高3生は受験勉強と定期テスト勉強のどちらを優先すべき?対策のバランスと両立の仕方・勉強法を解説 – 受験情報ブログ|高田馬場のコーチング型大学受験学習塾STRUX

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高3生は受験勉強と定期テスト勉強のどちらを優先すべき?対策のバランスと両立の仕方・勉強法を解説

高3になり、いよいよ本格的に受験勉強を進めていかなければいけない中、

「高3の定期テストってどのくらい大事なの?」
「定期テストは受験と関係ないから、本気で取り組まなくてもいい?」
「定期テスト対策と受験勉強のバランスがわからない…」

と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

最初に結論から言うと、原則として3年生は「定期テスト対策よりも受験勉強を優先すべき」です。受験まですでに1年を切っているので、少しでも多く受験勉強に時間を割きましょう。

しかし、状況によっては定期テスト対策にもしっかり取り組んだほうがよいケースもあるため確認が必要です。

この記事では、高3での定期テストへの向き合い方と、受験勉強にも役立つ定期テストの活用法を詳しく解説します。是非最後まで読んでください!

状況別:高3定期テストへの向き合い方

高3は受験生なので基本的に受験勉強を優先すべきですが、場合によっては定期テスト対策を優先すべき人もいます。

自分が以下3つのどれに該当するかで、定期テストへの向き合い方は大きく変わってきます。事前にしっかり把握しておきましょう。

  • 一般選抜を考えている場合
  • 総合型・学校推薦型選抜を考えている場合
  • 奨学金の活用を考えている場合

一般選抜を考えている場合

一般選抜で受験を考えている場合、学校の成績はほとんど受験に関係ないので、原則として受験勉強を優先すべきです。内申点を参考程度に見る大学もありますが、だからといって学校の成績で受験の合否が決まることはありません。一番重要なのは、入試当日の点数です。

そのため、普段は受験勉強を進めておき、定期テスト勉強は「直前にざっとテスト範囲を確認する」もしくは「テスト1週間前から受験勉強と並行しながら進める」という程度にしましょう。

ただし、数学・理科・社会の中で自分が受験で使う科目がある場合は、定期テストの2〜3週間前から勉強を切り替えてもOKです。数学・理科・社会は定期テストの内容が受験にほぼ直結するため、定期テストの勉強をしておけば受験にも役立ちます。

また、志望校のレベルによっても定期テストへの向き合い方が異なります。難関校(MARCHレベル以上)を目指している場合、定期テスト勉強の優先度は下げてOKです。

難関校は入試の問題レベルが高いため、志望校に合わせた勉強を進めないと解けるようになりません。

特に数学・理科・社会の定期テストは、大学受験レベルより簡単なものが出題されるので、難関大を目指して受験勉強をしていれば自然と点数は取れるはずです。もし定期テストで点数が取れていない場合は、受験勉強もつまずいている可能性があります。

中堅(日東駒専レベル)〜下位の大学を目指している場合、定期テスト対策にある程度時間を使っても大丈夫です。テスト範囲の内容が受験勉強の基礎となるため、定期テストを通じて基礎を完璧にしておけば、あとは志望校に合わせた受験勉強を積み上げることで対応できます。

基礎が固まっていないと後で勉強し直さなければいけなくなるので、まずは定期テストレベルの問題をしっかり理解できるようにしておきましょう。

また、以下に該当する人も直前期は定期テスト対策に時間を使いましょう。

  • 毎回の定期テストの点数が赤点ギリギリ
  • 定期テストの勉強を減らすことが不安で受験勉強に集中できない

まずは「毎回の定期テストの点数が赤点ギリギリ」について。赤点を取って「補習」や「追加の提出物」などが必要になってしまったら、受験勉強をする時間が減ってしまい本末転倒です。

いつも平均点くらい取れているのであれば定期テストの優先度を下げても大丈夫ですが、赤点を取りそうな科目は最低限勉強しておきましょう。

高校定期テストの勉強のコツは「高校の定期テスト勉強のコツや科目ごとの勉強法を徹底解説!」でも解説しています。

次に「定期テストの勉強を減らすことが不安で受験勉強に集中できない」について。今まで定期テストで良い点を取ってきた人ほど、いきなりテスト勉強の時間を減らすことに抵抗があるかと思います。テストの点数が今までより下がってしまった時の、学校の先生やクラスの友達からの目線も気になってしまうものです。

