浪人生活が始まるにあたり、予備校に通うか迷っている人もいるでしょう。
もしかすると「現役時代の積み重ねがあるから宅浪でも大丈夫!」「時間はあるし今すぐに決めなくてもいいよね」と考えている人がいるかもしれません。
しかし、浪人生は特別な理由がない限り、早めに予備校を決めて通ったほうがよいです。浪人生は自由時間が多く、人によってはうまく活用しきれない可能性があるため、予備校のサポートを得たほうがよいでしょう。
今回は浪人生が予備校に行くべき具体的な理由や選び方のポイント、オススメの予備校などを詳しく解説します!
浪人生は基本的に予備校へ行くべき!その理由は?
結論として、基本的に浪人生は予備校へ通いましょう!塾に通わず自分の力だけで勉強することも不可能ではありませんが、特段の理由がない限りは、予備校に通って勉強したほうがよいです。
具体的に予備校へ通うべき理由をチェックしましょう。
- プロに受験の不安や疑問点を質問してサクサク解消できる
- 監視の目があるため勉強をサボる心配がない
- 生活リズムを崩すことなく勉強を続けられる
- 大学受験の最新情報を教えてもらえる
上記の状況に陥ると成績を下げる要因になるため、予備校に通って解消しておきましょう。
プロに受験の不安や疑問点を質問してサクサク解消できる
浪人が決まった直後は「予備校に通わなくても乗り越えられる!」と思っても、いざ浪人生活が始まると以下の不安を感じやすいです。
- この参考書で合ってるのか?
- この進め方で合ってるのか?
- まだ模試の成績は伸びないけど、いつ伸びるのか?
- 志望校を変えなくても大丈夫か?
こうした不安を抱えたまま勉強に取り組んでも、あまり身が入らないため非効率です。浪人の不安に潰されないためにも、相談相手を作っておくことが重要です。
予備校であれば浪人に関する不安を相談できますし、もし自分と同じような浪人経験を持つ講師がいれば、なおさら悩みを共有しやすいですよね。
また、「浪人してしまった」ということは、科目の知識や理解が足りない部分があった証拠です。そうした現役時代の知識不足や理解不足を解消できなければ、浪人しても成績は上がりません。予備校であれば、講師と会って直接自分の疑問点などをぶつけて、納得いくまで解消できます。
監視の目があるため勉強をサボる心配がない
浪人中は学校の授業がないため、ほぼ毎日が自由時間になります。この「自由時間」でフルに勉強できれば、成績は上がります。
しかし実際は、自由時間がありすぎるために「少しくらいサボってもよいだろう」と油断して、勉強を怠けてしまう人が多いものです。
あるいは、勉強に取り組む気持ちがあったとしても、自由時間が多すぎるために「どのように勉強すればいいのか?」と迷うこともあります。
場合によっては、模試の結果に一喜一憂して、勉強のモチベーションが上下することもあるでしょう。
1日8~10時間くらい安定して勉強時間を確保し、志望校合格に必要な勉強に正しく取り組めればよいのですが、全員がうまくいくわけではありません。
予備校であれば、定期的に授業があるため強制的に勉強環境を整えられます。自分の周囲に勉強している人がたくさんいるため、勉強に対するモチベーションアップにもつながるでしょう。
生活リズムを崩すことなく勉強を続けられる
浪人生は自由時間が多いため、生活リズムが乱れることもあります。実際、浪人の失敗パターンとして最も多いのが「朝に起きれず勉強時間が減ってしまい失敗する」というものです。
予備校は日中に勉強する場所なので、自然と規則正しい生活リズムを身につけられます。頭も朝のほうが働きやすいため、効率よく勉強するためにも、朝から活動することは必須です。
また、規則正しい時間に寝起きしたほうが、学校に通っていたときと同じリズムで活動できるため、勉強時間も安定しやすいでしょう。
仮に「朝7時に起床して1日11時間勉強した」場合、
午前中は「8時〜12時」の4時間・午後は「13時〜18時」「20時〜22時」の合計7時間
というように1日をフルで勉強したうえで、日付が変わる前に就寝できます。日中にしっかり頭を働かせるには、睡眠時間をしっかり確保し午前中から活動することが欠かせません。
受験本番も午前中から実施されるので、早いタイミングで正しい生活リズムを身につけて、本番でいつも通りの力を発揮できるようにしておきましょう。
大学受験の最新情報を教えてもらえる
現役時代は、学校が大学説明会を開いたりクラスメートと情報を共有できたりしていたため、多少受け身でも受験の最新情報をゲットできました。しかし浪人生の場合、自分で取りにいかなければ大学受験の最新情報を取得することはできません。
とくに大学受験については、一般入試以外にも幅広い入試方式や制度があります。例えば、英検を持っている人であれば、その英検を入試の得点として使えるかもしれません。こうしたお得な情報を知らずに大学受験に挑むのは損です。
予備校であれば、講師からそうした大学受験で使える最新情報を教えてもらえます。こうしたお得な情報を見逃す可能性をなくすためにも、予備校には通ったほうが良いでしょう。
浪人生はいつから予備校に行くべき?とにかく早めに予備校を探そう!
