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「医学部を目指しているけれど、一般入試だけでは不安…」
「推薦入試は受けられるのかな?」
医学部の推薦入試は、一部のトップ層だけが受けられるものだと思っていませんか?
たしかに、トップ層の方が推薦を受けやすい傾向はあります。しかし、推薦入試は誰にでも受ける権利がある制度です。志望校に自分が受けられる推薦入試の制度がないか確認してみましょう。
本記事では、医学部推薦入試のメリット・デメリットや合格に向けた対策法などを解説します。
最後まで読めば、推薦入試があなたにとって最適な選択肢かどうかがわかり、合格に近づくための第一歩を踏み出せます。
医学部推薦入試の基礎知識

医学部の推薦入試には、主に以下の3種類があります。
- 公募推薦
- 指定校推薦
- 地域枠推薦
公募推薦は、高校の学校長の推薦があれば誰でも出願できる推薦入試です。他の推薦入試に比べて募集人数が多いという特徴があります。志望校で公募推薦を募集している場合には、利用してみるとよいでしょう。
指定校推薦は、大学から指定枠を高校に与えられます。高校は、条件に合致した学生を選び、その学生は推薦入試を受けられます。成績や学校生活が、合否に直接影響する入試形式です。指定校推薦は、推薦を受けることができれば、合格可能性が高い傾向にあるため、狙えるなら活用しましょう。
地域枠推薦は、将来医師不足などの問題に悩む地域で働くことを条件に、医学部を特別枠で受験できる制度です。入学後に学費免除や奨学金の受給などの利点があります。
それぞれの推薦入試制度を理解して、受験する大学を選びましょう。
医学部推薦入試のメリット・デメリット

ここでは、医学部推薦入試のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
医学部推薦入試のメリットは、主に以下の2点です。
- 早期に合格する可能性がある
- 総合的な人間性や多面的な能力が評価される
推薦入試は、基本的に一般入試よりも早い時期に行われます。早期に合格を決めて、残りの高校生活を楽しむことも可能です。
また、推薦入試では、一般入試では測りにくい、医師としての適性や資質(倫理観、コミュニケーション能力、協調性、探求心、地域医療への貢献意欲など)が重視される傾向にあります。
学力検査以外の下記の点が重視されます。
- 出願書類(志望理由書、自己推薦書など)
- 面接
- 小論文
- 高校での課外活動(部活動、ボランティア活動など)
- 学業以外の経験(リーダーシップ経験、科学研究への取り組みなど)
学力検査だけだと、合格する自信がない場合、受験を検討してもよいでしょう。ただし、学力が必要ないわけではありません。あくまでも学力を持っていることが前提で、「それ以外にもアピールできる箇所が増える」という認識で受験を検討するのがいいでしょう。医学部を目指す以上は、しっかり勉強を続けてください。
また、推薦入試では、特定の診療科への興味や地域医療への貢献といった将来の明確な目標が、合否に影響を与える可能性が高いです。推薦入試を受ける理由を説明できるようにしておきましょう。
デメリット
医学部推薦入試のデメリットは、主に以下の4点です。
- 募集人数が少ない大学が多い
- 出願要件の厳しさ
- 一般入試との対策の並行が難しいことがある
- 合格後の辞退ができない場合がある
推薦入試は、大学の募集人数が少ない場合がほとんどです。また、条件を満たしていないと出願できません。高い評定平均が必要となる可能性が高いため注意しましょう。
推薦入試でうまくいかなかったときには、一般入試を受験する必要があります。医学部入試であるため、どちらの入試も対策は簡単なものではありません。並行しての対策は、時間的にタイトなものになりやすいでしょう。
推薦入試は、基本的に合格後辞退はできません。入学して続けられる気持ちがあるのか、しっかり考えておいてください。
医学部の推薦入試合格を掴むための対策法