定期テストのことが不安で受験勉強に集中できない場合は、割り切ってテスト期間中は定期テスト対策をしましょう。

その際は、受験勉強とのバランスが曖昧にならないように「普段は受験勉強を進めておき、定期テスト3週間前からはテスト勉強も並行して進める」「テスト1週間前からはテスト勉強だけに集中する」など、切り替えのルールをきちんと決めておくことが大事です。

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総合型・学校推薦型選抜を考えている場合

推薦系の入試方式を考えている人は、定期テストの結果が評定に関わるので、定期テストも本気で取り組む必要があります。

特に学校推薦型選抜を狙う場合は、基本的に学校内での勝負なので「全ての科目で満点を狙う」くらいで丁度よいと思ってください。

ただし、必ず推薦で合格できるとは限らないため、実際は一般選抜の勉強も並行して進めないといけません。普段から受験勉強と定期テスト勉強を並行して進めましょう。

推薦では、小論文やレポートの対策が必要な場合もあるので、高3の夏ごろからは並行して対策してください。推薦系の入試は「楽」なイメージが強いですが、合格するまでは人の「倍」は頑張らなければいけない覚悟をしておきましょう。

奨学金の活用を考えている場合

奨学金は「親の収入」に加えて「生徒の学業成績」も給付の判断対象となっています。

例えば、大学進学後に無利子の奨学金を利用したい場合、日本学生支援機構のHPで奨学金の申し込み基準を見てみると「高等学校または専修学校高等課程最終2か年の成績の平均が3.5以上であること」という条件があります。

「最終2か年の成績の平均」というのは「高2~3の評定平均」のことなので、高3の定期テストの点数が悪いと評定平均に大きく影響してしまいます。

大学進学後に「評定が足りなくて奨学金に申し込めなかった…」とならないように、奨学金給付を考えている場合は、高3の定期テストも気を抜かずに取り組みましょう。

参考:進学後(在学採用)の第一種奨学金の学力基準


高3の定期テストと受験勉強を両立する2つのポイント

自分の状況に応じて、定期テストや受験に向けた勉強を両立させることが重要です。それでは、どのように両立させればよいのでしょうか?

ここからは具体的に、高3の定期テストと受験勉強を両立するためのポイントを2つご紹介していきます。

ポイント①:定期テストの目標点数を決める

高3は受験勉強をメインに進める必要があるため、定期テストだけに時間を使うわけにはいきません。受験まで限られた時間の中で定期テスト対策に偏らないようにするため、「定期テストでどのくらいの点数を目指すのか」を科目ごとにあらかじめ決めておきしょう。

先に目標点数を決めておくことで、その点数にあわせた勉強内容・勉強時間をあらかじめ把握しておくことができます。

例えば、英語の評定で「4」を取りたい場合、定期テストで「70点以上」が取れればOKです。受験勉強を普段からしっかり進めている人なら、定期テストレベルであれば「70点以上」は余裕で取れると思うので、定期テスト直前に教科書の内容をざっと見返すくらいで大丈夫です。

目標点数を目指す以上の勉強はオーバーワークになってしまうので、その時間は他の科目に回したり受験勉強に使いましょう。

ポイント②:勉強の計画を立てる

受験勉強と定期テスト対策のバランスが曖昧にならないように、あらかじめ勉強計画を立てて、いつ頃から定期テスト対策をスタートするか決めておきましょう。

計画を立てずになんとなくで勉強していると、どうしても目先の定期テスト対策に勉強時間が偏ったり、自分の得意な科目ばかり進めたりしてしまいがちです。

目安としては、普段は受験勉強を進めておき、総合型・学校推薦型選抜を考えている人は「1カ月~3週間前」、一般選抜を考えている人は「1週間前くらい」から、定期テストの勉強も並行して進めていきましょう。

受験も見据えた、高3の定期テスト科目別勉強法

高3になると、定期テストに最優先で取り組む必要性は薄れます。特に、国語と英語は受験勉強を優先しましょう。

国語や英語の定期テストでは、教科書で取り扱った文章や問題を中心として出題されることが多いです。確かに古文単語や英単語などは学校で習った内容が入試でも基礎となります。

しかし入試のメインである読解問題については、本番で「初めて読む文章」の中から出題されます。そのため、定期テストの内容をそのまま覚えても受験勉強にはあまり役立ちません。そのため国語と英語に関しては、定期テスト直前に該当範囲をざっと見返すくらいにしておきましょう。

逆に数学・理科・社会は、定期テストで習った内容が受験でも出題されることが​多いので、定期テスト対策をしっかりしていれば、共通テストや大学受験で必要な「基本の知識」を身につけておくことができます。