浪人生が予備校に通うのであれば、とにかく早めに探しましょう。
浪人生の中には「まだ時間には余裕がある」「現役時代の勉強の積み重ねがあるから大丈夫」と油断する人もいます。しかし「1年」という浪人期間は、意外とあっという間に過ぎ去るものです。
そもそも、現役時代の積み重ねが不足したことで浪人しているので、「現役時代の知識を固める+浪人期間中に足りない部分を補う」ということをしなければ、結局成績は上がりません。
とくに、現役時に「勉強習慣がなくて不合格になった」ということであれば、早めに習慣をつけておかないと同じ失敗を繰り返します。
そのため予備校に通うと決めたのであれば、浪人が決まった瞬間に探し始めましょう。高3の春休み(3月末)頃からは通えるようにしておくことが理想です。
浪人向け集団授業予備校は4月スタートのケースが多いですが、それ以外の形態であれば3月から通えます。
一番危険なのは「一度自力で勉強してダメなら予備校に行こう」という考え方です。
成功する確証もないまま一度自力で勉強するというのは、時間のロスでしかありません。「絶対に自力でやり通せる」という自信がない限りは、4月から予備校に通いましょう。
4月から予備校に通って、「あとは1人で勉強できる」と確証を得た段階で辞めるほうが、考え方としてはマシです。
浪人生が予備校を選ぶ際に意識すべきポイント
実際に浪人生が予備校を選ぶ際は以下の点を意識しましょう。
- 浪人生向けのカリキュラムはあるか?
- 通塾生の中で「浪人生」の合格実績はあるか?
- 自習環境が整備されているか?
- 朝から勉強できる環境があるか?
- 自分に合った授業形態か?
- 費用はどのくらいになるか?
それぞれ補足していきます!
1.浪人生向けのカリキュラムはあるか?
予備校によっては、浪人生向けのカリキュラムを用意している場合があるのでチェックしておきましょう。
もちろん、通常授業を浪人生が選択できる場合は多いはずです。しかし「浪人生向け」と銘打っているコースであれば、同じ境遇の生徒と一緒に勉強できるのでモチベーションアップにつなげやすいです。浪人生ならではの悩みも共有できるでしょう。
また、浪人生向けのコースであれば、個々の実力に合わせて指導をしてくれるケースも多いです。浪人生は、現役時に足りなかった部分の補強が必須であるため、自分の実力を考慮してくれるのは心強いでしょう。
2.通塾生の中で「浪人生」の合格実績はあるか?
自分が通う予備校の合格実績の中で「浪人生」の実績がどれくらいあるかをチェックしておきましょう。
予備校がアピールする合格者数は、具体的な内訳を記載していないケースが多いです。
浪人生の合格実績が豊富であれば、それだけ浪人生の指導にも慣れていると期待できるため、予備校を選ぶ際の判断基準にできます。
3.自習環境が整備されているか?
浪人生は学校の授業がないため、予備校の授業に加えて自習時間を確保することも重要になります。
現役も浪人も同じですが、大学受験勉強で一番成績が伸びるのは「自習時間で志望校に合わせた学習をしているとき」です。そのため、予備校に通って浪人したとしても、結局自習で実際に問題を解かなければ成績は上がりません。
自習時間を確保するためにも、自習室を設けている予備校を選ぶとよいでしょう。オンライン自習室を設けている予備校もあります。
学習塾STRUXのオンライン自習室のイメージ図
予備校の中には入寮制のところもあります。入寮制であれば常に勉強環境に囲まれるので、自然と学習が進みます。
ただし、自習室にはお喋りばかりしている生徒がいる可能性もあるため要注意です。
4.朝から勉強できる環境があるか?
