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推薦入試・総合型選抜を目指すとき、多くの受験生や保護者が気になるのが「塾にかかる費用」です。「推薦専門塾は高そう……」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、推薦対策の塾費用は確かに一般入試対策の塾よりも高くなる傾向があります。その理由は、志望理由書・小論文・面接といった個別添削が中心で、講師の人件費がどうしてもかかるためです。
ただし、費用は「どの推薦種別を受けるか」「どの料金体系の塾を選ぶか」によって大きく変わります。推薦の種類によっては、想像より費用を抑えられるケースもあります。
この記事では、推薦種別ごとの費用目安・料金体系の相場・受験全体にかかる総費用・費用を抑える方法まで、2026年最新の情報を体系的に解説します。塾選びで後悔しないために、ぜひ最後まで読んでみてください。
推薦入試の塾の費用は高い?まず知っておきたい基本

推薦専門塾の費用が高い最大の理由は、「個別指導・添削型の授業が中心」だからです。一般入試向けの集団授業と違い、志望理由書の添削・小論文の個別指導・模擬面接といった対策は、すべて生徒一人ひとりに向き合う形で行われます。その分、講師の人件費が直接コストに反映されるため、月謝が高くなりやすい構造になっています。
また、「推薦入試」と一口にいっても、総合型選抜・公募推薦・学校推薦型選抜・指定校推薦と4種類あり、それぞれ必要な対策内容や準備期間が大きく異なります。当然、かかる塾費用も変わってきます。
「推薦対策の塾は高い」というイメージを持ちつつも、まずは自分が受ける推薦の種別を確認することが、費用の全体像を正確に把握する第一歩です。
▶ 総合型選抜の仕組みについて詳しくは、【学力だけじゃない?】近年増加傾向の総合型選抜をわかりやすく解説 もご覧ください。
推薦種別ごとの塾の費用目安

推薦入試には大きく4種類あり、それぞれ必要な対策と費用の目安が異なります。自分が目指す推薦種別を確認した上で費用感を把握しましょう。
総合型選抜(旧AO入試)対策の塾の費用
総合型選抜は4種類の中で最も対策範囲が広く、費用も最高水準になります。志望理由書の作成・小論文・面接・大学独自の課題(プレゼンやグループディスカッションなど)と、準備すべき内容が多岐にわたるためです。
準備期間も高校1年生から始める受験生が増えており、長期にわたって塾を利用するケースが多くなります。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 対策内容 | 志望理由書・小論文・面接・独自課題対応など |
| 費用目安(年間) | 50〜150万円程度 |
| 準備開始時期の目安 | 高1〜高2から早めにスタートするケース多 |
公募推薦対策の塾の費用
公募推薦は、大学が出願条件(評定・資格・活動実績など)を設定した上で、学校長の推薦を経て出願する方式です。試験内容に学科試験が含まれる大学・学部も多く、志望理由書・面接対策に加えて学力対策が必要なケースがあります。
「推薦対策」と「学力対策」の両方が必要になる分、費用が膨らみやすい推薦種別といえます。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 対策内容 | 志望理由書・面接・小論文+学科試験対策(大学による) |
| 費用目安(年間) | 30〜100万円程度 |
学校推薦型選抜の塾の費用
学校推薦型選抜は、在籍高校の推薦(学校長推薦)が必要で、出願資格として評定平均の基準が設けられているケースが多いです。推薦さえ取れれば合格率は比較的高い傾向がありますが、評定の維持と面接・小論文の対策は必要です。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 対策内容 | 評定維持のための定期テスト対策・面接・小論文 |
| 費用目安(年間) | 20〜60万円程度 |
▶ 学校推薦型選抜の特徴については、学校推薦型選抜とは?特徴や注意点を抑え、受験で正しく活用しよう! もご覧ください。
指定校推薦は塾不要?費用は?
指定校推薦は、大学が指定した高校に推薦枠を付与し、校内選考を通過すれば原則合格できる制度です。4種類の中では最も「塾に頼らなくてよいケース」が多い推薦種別です。
ただし重要な注意点があります。校内選考の基準は多くの場合「評定平均」です。評定を維持・向上させるための定期テスト対策は必要になるケースが多く、個別指導塾などを利用する受験生も少なくありません。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 対策内容 | 評定維持(定期テスト対策)・面接・小論文(スポット) |
| 費用目安(年間) | 数万〜20万円程度(スポット対策のみなら低め) |
| 塾の必要性 | 必須ではないが、評定対策で個別指導を使うケースあり |
推薦対策塾の料金体系と相場

