大学受験を制する「勉強計画」の立て方を徹底解説!志望校決めと現状分析が鍵となる「受かる計画を立てるコツ」とは? – 受験情報ブログ|高田馬場のコーチング型大学受験学習塾STRUX

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大学受験を制する「勉強計画」の立て方を徹底解説!志望校決めと現状分析が鍵となる「受かる計画を立てるコツ」とは?

大学受験に向けての勉強を進めようとしている方の中には以下のような考えの人もいるのではないでしょうか?

  • とにかく難しい参考書を解こう!
  • たくさん単語を覚えたら点数が上がるだろう!
  • とにかくたくさんの時間を使えば成績が上がるだろう!

これらは決して間違いではありませんが、これだけにとらわれてしまうと大学受験では大失敗をします。

大学受験に挑む上では最も重要なことは、「勉強計画の立て方を知っているかどうか」ということ。

この勉強計画をどのくらいしっかり作成できるかによって合否が決まると言っても過言ではありません。

それでは、そもそもなぜ大学受験ではそれほどまでに受験計画が重要なのでしょうか?

一番の理由は「勉強計画を立てることでやるべきことが明確になるから」です!

今のあなたの偏差値レベルが55くらいだとしましょう。その状態から以下の目標を掲げた場合、果たしてやるべき勉強は同じでしょうか?

  • 上位私立校に受かりたい!
  • 東大に受かりたい!

もちろん違いますよね。この2つの目標を見比べると、現状の学力レベルから見たときにゴールまでの道のりが全く違います。

勉強すべき量も違えば、そもそも大学ごとの入試の傾向も違うのです。

そこで、目標をしっかり定めて志望校までの勉強計画を立てることによって「上位私立校に受かるためには何をすべきか?」「東大に合格ためには何を克服すべきなのか?」ということがハッキリわかります。

やるべきことがわかれば、先述のように漠然と難しい参考書を解くことも無くなりますし、自分がどれだけの単語を覚えれば良いのかが見てくるのです。

つまり、志望校合格までを最短距離で突っ走れるようになります。

時間の限られている受験生にとっては、必要な勉強に取り組むというのは非常に大切なこと。

そのため、大学受験に向けてまずは「勉強計画の立て方」を覚えましょう!

大学受験に合格するための勉強計画の立て方4ステップ

それでは具体的に、大学受験を乗り越えるための勉強計画とはどのような立て方なのでしょうか?4ステップに分けてご紹介します!

大学受験の勉強計画ステップ1:志望校を決める

大学受験の勉強計画を立てる上でまず最初にやるべきなのは「志望校を決める」ということです。

先述の通り、勉強計画というのは「志望校に合格するために自分がやるべきことを明確にするため」のもの。そのため、大前提としてゴールは絶対に必要です。

この志望校が決まることで、「自分が勉強すべき科目・その範囲・取り組むべき学習量」が見えてきます。

ここをしっかり見える化しておかないと自分の受験に本来必要ではない勉強に時間を費やしてしまうということもあり得るので注意しましょう。

この志望校に関して、一旦はどこまでも高望みしても構いません!決して「現状の偏差値で確実に合格できそうな大学」を志望校にはしないでください。

受験勉強は基本的に一人で取り組むもの。そのためモチベーションを作ることが大切です。

それを考えると、なんとなく偏差値で決めた大学よりも「とにかく自分が本当に行きたい大学」を目標にした方がやる気も出るでしょう。

今の自分のレベルよりも高かったとしても関係ありません。試験当日までに自分が志望校レベルに合わせればOKです!

さらに詳しいことは以下の記事をチェックしてください!

【大学受験・志望校の決め方】これが大学受験のスタートライン!

大学受験の勉強計画ステップ2:志望校の分析をする

志望校を決めたら、その大学の分析を行いましょう。具体的には「大学の配点と合格最低点を把握する」ということをしておきます。

前提として、大学受験では満点を取る必要はありません。あくまでも「大学側が定める合格最低点」を取れれば合格できます。

そのため、大学が定める配点と合格最低点を把握してしまえば「配点が大きいのはここだからこの分野は必ず押さえよう」「これだけ点数が取れれば良いのだから、こんなに大量の問題を解く必要は無いな」ということを判断できるのです。

先述の通り、受験生には限られた時間しかありません。

限られた時間を有効活用するためには「大学側が求める点数に絞って確実に取りに行く」ということが重要です。

そのためにも、志望校の「配点と最低合格点」は必ず分析しておきましょう!

さらに詳しい内容は以下の記事をチェックしてください!

【大学受験・志望校分析】志望校が決まった次に必ずやるべき戦略

大学受験の勉強計画ステップ3:目標点数を決める

合格最低点を把握したら「試験本番で目指す目標点数」を決めましょう。

「合格最低点を越えれば合格ならその点数を目標にすれば良いのでは?」と思う方もいるでしょう。しかしその目標設定は少し危ないです。

当然合格最低点は毎年全く同じというわけではありません。多少前後することはあり得ます。

そのため「前年度の試験の最低点を目標点数にしたら今年は少し上がってしまってギリギリ届かなかった」ということにもなりかねません。

そのため、目標点数は以下のように定めると良いでしょう。

目標点数=過去3年間の合格最低点の平均×1.1

あまり高すぎる目標にしてしまうと現実味が無くなってしまうので注意してください。

これで全体の目標点数が定まりました。そうしたらこれをもとに教科ごとの目標点数も設定しましょう!