朝から勉強できる環境を整えている予備校であるかをチェックしておきましょう。具体的には「朝から開講されている授業はあるか」「自習室は平日の朝から開放されているか」をチェックしておくことがオススメです。
勉強環境が朝から開放されていれば、学校のない浪人生は多くの時間をしっかり勉強に充てられます。
5.自分に合った授業形態か?
予備校には、個別・集団・オンライン・動画授業など、さまざまな指導形態があります。指導形態に応じて特徴や向き・不向きがあるため、自分の志望校や性格を踏まえたうえで、マッチする形態を選びましょう。
とくに浪人の場合は、必ず「現役で受からなかった原因」があるはずです。浪人した原因によっては、現役時に予備校に通っていたとしても変更したほうがよいケースがあるかもしれません。
6.費用はどのくらいになるか?
予備校の指導形態によって費用は変動します。
例えば、月額制で複数教科を受講できるところもあれば、1科目ごとに課金する場合もあります。予備校によっては、浪人生コースが別途設けられていることもあるため、費用は確認しておきましょう。具体的な費用の相場感は後述します。
浪人生が予備校選びの際に意識すべきポイントについては以下の記事でも詳しく解説しています。
予備校によっては、特待生制度を設けているケースもあります。特待生制度によって、入塾金や授業料が無料(あるいは減額)されることもあるためチェックしておきましょう。
特待生制度を設けている予備校としては、「河合塾」「代々木ゼミナール」などが挙げられます。
予備校の種類別!「どのような浪人生が通うべきか」を解説
浪人生が予備校を選ぶ際は、いくつかのポイントを押さえることが重要です。
それでは具体的に、各予備校の種類に応じてどのような浪人生が向いているのでしょうか?指導形態ごとに「どのようなタイプの浪人生がマッチするか?」をまとめました。
予備校の種類 | オススメの人 |
---|---|
個別指導型 | ・現役時代の苦手を潰したい人 ・志望校のレベルを上げる人 etc |
集団授業型 | ・周囲に受験生がいるとモチベが上がる人 ・生活リズムを変えなずに勉強したい人 etc |
コーチング型 | ・現役時代に計画を作れず失敗した人 ・現役時代に勉強習慣が身に付かず失敗した人 etc |
オンライン型 | ・自宅の近くに手頃な予備校がない人 ・自分の時間を最大限まで勉強に充てたい人 etc |
個別指導型
「個別指導型」の塾は、マンツーマン(あるいは1対2などの少人数制)で個人に合わせ指導してもらいやすいです。
生徒自身の志望校目標や成績の状態に合わせて指導してくれるため、現役時代に足りなかった部分を分析しながら勉強を進められるでしょう。
個別指導型の塾がオススメな人は以下の通りです。
- 現役時代の苦手を徹底的に潰したい人
- 現役時代よりも志望校のレベルを上げる人(合格するための勉強が変わるのでマンツーマンでの綿密な指導が必要)
- 講師とマンツーマンのほうが勉強に集中できる人(浪人生全員が仲間と切磋琢磨したいわけではない)
集団授業型
「集団授業型」の場合は、周囲に同じ勉強仲間がいるので、人によってはモチベーションが上がります。また、学校の授業のように定められた時間に勉強できるので、生活リズムも整えやすいでしょう。
とくに集団授業の場合は、有名講師の授業を受けられることもあるため、インプットする科目の知識の質を上げやすいです。
ハイレベルな国公立(東大、京大クラス)に特化したコースを設けている予備校も多いため、自分がこういった最上位大学や医学部を目指すのであれば活用できます。
集団授業型の予備校がオススメの人は以下の通りです。
- 周囲に同じ境遇の受験生がいるとモチベーションが上がる人
- 生活リズムを変えないために学校の授業と同じようなサイクルで勉強したい人
- 東大や京大、医学部などの最難関大学を目指していた人
- 基礎は身についており、現役時代にあと数点という惜しいレベルで落ちた人
コーチング型
「コーチング型」とは、各科目の指導よりも日々の勉強習慣管理をメインに行っている予備校を指します。志望校までの勉強計画を作成して、定期的な面談やチャットでの質問などを通じて、進捗を管理することが多いです。
大学受験の勉強では、普段の勉強にどれだけ取り組めたかが成績の伸び率を決めます。
予備校の授業を受けるだけでは成績を伸ばせないので、普段の勉強を管理してもらい志望校に合わせた実力を身につけることは非常に重要です。
コーチング型の塾がオススメの人は以下の通りです。
- 現役時代に勉強計画をきちんと作れず失敗した人