推薦対策塾の料金体系は大きく「コマ制」「パック(コース)制」「月謝制」の3種類に分かれます。それぞれの相場とメリット・デメリットを整理しておきましょう。
| 料金体系 | 費用相場 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| コマ制(1コマ50〜60分) | 1コマ1.5〜2万円 | 必要なときだけ受講できる柔軟性がある | 継続するほど割高になりやすい |
| パック(コース)制 | 短期:10〜30万円/長期:50〜150万円 | セット割で総額を抑えられる | 一括払いで初期費用が大きい |
| 月謝制(対面型) | 月5〜16万円 | 分散払いで家計管理しやすい | 途中解約時のキャンセル料に注意 |
| 月謝制(オンライン型) | 月1〜3万円 | 対面型より大幅に安く、交通費も不要 | 自己管理力が必要 |
【重要】見かけの月謝だけで比較しないことが大切
入学金・教材費・季節講習費・志望理由書の追加添削料など、月謝に含まれていない「追加費用」が発生するケースが多くあります。必ず、入学から卒業までにかかる「総額」で比較するようにしましょう。体験授業や個別相談の場で、総額の見積もりを事前に確認することをおすすめします。
コマ制(1コマ1.5〜2万円が目安)
1コマ(50〜60分)あたり1.5〜2万円が相場です。「志望理由書を仕上げる時期だけ集中して受講したい」「面接直前だけ模擬面接を依頼したい」という、スポット利用に向いている料金体系です。
一方で、高2から入塾して1年以上通う場合は、コマ数が積み重なるほど割高になるリスクがあります。長期的に通う場合はパック制や月謝制と比較検討するのが賢明です。
パック(コース)制(10〜150万円)
短期(3ヶ月程度)なら10〜30万円、出願まで通う長期コースなら50〜150万円が相場です。コース内にすべての指導が含まれる場合、コマ制より総額を抑えられるメリットがあります。
ただし、一括払いで初期費用が大きくなりがちです。また「コース内容が自分の志望校対策にどこまで対応しているか」を事前に確認することが重要です。
月謝制(月5〜16万円)
対面型の月謝制は月5〜16万円程度が相場です。毎月分散して支払えるため家計管理がしやすく、継続的に通う場合に向いています。
オンライン型なら月1〜3万円台と大幅に費用を抑えられるため、「通学時間を省きたい」「費用を抑えながら推薦対策をしたい」という受験生に人気です。
推薦受験でかかる費用の全体像

推薦受験でかかるのは「塾費用」だけではありません。出願料・模試・資格取得・オープンキャンパス参加など、塾以外でもさまざまな費用が発生します。「総費用で考える」という視点が重要です。
塾費用以外にかかるお金(出願料・模試・資格・課外活動)
| 費用項目 | 目安金額 | 補足 |
|---|---|---|
| 出願料 | 国公立:約1.7万円/私立:約3〜3.5万円/校 | 複数校受験で増える |
| 模試費用 | 1回5,000〜9,000円 | 年に複数回受験するケースあり |
| 英検受験料 | 準1級:9,900円/1級:12,500円 | TEAP・GTECなども別途 |
| TOEIC受験料 | 7,810円(1回) | スコア取得に複数回かかるケースも |
| IELTS受験料 | 25,380円(1回) | 海外大学志望者が多く利用 |
| オープンキャンパス | 交通費・宿泊費含む | 遠方の大学は数万円かかることも |
| 課外活動・ボランティア | 参加費・交通費など | 活動実績として記載するケース |
推薦受験の総費用目安(年間80〜100万円超)
塾費用(年間50〜150万円)に加え、出願料・模試・資格・課外活動費などを合計すると、推薦受験の総費用は年間80〜100万円を超えるケースが多くなります。総合型選抜で長期にわたって専門塾を使う場合は、100万円以上になることも珍しくありません。
「塾の月謝だけで判断した結果、想定外の追加費用がかかった」というケースを避けるために、受験準備の早い段階から費用全体を見積もっておくことが大切です。
費用を抑えて推薦対策をする方法

