*紹介している教材にはプロモーションを含みます
- 「国公立大学に行きたいけれど、科目数が多すぎて何から手をつければいいのかわからない」
- 「受験勉強を始めようと思っても、具体的な最初の一歩が見えない……」
国公立大学の受験を意識し始めたとき、多くの高校生や保護者の方がこうした壁にぶつかります。私立大学とは異なり、共通テストと2次試験(個別学力検査)を合わせると5〜7教科もの対策が必要になる国公立受験では、がむしゃらに勉強を始めるだけでは高確率で途方に暮れてしまいます。
結論からお伝えすると、国公立大学合格への最初の一歩は、問題集を解くことではありません。「現状を正確に把握し、合格から逆算した正しい計画を立てること」から始まります。
この記事では、学習塾STRUXの受験戦略に基づき、国公立大学受験を決意した人が「今日、まず最初にやること」を9つのステップで解説します。さらに、学年別の年間スケジュールや科目ごとの優先順位まで、合格に必要な情報を網羅して網羅的にお届けします。
この記事を読めば、「何から始めるべきか」という迷いが消え、今日から自信を持って受験勉強のスタートを切れるようになるはずです。
国公立大学受験の仕組みをまず理解しよう

国公立大学の受験勉強をスタートさせる前に、まずは敵を知ることから始めましょう。私立大学の受験とは大きく異なる、国公立入試ならではの基本構造を解説します。
共通テストと2次試験の2段階が基本
国公立大学の一般入試は、全員が一斉に受ける「大学入学共通テスト(1月)」と、各大学が個別に実施する「2次試験(個別学力検査/2月〜3月)」の2段階選抜が基本です。
私立大学の入試の多くが1回きりの試験で合否判定を行うのに対し、国公立大学ではこれら2つの試験の合計点で合否が争われます。
大学や学部によって、共通テストと2次試験の配点比率は大きく異なるため、「どちらの試験で何点取るべきか」を見極めることが非常に重要です。
文系・理系で必要な科目数がどう違うか
国公立大学受験の最大の難所は、その科目数の多さにあります。一般的には文系・理系ともに「6教科8科目」の学習が標準的に求められます。
- 文系標準:英語、数学(ⅠA・ⅡBC)、国語(現代文・古文・漢文)、理科基礎(2科目)、社会(地歴・公民から2科目)情報Ⅰ
- 理系標準:英語、数学(ⅠA・ⅡBC・Ⅲ)、国語、理科(物理・化学・生物などから2科目)、社会(1科目)、情報Ⅰ
共通テストには「情報」の科目も加わりました。これだけ膨大な範囲をすべて並行して勉強していく必要があるため、戦略なしに進めると確実に時間が足りなくなります。だからこそ、私立大学受験以上に「いつまでに、何を、どの順番でやるか」という綿密な設計が合否を左右するのです。
国公立受験で「まず最初にやること」9ステップ

国公立受験を決意した受験生が、今日からすぐに実践できる具体的なファーストステップを解説します。
これは、学習塾STRUXの公式LINE登録者プレゼント「志望校から逆算する!受験勉強の始め方ガイド」でもお伝えしているエッセンスを、自分で実行できる形に噛み砕いたものです。順番に進めることで、迷いのない受験勉強の土台が完成します。
STEP1〜2:志望校を決め、入試の仕組みと合格最低点を把握する
まずはゴールを明確に設定することからすべてが始まります。
行きたい大学・学部を、現時点では暫定でも構わないので、できるだけ早めに決定しましょう。目標が定まらないまま勉強を始めるのは、目的地を決めずに船を出すようなものです。
志望校が決まったら、旺文社の「パスナビ」や河合塾の「入試難易予想ランキング表」を活用し、共通テストのボーダー得点率や偏差値を徹底的に調べ上げます。
ここで重要なのは、過去3年分の「合格最低点」を把握することです。国公立は共通テストと2次試験の配点比率が大学によって大きく異なるため、「過去3年の合格最低点の平均×1.1」をあなたの最終的な目標点(ゴール)として設定し、どの科目で何点取るべきかを描いてください。
STEP3:模試・過去問で現在の実力を測る
ゴールが決まったら、次は「現在地(今の実力)」の把握です。
直近で受けた記述模試やマーク模試の結果を確認しましょう。もし直近で受けた模試がなければ、東進の「過去問データベース」などからセンター試験や共通テストの過去問を無料で入手し、実際の試験時間をきっちり計って解いてみてください。
現状の実力を測る目安として、進研模試で偏差値60以下、河合全統模試で偏差値50以下、あるいはセンター試験・共通テストの過去問の得点率が50%未満の科目がある場合、その科目は応用レベルに進む前に、基礎から完全にやり直しが必要であると認識しましょう。
STEP4:受験科目ごとにやるべき参考書・教材を調べる