- 現役時代に勉強習慣が身に付かず失敗した人
- 勉強だけでなく方向性や将来に関する不安なども気軽に相談したい人
オンライン型
「オンライン型」の場合は、自宅から予備校の授業を受けられます。
録画した映像授業をいつでも見ることができるタイプと、オンラインでビデオ通話を通し通常の塾のように授業を行うタイプがあります。いずれも通塾が不要であるため、自分の時間を最大限まで勉強に充てることが可能です。
ただし、オンラインだと通える自習室がないケースも多いため、ずっと家で勉強することになります。この場合、意外と集中力が続かない人もいるため注意しましょう。
オンライン型の予備校がオススメの人は以下の通りです。
- 自宅の近くに手頃な予備校がない人
- 自分の時間を最大限まで勉強に充てたい人
- 自分の好きな時間に授業を見返したい人(動画授業タイプであれば好きな時に見返して勉強できる)
- すでに自宅で勉強する習慣がついている人
浪人生が予備校に通う際に必要な費用の相場
浪人生の予備校費用は、指導形態や受講する科目数によっても変動しますが、およそ「150万円前後」かかります。夏期講習など時期ごとの特別講習を追加すれば、さらに費用は増えるでしょう。
いずれにしても費用の負担はかなり大きいので、気になる人はなるべく安く抑えるための工夫が必要です。
例えば「科目数の多い国公立を狙うため月額制で全科目指導してもらう」「苦手科目だけを選ぶ」などの方法があります。
とはいえ、安さばかりに目を奪われてしまい、自分の勉強につながらない予備校を選ばないように注意です。
費用相場などについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
浪人生向けおすすめ予備校5選
具体的に、浪人生にオススメの予備校を5つご紹介します。指導形態ごとに紹介しているので、自分に合うタイプも考慮しながら選びましょう。
授業形態 | 塾名 | オンラインor対面 | 浪人生へのサポート | 自主室の有無 |
---|---|---|---|---|
個別指導 | 四谷学院(個別指導部門) | 対面 | 生徒のレベルに合わせた個別サポート | あり |
集団授業 | 駿台 | 対面(オンラインもあり) | ICT教材も活用した授業外サポート | あり |
オンライン | 進研ゼミ高校講座 | オンライン | リアルタイムでのチャットによる質問 | なし |
動画授業 | 東進ハイスクール | オンライン | 専属の担任による指導 | あり |
コーチング | 学習塾STRUX | オンラインも対面も可 | 面談やアプリを利用して24時間疑問を解消できる | あり |
個別指導:四谷学院の個別指導部門
- オンライン or 対面:対面
- 浪人生へのサポート:生徒のレベルに合わせた個別サポート
- 自習室の有無:あり
「四谷学院」は、生徒の能力に合わせ細かい授業を提供する55段階指導などを展開しています。自分の実力を細かくチェックして適切な指導を行ってくれるため、現役時代に足りなかった部分も正確に判断して勉強できます。
高卒(浪人)生コースを設けているため、個別指導でじっくり現役時代の失敗原因を分析しつつ、効果的に学習できるでしょう。
集団授業:駿台
- オンライン or 対面:対面(オンラインもあり)
- 浪人生へのサポート:ICT教材も活用した授業外サポート
- 自習室の有無:あり
「駿台」には、難関大学トップクラスの合格率を誇る高卒生・浪人生向けコースがあります。東大・京大・医学部など難関大学への合格実績が高く、現役時よりも高い目標を掲げる浪人生にピッタリです。
オンライン授業にも対応しており、ICT教材を活用して場所を問わずきめ細やかな添削を受けられます。
オンライン:進研ゼミ高校講座
- オンライン or 対面:オンライン
- 浪人生へのサポート:リアルタイムでのチェットによる質問
- 自習室の有無:なし
「進研ゼミ高校講座」は、チャレンジでお馴染みの進研ゼミが開催するライブ形式のオンライン授業です。講座のスケジュールは土日をメインに設定されており、仮に見逃しても録画授業があるため安心できます。
ライブ授業ではリアルタイムで講師にチャット上で質問可能です。わからない部分をその場で解消できるため、学校などで疑問点を質問する機会がない浪人生でも、効率的に勉強を進められます。
動画授業:東進ハイスクール
- オンライン or 対面:オンライン
- 浪人生へのサポート:専属の担任による指導
- 自習室の有無:あり