このルールに従って目標点数を設定できれば正しい配分で勉強に取り組むことができるようになります。

詳しいことは以下の記事をご覧ください!

【大学受験・目標点数】志望校分析が終わったらやるべき!目標点数の決め方

大学受験の勉強計画ステップ4:現状との差を計画に落とし込む

各教科ごとの目標点数が明らかになり、目標がより明確になりました。ここからいよいよ勉強計画を本格的に立てていくことになります。

勉強計画は年間で立てていくのが基本です。「年間だと先のことまで考えないといけないから少しめんどくさそう」と考える方がいるかもしれません。

確かに1年先のことまで考えるというのは大変な面もあります。しかしそれでも、受験計画は必ず年間単位で立てるべきです。

繰り返しになりますが、勉強計画は「志望校合格までにやるべきことを明確にする」ということを目的にしています。

そのため、年間での勉強計画があることで、

  • 自分は今どのくらい進んでいるのだろうか?
  • この時期に過去問に取り組むためにはいつまでに基礎は終わらせるべきだろうか?
  • あとどのくらい勉強すれば目標点数を取れる実力がつくのだろうか?

などといったことが視覚的にハッキリわかります。

漠然と勉強を進めるよりも、自分の立ち位置や残りの距離を見える化した方が圧倒的に分かりやすいですし、何よりもモチベーションも上がるでしょう。

そのためにも、多少時間がかかっても勉強計画は年単位で立てるべきなのです!

詳しいことは以下の記事をチェックしてください!

学力を知るためには?模試の活用の仕方や勉強計画の立て方を解説!

志望校別・大学受験の勉強計画の例でよりわかりやすく!

上記のようなステップで勉強計画は立てていきます。それでは実際に立てるとどのような勉強計画が完成するのでしょうか?

実際に作成したものを例に挙げながらご説明していきましょう!

国公立大学志望・文系の勉強計画

まずは「国公立大学文系志望の方が高2冬」から立てた勉強計画をご紹介します!

この方は「千葉大学国際教養学部」に合格した方。英語に関して、以下のような勉強計画を立てて合格しました!

参考記事:No.14|【高2】【千葉大学国際教養学部志望】勉強習慣が身につきません。まず英語は何から勉強したらいいのか、教えてください。

こちらの方は英単語と英文法が弱く、英文法に関してはほぼゼロからのスタート。

この2つは英語における基礎の基礎のため、最初の2ヶ月間はガッツリとここの勉強に取り組みました。

この基礎を焦って飛ばしても何も良いことはありません。志望校との差があると焦る気持ちは分かりますが、今後を見据えてじっくり力をつけておきましょう。

英単語と英文法が一通り終わったら次に英文解釈の勉強に入ります。

ここで英文の構造を読み取れるようになることで英語長文に立ち向かえるだけの実力がつくでしょう。

ここまで基礎をがっちり固めて、高3の夏からはメインである長文読解の勉強に入ります。

夏休みはメイン分野の勉強に思いっきり取り組めるチャンスのため、そこまでに「長文読解のために必要な事項を終わらせる」ということを目標にしました。

さらに詳しいことは以下の記事をご覧ください!

国公立大学文系の受験に向けた勉強計画と対策のポイントとは?

私立大学志望・文系の勉強計画

続いては「私立大学文系志望の方が高3」から立てた勉強計画をご紹介します!

この方は「青山学院大学総合文化政策学部」に合格した方。英語・国語・世界史に関して、以下のような勉強計画を立てて合格しました!

参考記事:【受験相談】具体的な勉強計画を立てて欲しい!青山学院大学総合文化政策学部の傾向と対策!

英語に関しては、すでに塾の教材で英単語や英文解釈などの基礎はある程度取り組んでいました。

それよりも課題は英文法。受験で求められるレベルが高いため、まずは力を入れる必要がありました。

それに、この方が本格的に勉強を始めたのが高3の7月。すでに夏突入寸前のため、10月から本格的な演習に取り組むことを目標として、隙間時間も活用しつつこの3ヶ月間で英文法を中心に基礎をガッチリ固めることで合格しました。

国語も「10月から演習を繰り返し直前期に過去問に取り組む」という流れを作るために、7月から3ヶ月間で古文単語などの基礎事項をガッチリ固めていきました。

国語は英語よりも分野が少なく覚えることもそこまで多くはないので勉強時間は少なくて済みます。

世界史は、映像授業を活用しながら通学途中などの隙間時間で基礎事項を頭に叩き込みました。

問題集に取り組む時は、問題を解くだけでなく「単語の暗記」も一緒に行い、とにかく時間を有効活用しています。

さらに詳しことは以下の記事をチェックしてください!

文系・私立大学の受験に向けた勉強計画と対策のポイントとは?

国立大学志望・理系の勉強計画

最後に「国立大学理系志望の方が高2夏」から立てた勉強計画をご紹介します!