「推薦対策は費用がかかる」という現実に対して、賢くコストを抑えながら対策を進める方法が3つあります。
オンライン塾を活用する(月1〜3万円台)
オンライン型の推薦対策塾を利用すると、対面型(月5〜16万円)と比べて月1〜3万円台と大幅にコストを抑えられます。通塾にかかる時間・交通費も不要です。
一方で、「自分でスケジュールを管理する力」が求められます。誰かに管理してもらわないと勉強が続かないという受験生には向かない面もあるため、自分の特性を踏まえて選びましょう。
スポット添削・短期講座を活用する
志望理由書や小論文の添削だけを単発で依頼できる「スポット添削サービス」や、出願直前の短期集中講座を活用する方法もあります。必要な時期にだけ費用をかけられるため、塾費用を最小限に抑えたい受験生に向いています。
ただし、スポット利用だと一貫したフィードバックを受けにくく、志望理由書の完成度に差が出るケースもあります。単発添削と並行して、自分で修正・ブラッシュアップできる力をつけることが重要です。
一般対策と推薦対策を同じ塾(コーチング型)で並行する
費用を大きく左右する選択の一つが、「推薦専門塾」と「一般入試向け塾」を別々に掛け持つかどうかです。2つの塾を並行して使うと費用が2倍近くになりかねません。
コーチング型塾(STRUXなど)を活用すると、推薦対策(志望理由書・小論文の添削・面接練習)と一般入試の学習管理を同じ塾で一体的に進められます。

費用を1本化しながら、万が一推薦が不合格だった場合でも一般入試の対策が遅れないというメリットがあります。
実際に推薦と一般を並行して合格した受験生の声
| 受験生 | 志望校・入試種別 | コメント(要旨) |
|---|---|---|
| H.Sくん | 早稲田大学教育学部(公募推薦) | 参考書の使い方の指導で一般と推薦の両方をカバーしてもらえた。STRUXで一般の実力もついた |
| S.Mさん | 上智大学経済学部(公募推薦) | 公募がダメでも一般の勉強を進めていたから安心できた |
| Y.Nさん | 法政大学(自己推薦入試) | どこから手を付けたらいいかわからない状態から、毎回の授業と日常のチャットで指導してもらえた |
▶ 個別指導塾の費用や塾選びのポイントは、個別指導塾の費用や塾選びのポイント もご覧ください。
推薦専門塾と一般管理型塾(コーチング型)の費用比較
推薦対策をどの塾で行うかを選ぶ際、「推薦専門塾」と「コーチング型塾(一般管理型)」を比較することで、自分に合った選択がしやすくなります。
| 比較項目 | 推薦専門塾 | コーチング型塾(STRUX等) |
|---|---|---|
| 月額費用目安 | 5〜16万円(対面型) | 要問合せ(比較的抑えられる) |
| 推薦対策の充実度 | 専門・充実 | 週間計画に組み込み可(小論文・志望理由書の添削対応) |
| 一般入試対策 | 基本対応なし | メイン(参考書学習の管理・計画立案) |
| 推薦不合格時のリスク | 一般対策が遅れている | 一般対策も並行しているためリスクが低い |
| 向いている受験生 | 推薦一本で受験する人 | 推薦と一般を両立したい人 |
| 志望校逆算の計画 | 推薦出願に特化 | 推薦出願スケジュールに合わせた学習計画が可能 |
推薦一本に絞って受験する受験生には、専門塾の充実した対策内容が有利に働くことがあります。一方で、「推薦がダメだったときのリスクも考えて一般対策もしっかり進めたい」「費用をなるべく一本化したい」という受験生には、コーチング型塾の方がコストパフォーマンスが高くなるケースがあります。
▶ 大学受験のために塾に行くべきかどうかについては、大学受験のために塾に行くべき?5つのメリットと後悔しない選び方 もご覧ください。
まとめ|推薦対策の塾選びで後悔しないために

この記事で解説した内容を3点にまとめます。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| ①推薦種別で費用は大きく変わる | 総合型選抜が最も費用が高く(年間50〜150万円)、指定校推薦は塾不要のケースもある。まず自分の推薦種別を確認することが重要 |
| ②料金体系と「総費用」で比較する | コマ制・月謝制・パック制の相場を把握した上で、入学金・教材費・追加添削料を含めた総額で比較すること。塾費用以外にも出願料・模試・資格費用がかかり、総費用は年間80〜100万円超になりやすい |
| ③推薦と一般を両立できる塾かどうかを確認する | 推薦専門塾と一般塾を掛け持ちすると費用が2倍になるリスクがある。コーチング型塾なら推薦対策と一般対策を1つの塾で並行でき、推薦不合格時のリスクも下げられる |
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