現在地とゴールのギャップが分かったら、それを埋めるために「どの教材を使って勉強するか」を決めます。
まずは志望校の過去問を一度眺めて出題傾向(記述の量や頻出分野など)を確認した上で、ネットやYouTubeなどで「(大学名)+(科目名)+参考書」といったキーワードで検索し、10個程度の信頼できる情報源を集めてみましょう。
それらの情報の中で、複数のルートや合格者が共通しておすすめしている参考書は、そのレベル帯における「王道の一冊」です。流行りの教材に飛びついたり、AIに丸投げして選んでもらったりするのではなく、複数の情報源を自分の目でしっかり確認して比較することが、教材選びで失敗しないためのコツです。
STEP5:参考書を3周する前提で年間計画を作る

使う教材が決まったら、入試本番までの残り期間と参考書の総ページ数・問題数から、月ごとの進捗ペースを算出します。ここで計画を立てる際の最大のポイントは、「参考書は最低でも3周する」前提で計算するということです。1回解いただけでは人間はすぐに忘れてしまうため、学力として定着しません。
また、国公立受験に必要な総勉強時間の目安は、文系で4,000〜6,600時間、理系で5,300〜9,000時間と言われています。(全ての科目を1から勉強した場合。)これは「高校入試の5科目分のエネルギーが、大学入試のわずか1科目分に匹敵する」というほどの圧倒的なボリュームです。この膨大な量をこなすためにも、逆算した年間計画が不可欠になります。
STEP6〜7:各参考書の勉強方法を調べ、週間計画に落とし込む

月別の目標が決まったら、それを1週間単位、さらには1日単位のタスクへと落とし込んでいきます。予定を詰め込む前に、それぞれの参考書を「どのように読み、どうやって復習するか」という具体的な勉強方法をネットなどで複数調べておきましょう。
週間計画を作成する際は、学校の定期テスト期間や部活動の大会、模試、学校行事などの予定をあらかじめスケジュールに組み込んでおきます。予定が詰まっている週はあらかじめ勉強量を調整するなど、現実的に実行可能な計画にすることが、途中で挫折しないための最大の防衛策です。
STEP8〜9:計画を実行しながら週次・月次で修正を繰り返す
計画を立てて満足してはいけません。実際に勉強をスタートさせたら、毎週の終わりに「今週は予定通りタスクを消化できたか」を振り返り、遅れている部分は翌週の計画で調整します。さらに、月に1回は年間計画そのものを見直しましょう。
受験勉強において、最初に立てた計画のまま一歩もズレずに本番を迎えられる受験生はほぼ100%いません。大切なのは、遅れたときに自分を責めることではなく、現状に合わせて計画を柔軟に修正し続けることです。
この泥臭い修正を最後まで諦めずに繰り返すことができた人だけが、国公立大学の合格をつかみ取ることができます。
大学受験の仕組みや、全体像についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせて参考にしてください。
学年別・時期別の年間スケジュール

合格へのロードマップをより具体化するために、受験生が辿るべき年間スケジュールを学年別・時期別に解説します。各時期の明確なマイルストーンと、必要な勉強時間の目安を押さえましょう。
高校2年生からの始め方(2年間で準備する場合)
国公立受験を圧倒的に有利に進めたいのであれば、高校2年生の段階から動き出すのがベストです。この時期の目標は、配点が高く習得に時間のかかる「英語」と「数学」の基礎を完全に固めることに尽きます。
平日の部活動と両立しながらでも構いませんので、1日3〜4時間の勉強時間を確保する習慣をつけましょう。英語なら英単語・英文法の暗記、数学なら教科書レベルの例題を完璧に解けるようにすることから始めます。
高校3年生・春(3〜5月):基礎固め&志望校決定
高3の春は、受験生としての本格的なスタートダッシュの時期です。遅くとも5月までには第一志望校を確定させ、全科目の「基礎固め」に集中します。
英語・数学の主要2教科は、教科書レベルから標準的な参考書(数学であれば『青チャート』など)へとステップアップしていきましょう。
この時期に主要教科の基礎に穴があると、夏以降の演習期にすべてが崩壊してしまいます。
高校3年生・夏(6〜8月):全科目の未習範囲を夏までにゼロにする
夏休みを迎えるこの時期の最大目標は、「個別試験(2次試験)で必要なすべての科目において、学校の未習範囲(まだ習っていない分野)を一通り終わらせてゼロにする」ということです。
特に記述対策が必要な理科・社会は、秋以降に1から手を着けていては絶対に間に合いません。英語に関しても、英文解釈の基礎教材(『入門英文解釈の技術70』や『肘井学の読解のための英文法』など)をこの夏までに確実に仕上げておきます。夏休み期間中は、1日10〜12時間の猛勉強が必要です。
高校3年生・秋(9〜11月中旬):演習・実戦形式で2次対策
基礎を詰め込んだ夏が終わり、秋は2次試験(記述)対策を中心とした実戦的な演習期に入ります。数学であれば、標準〜発展レベルの問題集(文系なら『文系数学の良問プラチカ1A2B』など)をこの時期までにほぼ終わらせるペースが理想です。
11月中旬以降は共通テスト対策に完全にシフトするため、9月から11月中旬までの約2ヶ月半は、2次試験の過去問を実際に解き、記述力を徹底的に磨き上げる最後のチャンスとなります。
高校3年生・冬(11月中旬〜本番):共通テスト全集中→共テ後は2次全振り
11月の半ばを過ぎたら、意識を100%「共通テスト対策」へと切り替えます。共通テスト特有のマーク式、スピード勝負の形式に慣れるため、予想問題集や過去問を徹底的に解き進めます。忘れがちなリスニング対策(『きめる!共通テスト英語リスニング』など)や、新傾向の『情報』の最終演習もこの時期に集中して行います。
1月の共通テスト本番が終わった翌日からは、自己採点結果を踏まえて即座に2次試験対策へと頭を切り替え、記述の過去問演習に残り全てのエネルギーを注ぎ込みます。
科目別「何から手をつけるか」の優先順位