この方は「東京理科大学理学部第一部」に合格した方。最終的な進学先は私立ですが、国立も志望しておりそこを見据えての勉強も並行して進めていました。

特に苦手だという英語をメインに、以下のような勉強計画を立てて合格しました!

参考記事:合格者インタビュー &保護者様の声

2年生の頃は部活を頑張っていたため、そこまでたくさんの勉強をこなしてはいませんでした。

とはいえ、2年生にもなれば周囲も徐々に勉強を始め受験を意識し始める時期。しかし当時は部活に打ち込んでいたため学校の授業について行くのに精一杯でした。

そこでまずは勉強計画を作成。これによって、今まで漠然と「受験は勉強をたくさんするのだろうな」くらいに思っていたものに対してやるべきことを可視化しました。

具体的に一日の中でやるべき勉強をはっきりさせることで、迷わず安心して勉強に取り組めるようになります。

部活をやめた3年生からは勉強量も増えたため、なかなか目標を終わらせられないということもありました。

それを乗り越えるためには4ヶ月ほどかかりましたが、英語などを2年生の間にやり込んでいたこともあり、結果的に3年生から楽になった部分もあったそうです。

さらに詳しいことは以下の記事をチェックしてください!

理系大学の受験に向けた勉強計画と対策のポイントとは?

大学受験に向けた勉強計画を立てるときの注意点

このように勉強計画を立てることで自分のやるべきことが明確になるだけでなく、それまでの自分の間違いを取り戻すこともできます。

ただ、これほど有用な勉強計画ですが、立てる時の注意点がいくつかあります。

計画作成時の注意点については「大学受験生必見!勉強計画を立てる上での注意点をご紹介!」でも詳しく解説しています!

具体的に勉強計画を立てる

勉強計画の目的は「やるべきことを明確にする」ということです。そのためふんわりとした計画ではあまり意味がありません。例えば、

高2の冬から英単語の勉強を始める→高3になったら長文読解の勉強を始める→夏休みに演習をいっぱい解く

というような感じでは、「具体的にどの参考書をどのくらい解くのか?」ということは全く分かりません。

また、それぞれの勉強に何時間費やすのかも不明なまま。これではいざ机に向かっても結局「何をやるんだっけ?」という状況になりかねません。

そうしたことを防ぐために、最低でも「いつまでに・どの参考書を・何時間やるのか?」ということは明確にしておきましょう!

無理な計画にしない

特に志望校レベルが高い受験生に起こりがちです。自分の偏差値よりも高い大学を目指すとなったら多少焦る気持ちもあるでしょう。

とにかく成績を上げるために「とにかく時間をかけて勉強しよう!」という気持ちにもなるかもしれません。

しかし、自分のキャパシティーを超えた計画を立てたとしてもそれを継続できなければ意味がありません。

例えば、これまで勉強習慣のなかった人がいきなり「1日10時間勉強する!」となってもおそらく途中で挫折するでしょう。

勉強計画は、試験本番まで淡々とテキストに取り組めてこそ意味があります。そのため、続けるのに気合が入るような無理な計画を立てるのはやめましょう。

計画に使う参考書が不安なら相談する

受験計画を立てて、自分がやるべき勉強内容がわかっても「具体的にその勉強にふさわしい参考書ってなんなのだろうか?」と迷ってしまう方が入るかもしれません。

参考書というのはとにかくたくさんの種類があります。

英単語帳一つとっても「志望校レベル・学年・構成・テキストメイン or イラストメイン」などさまざな判断軸があるもの。その中から自分にふさわしい1冊を見つけるというのはかなり大変です。

せっかく計画を立てても、この参考書選びをミスってしまったら実際の勉強も台無しになってしまいます。

そのため、わからなければ必ず相談しましょう。知識の足りない状態でどれだけ迷ってもなかなか答えは見つかりません。

先述の勉強計画例でお見せした参考書も、知識ある第三者に相談して自分にぴったりなものを選んでもらったからこそ判明したものです。

参考書選びに不安があるなら無理せず相談することをオススメします!

参考:学習塾STRUXの受験相談記事一覧

勉強計画の相談なら学習塾STRUXへ!

このような参考書選びに迷っているなら、一度学習塾STRUXの無料体験を検討してみることをオススメします。

上記でご紹介した勉強計画例は、いずれも実際に学習塾STRUXで立てたものばかり。それぞれの志望校に合わせて適切な勉強計画作成、及び参考書選びのサポートを行いました。

例の中でもありましたが、勉強計画を立てることによって今での勉強の間違いに気づき、その後の方向性を修正できることもあります。

貴重な時間を無駄にしないためにも、早い段階で正しい道に戻るというのは非常に大切です。

学習塾STRUXでは、そうした勉強計画の作成だけでなくその後の日々の勉強までを二人三脚でサポートしています。

自分のやるべきことに迷っているという方は、一度こうした選択肢を見てみるのも良いのではないでしょうか。

*記事に掲載中の学習塾STRUXプランは執筆時点でのものであり、一部変更となっている可能性がございます。詳しくは料金ページをご覧ください。

 

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