるなら塾で多くの生徒をみてきたプロに立ててもらった方がよいといえます。
STRUXは、生徒が志望校に合格するための学習計画を立てられる、コーチング塾です。

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