ここでは、以下の5つの点から、医学部推薦入試で合格するための対策法を紹介します。
- 学力試験対策(共通テスト、大学独自の学力試験)
- 志望理由書・自己推薦書対策
- 面接対策
- 小論文対策
- 情報収集の重要性
それぞれ詳しくみていきましょう。
学力試験対策(共通テスト、大学独自の学力試験)
学力試験は、少し「一般入試」よりは簡単な場合が多いのですが、やるべきことはほとんど同じです。推薦に失敗した場合のことも考えて、一般入試にも生きる勉強をしましょう。
医学部の学力試験対策法は、以下の記事を参考にしてください。
志望理由書・自己推薦書対策
志望理由書や自己推薦書は「なぜ医師になりたいのか」「なぜその大学を選んだのか」を自分のなかで明確にして、文字に起こしましょう。
「特定の診療科に興味を持っている」「地域医療に貢献したい」といった将来のキャリアの目標を具体的に記述するのもおすすめです。
高校での部活動や課外活動(ボランティア、科学系の部活動など)の経験があるなら、アピールポイントになります。その活動で得られたことや今後に活かせる能力などをアピールしましょう。
医学部の志望理由書の書き方の具体的な手順は、以下の記事で詳しく説明しています。
面接対策

頻出の質問について考えて、回答を自分のなかで考えておきましょう。
面接官は「コミュニケーション能力」「協調性」「医師としての適性」などを、面接で見ています。これらの点を意識して、回答を考えるのが重要です。
面接対策では、大人の意見を聞くことが大事です。塾や学校の先生に相談して、模擬面接を行い、意見をもらいましょう。
医学部の面接対策の具体的な手順は、以下の記事を参考にしてください。
小論文対策
医学部の小論文でよく問われるテーマの傾向を知り、対策しておきましょう。塾や学校の先生に医学部の小論文の傾向を確認してください。
また、実際に入試で問われたテーマを元に小論文を書いてみましょう。書いた後には、自分で読み返してみるのが重要です。また、必ず先生に添削をしてもらいましょう。自分では気づけない文章の間違いや癖がわかります。
医学部の小論文対策法は、以下の記事を参考にしてください。
情報収集の重要性

志望校の情報収集は、必ず行っておきましょう。情報収集の方法には、以下のものがあります。
- インターネット検索
- オープンキャンパス
- 予備校
- SNS
インターネット検索で公式サイトを調べたり、オープンキャンパスに参加したりして、大学が提供する最新情報を調べておきましょう。特にオープンキャンパスへの参加は、大学に通う自分のイメージができるため、大変重要です。志望理由書や面接などでも、オープンキャンパスでの印象をアピールできると他の受験生とも差をつけられる場合があります。
予備校では、卒業生を通して知れる生の声が聞ける可能性があります。先生に志望校を伝えて、情報がないか確認しましょう。
SNSで大学名を調べて、情報を調べるのもよいでしょう。ただし、SNSは信憑性に欠ける場合があるため、情報の正確性は確認してください。
個別指導塾の活用法

推薦入試の受験には、個別指導塾がおすすめです。
個別指導塾が推薦入試対策に強い理由
個別指導塾では、生徒ひとりひとりの実力や特徴を踏まえて、苦手科目の克服に向けた個別のカリキュラムや指導を行います。これまでに多くの受験生と関わってきた受験のプロから勉強計画を立ててもらえると、効果的な学習が可能となります。
また、志望校の入試傾向に特化した対策の提供が可能です。たとえば、過去問の的確な分析を行い、出題形式に慣れるための受験勉強法を提供してもらえます。
さらに「面接」「小論文対策」などの、推薦入試で重視される試験内容の対策や添削によって、合格可能性を高められるでしょう。
また、集団塾と比べて質問しやすい環境や丁寧な解説を受けられます。
医学部への合格可能性を高めるなら、丁寧な生徒へのサポートが受けられる個別指導塾を選ぶとよいでしょう。
【保護者の方へ】塾選びのポイント
受験生の子どもを持つ保護者の方に向けて「学力向上と志望校合格への確実なサポート」をしてくれる塾の選び方を紹介します。以下の3点に着目して、塾を選んでください。
- プロの視点からの的確な進路指導とアドバイス
- 子どものモチベーション維持と精神的なケア
- 保護者への丁寧な状況報告と相談体制
これらのサポート体制を、塾のホームページなどで確認しましょう。個別相談の際に、サポート体制をどのようにとっているのか、確認しておくのもおすすめです。
より合格可能性を高められる塾を選んでください。
医学部の推薦入試をうまく活用して合格を勝ちとろう
医学部推薦入試は、早期合格のチャンスである反面、一般入試との対策の並行や、面接・小論文・志望理由書といった多面的な準備が必要となるため、「何を」「いつまでに」「どう進めるか」で迷いが生じがちです。
特に医学部受験においては、一般入試対策で求められる高い学力と、推薦入試で問われる人間性・将来への明確なビジョンの両立が鍵となります。
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