ただし、難関校を目指す場合は「定期テスト対策をせずとも高得点が取れるレベル」を目指してください。定期テストは大学受験レベルより簡単なものが出題されるので、普段から受験勉強をしていればおのずと点が取れるはずです。

教科①:国語

国語は、定期テストより受験勉強を優先してください。現代文は文章の読み方、古文は単語や助動詞、漢文は句法ができていれば、定期テストである程度点数は取れます。

古文・漢文の単語や句法は受験における読解問題の基礎となるため、忘れている場合は必ず復習してください。

国語の定期テストはほぼ授業内容から出題されるので、授業で触れられたポイントや先生が強調して伝えてきた箇所を直前にチェックするだけでも乗り切ることができます。

国語の定期テスト攻略のポイントや具体的な勉強方法は、「【高校定期テスト対策】国語の進め方とおすすめの勉強法を解説」で詳しく紹介しています!

教科②:数学

数学の定期テストでは、受験勉強でも使える基本レベルの知識が出題されます。そのため、定期テストを普段の受験勉強の振り返りの場として活用しましょう。定期テスト本番前までに、出題範囲のワークを2〜3周はしておきたいです。

数学については、定期テストで習う内容と受験勉強が直結しているため、普段から受験勉強をしていれば定期テストでも点数を取れるはずです。

そのため、もし定期テスト勉強をしておらず点数が取れなかったとしても「定期テスト勉強していないから点数が取れなくても仕方ない」と考えてはいけません。

数学の定期テスト攻略のポイントや具体的な勉強方法は、「【高校定期テスト対策】数学の進め方とおすすめの勉強法を解説」で詳しく紹介しています!

教科③:英語

英語は、定期テストより受験勉強を優先してください。定期テストでの長文読解は、大学受験とは異なり初見の問題はほとんど出題されないため、話の要点をきちんと把握しておけば問題ありません。定期テスト直前に範囲の文章をざっと見返すくらいにしておきましょう。

ただし、英単語・英文法の知識は受験勉強にも活かせるので、定期テストまでにしっかり勉強して身につけておきましょう。

英語の定期テスト攻略のポイントや具体的な勉強方法は、「【高校定期テスト】英語(英表・コミュ英)の対策・勉強法を時期ごとに徹底解説!」で詳しく紹介しています!

教科④:理科

理科の定期テストでは、受験勉強でも使える基本レベルの知識が出題されるので、こちらも定期テストを受験勉強の振り返りの場として活用しましょう。普段は別の範囲を勉強していても、定期テスト前は切り替えて勉強してください。

理科はインプットとアウトプットの繰り返しが重要な科目なので、教科書を理解したら必ずワークで問題演習をしましょう。公式を覚える際は、単位まで覚えることも大事です。公式の単位まで暗記しておけば、数値が変わって出題されても対応できます。

理科も数学と同じく、普段から受験勉強をしていればある程度点数は取れるはずなので、「定期テスト勉強していないから点数が取れなくても仕方ない」と考えるのはNGです。

理科の定期テスト攻略のポイントや具体的な勉強方法は、「【高校定期テスト対策】理科(生物・地学・化学・物理)の進め方とおすすめの勉強法を解説」で詳しく紹介しています!

教科⑤:社会

社会の定期テストでも、受験勉強でも使える基本レベルが出題されるので、定期テストを受験勉強の振り返りの場として活用しましょう。普段は別の範囲を勉強していても、テスト前は切り替えて勉強してください。

社会は暗記のイメージが強いかもしれませんが、出来事同士のつながりを掴んで問題を解くことが重要です。そのため知識単体を暗記するだけではなく、問題演習もしないと点数は取れません。文章問題にもしっかり対応できるよう、語句の説明や図表の読み取りの演習をしておきましょう。

普段から受験勉強をしていればある程度点数は取れるはずなので、もし定期テスト勉強していなくても「定期テスト勉強していないから点数が取れなくても仕方ない」と考えるのはNGです。

社会の定期テスト攻略のポイントや具体的な勉強方法は、「高校定期テストで社会はいつから対策を始めるべき?時期別におすすめの勉強法を解説」で詳しく紹介しています!

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高3は、受験勉強と定期テスト対策のバランスを考えながら勉強を進めていくことが非常に大事です。

「テスト勉強に時間を使いすぎて、受験勉強が間に合わない…」
「受験勉強ばかりしていたら、定期テストで赤点を取ってしまった…」

とならないように、あらかじめ勉強計画を立てておきましょう。

しかし、自分で勉強のバランスを見極めて計画を立てるのは難しい人も多いでしょう。

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