国公立受験は科目数が非常に多いため、すべての教科を同時にスタートさせるのは不可能です。どの科目からどのような順番で手をつけるべきか、その優先順位と具体的な参考書を解説します。
英語:最優先。早期に固めると全科目に効く

- 何から始めるか:英単語 → 英文法 → 英文解釈 → 長文読解の順。
- 理由:英語はほぼすべての国公立大学で必須であり、配点も高く、何より「成績が伸びるまでに最も時間がかかる」科目だからです。単語と文法という土台が固まっていない状態で長文を読み漁っても、砂上の楼閣のように点数は伸びません。
- 参考書例:英文解釈の基礎固めには『入門英文解釈の技術70』や『肘井学の読解のための英文法』が最適です。
長文読解や英文解釈のより詳しい勉強法については、以下の解説記事を参考にしてください。
数学:国公立の配点が高い。理系は特に早め着手

- 何から始めるか: 教科書の例題レベルの基礎固め → 『入門問題精講』 → 『青チャート』。
- 理由: 文系・理系問わず、国公立受験において数学は合否を分ける最大の「差がつく科目」です。特に理系は、数学ⅠA・ⅡBCに加えて重たい「数学Ⅲ」まで網羅しなければならないため、高3の夏までに全範囲の基礎を終える猛ペースが必要になります。文系の場合、2次試験で数学が必要ない大学もありますが、共通テストの配点比率を確認した上で、早期から基礎だけは必ず計算に組み込んでおきましょう。
- 参考書例: 基礎を『入門問題精講』で網羅し、網羅系網羅の『青チャート』へ繋げ、文系応用なら『文系数学の良問プラチカ1A2B』へと進めます。
数学の段階的な対策については、以下の記事にまとめています。
国語:現代文は即効性なし(長期投資型)。古文・漢文は暗記から

- 現代文: 読解力は一朝一夕には身につかない「即効性のない長期投資型」の科目です。「筆者の主張を論理的に正確に読み解く」訓練を早い段階から少しずつ継続することが求められます。英数などの主要科目が完全に崩壊している場合は、まずそちらの暗記や基礎を優先し、現代文は正しい読み方を型として身につける戦略が賢明です。
- 古文: まずは古文単語の暗記(『マドンナ古文単語』や『読んで見て覚える重要古文単語315』など)からスタートし、古典文法 → 読解演習へと進めます。
- 漢文: 句形(句法)の暗記から始めます。英語の文法と同じで、先にルールさえ覚えてしまえば、短期間で共通テストの得点源にできる高コスパな科目です。
国語の各分野の勉強法やおすすめの参考書は、以下のリンクから確認できます。
理科・社会:個別試験で必要なら高3夏までに未習範囲をゼロに