「東進」は、多くの科目・レベルに分けられた授業から、自分の現状に合ったものを選んで視聴できる予備校です。映像授業であるため、ガンガン授業の予定を入れることが可能であり、有り余る時間を有効的に活用できます。
過去問対策は指導の一環として授業で実施しているため、受験で最も重要な問題演習に効果的に取り組めるでしょう。
コーチング:学習塾STRUX
- オンライン or 対面:オンラインも対面も可
- 浪人生へのサポート:面談やアプリを利用して24時間疑問を解消できる
- 自習室の有無:あり(オンラインもある)
「学習塾STRUX」は、浪人生の志望校に合わせた学習計画を作成し、受験本番まで徹底的にサポートするコーチング型の予備校です。志望校と現状の実力を把握したうえで、成績の差を埋めるために必要な参考書を洗い出して進捗を管理します。
参考書については「毎日何ページくらい進めればいいのか」というレベルまで細かく落とし込んでいるため、毎日取り組むべき内容で迷いません。
週1回の面談も設けているため、毎週の進捗に応じたアドバイスや計画の修正も柔軟に対応できます。
オススメの予備校については、他も含めて次の記事で詳しく解説しています。
予備校に通えばOK、ではない!浪人する時の注意点
このように、予備校に通うことで浪人中の勉強は大いに捗ります。とはいえ「予備校に通ったから大丈夫!」というわけではありません。具体的には以下の点に注意しましょう。
- 予備校に行けば合格できるわけではない
- 予備校の生徒と必要以上に付き合わない
- 浪人した原因を分析してから勉強しよう
予備校に行けば合格できるわけではない
現役・浪人問わずですが、予備校はあくまでも「勉強の補助」に過ぎません。一番重要なのは、自習に取り組み志望校に合わせた勉強に取り組んでいる時間です。
予備校の授業内容をスタディサプリなどで復習して理解を深め基礎を固めたら、自習の時間で志望校に合わせた勉強する、という流れを作りましょう。
予備校の生徒と必要以上に付き合わない
勉強を続けるうえで、同じ境遇の友人を作って支え合うことも確かに大切です。ただし、予備校はあくまでも「勉強する場所」であるため、必要以上に生徒同士でつながらないように注意しましょう。
授業の休憩時間に話したり励ましあったりすることは大切ですが、仲良くなりすぎて「授業をサボってずっと喋る」「休日に遊んでしまう」となってしまうと、予備校に通っている意味がありません。
浪人した原因を分析してから勉強しよう
勉強を始める前に、必ず浪人した原因も分析しましょう。
浪人する原因は人によって異なるため、それに応じた対策を行うことが欠かせません。例えば「勉強習慣が身に付かなかった」「問題演習の量が足りなかった」「勉強する比重を間違えた」などです。
浪人した原因を突き止めることで予備校選びの方針も決まりますし(勉強習慣が身についておらず失敗したならコーチング型で学習管理をしてもらうetc)、自分が力を入れて勉強すべき科目もわかります。
現役時のミスを分析して、失敗原因を潰すことを意識して勉強しましょう。
こちらも参考にしてください。
本気で成績を伸ばしたいなら、コーチング型の塾で徹底的に自習時間を効率化するのがおススメ!
浪人生は基本的に予備校へ通うべきです。予備校に通うことで自然と勉強環境を整えられますし、浪人した原因に応じた指導もしてもらえるでしょう。
実際に予備校を選ぶ際は、自分の目標や性格にマッチした指導形態を提供しているところを選ぶことがオススメです。
このページで解説した通りですが、本気で成績を伸ばしたいのであれば、浪人した原因を個別に分析して自習時間を充実させるのが重要。そのためにおススメなのはコーチングタイプの塾・予備校です。
学習塾STRUXは完全個別のコーチング型予備校です。生徒の志望校を定め、合格に必要な勉強を細かく計画に落とし込んでくれます。
計画では参考書レベルでやるべき内容を明確にしてくれるため、毎日の勉強内容で迷いません。浪人した原因も考慮して作成してくれるので、同じ失敗を防げます。定期的な面談もあるので、進捗管理だけでなく浪人の不安や疑問点なども解消できるでしょう。
こちらから浪人生の合格体験記もご覧いただけます!
具体的にどんな指導を受けられるか気になった人は、ぜひ一度無料体験にもお越しください。
実際の指導で使っている勉強計画を作成してプレゼントしているので、無料体験に参加するだけでも成績によい影響を与えることは間違いなしです!
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