- 重要注意:ネット上でよく見かける「理科・社会は高3の秋からでも間に合う」というフレーズは、国公立受験においては大きな誤りです。
- 個別試験(2次試験)で理科・社会を使う場合、高3の夏休みが終わるまでに必ず一通りの全範囲(未習範囲)を学習し終えておく必要があります。
秋以降に理科・社会をゼロからスタートさせてしまうと、英語や数学の記述演習にかける時間がすべて奪われ、全科目共倒れという最悪の結末を招きかねません。
なお、共通テストのみで使用する科目(理科基礎や、共通テスト専用の公民など)に限り、夏休み以降の本格着手でも比較的間に合わせやすいという特徴があります。
それぞれの科目の具体的な対策記事は、以下を参考にしてください。
共通テストリスニング・情報:忘れがちな対策科目
リスニング
- 開始時期: 焦って最初から聴く必要はありません。まずは英語のリーディング(単語・文法・英文解釈)の土台が固まってから着手するのが正しい順番です。読んで意味がわからない英文を、聴いて理解することは不可能です。
- 対策の流れ: 夏休みにリーディングの目処が立ったら、専用の対策本(『きめる!共通テスト英語リスニング』や『キムタツの大学入試英語リスニング合格の法則(基礎編)』など)で出題形式に慣れ始めます。秋以降は学校の共通テスト対策の授業をフルに活用し、11月中旬の「全集中期」から本格的に毎日シャドーイングなどの演習を積み重ねましょう。
- 注意点: 大学によっては、共通テスト英語のリスニング配点を大幅に圧縮して計算するケースがあります(例:東京大学など)。志望校の正確な傾斜配点を確認し、リスニング対策にどれほどのエネルギーを割くべきか、戦略的に判断してください。
リスニング対策のおすすめ教材はこちらにまとめています。
情報
- 開始時期: 高1の時に授業を受けて以来、全く触れていないという受験生が大半です。まずは高3の夏休み中に、学校の教科書やノートを引っ張り出して内容を一通り復習しておく機会を必ず設けましょう。
- 対策の流れ: 夏に一度思い出す作業をしておけば、11月中旬からの共通テスト全集中期に入った際、スムーズにマーク式の問題演習に移ることができます。直前になって慌てがちな科目だからこそ、「夏の復習」と「11月以降の実戦演習」の2段階で対策を組むのが理想的です。
自分だけで計画を立てることの難しさと対策

ここまで国公立受験の始め方をステップ順に解説してきましたが、これをすべて一人で、かつ正確にやりきれる受験生は極めて稀です。
「何から始めるか」を間違えるリスク
受験勉強の初期段階で、自分のレベルに合っていない難解な参考書を選んでしまったり、科目ごとの時間配分を間違えたりすると、最初の数ヶ月間の努力がすべて水の泡になってしまいます。
「がむしゃらに頑張っているのに、模試の点数がまったく上がらない」という受験生の多くは、勉強量ではなく、この「最初の計画」の段階でボタンの掛け違いを起こしているのです。
特に、やるべきことが膨大な国公立受験においては、たった一つのスケジューリングミスが致命傷になりかねません。
合格実績のある塾・コーチングで計画を立てるメリット
学習塾STRUXでは、まさにこの「何から始めるか」「毎日何をどれくらい勉強すればいいか」を、志望校から逆算して1日単位の週間計画にまで落とし込んで指定する指導を行っています。

実際に、STRUXの徹底的な計画管理によって国公立大学への合格を掴み取った先輩たちからは、次のような生の声をいただいています。
東京大学 理科2類合格:佐々木拓実さん
与えられた計画を信じて勉強すればいいので、計画作成や不安によって奪われる余計なエネルギーを省けるのは大きなメリットだと思います。
千葉大学 教育学部合格:M.Kさん
週間計画を立ててもらうことで毎日のやるべきことが明確になり、メリハリをつけて勉強できています。
埼玉大学 経済学部合格:A.Sさん
苦手・得意教科に合わせて何度も調節してもらい万全な状態で受験を迎えられました。
STRUXの指導では、一度立てた計画を固定するのではなく、「毎月、生徒の進捗に合わせて年間計画を修正する」という徹底したPDCAを組み込んでいます。
勉強の方針がズレたり、途中で遅れてしまったりしても、プロの講師がその都度修正をかけるため、受験生が迷子になる心配がありません。
まとめ|国公立受験は「計画を立てること」から始まる
国公立大学の受験勉強において、最も価値のある最初の一手は、机に向かって英単語帳を闇雲に開くことではありません。
- 入試の仕組みと配点を正確に理解する
- 志望校のゴールと自分の現在地を引き算する
- 合格から逆算した「参考書3周前提」の計画を立てる
- 計画を毎月修正しながら、愚直に実行し続ける
- 入試の仕組みと配点を正確に理解する
国公立受験は科目数が多いからこそ、この綿密な計画立案が合否を分ける鍵になります。
- 「自分の志望校に合わせた正しい年間計画の立て方がわからない」
- 「今の自分の学力から、どの参考書をどのペースで進めればいいか不安」
そんな思いを抱えている方は、まずはSTRUXの無料体験で、あなただけの「受験戦略」を一緒に立てることから始めてみませんか?
現在の実力と志望校のギャップを明確にし、今日から迷わず走り出せる最初の一歩をサポートします。
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