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国公立大学合格を目指す受験生にとって、英語は最も対策に時間がかかる最重要科目です。
基礎固めを中心とした共通テスト対策だけでなく、記述問題を含んだ二次試験対策に頭を悩ませる受験生は多いです。
本記事では、国公立大学合格を目指した英語勉強法を、具体的な年間スケジュールやステップ別の勉強法別で解説します。
国公立大学の英語はなぜ難しいのか?私立との違いを理解しよう

国公立大学志望の受験生が英語で悩む最大の理由は、「求められる能力の幅広さ」にあります。また、私立大学の入試は各大学独自の1回きりの試験で合否が決まりますが、国公立大学は共通テストと二次試験という毛色の異なる2つの試験を突破しなければなりません。
共通テスト英語と二次試験英語の違い(配点・出題形式)

共通テストの英語は、リーディング100点、リスニング100点の計200点満点(配点比率は大学により異なる)です。問題はすべてマーク式であり、英文と問題の量が多いため、速読力と精読力が求められます。
一方、二次試験での英語は大学ごとに問題が作成され、和訳や英作文、内容説明といった記述力が問われる場合が多いです。
共通テストで高得点を取るための力と、二次試験で合格答案を作成する力は別物ですが、密接につながっています。2段構えで試験に対応するためには、早めに基礎を完成させ、秋以降に共通テストと二次試験の2つの対策を両立させることがポイントです。
国公立英語攻略の3つのポイント
国公立特有の英語攻略のポイントは3つ。
1つ目は、リスニングの早期対策です。共通テストでのリスニングの配点は高く、一朝一夕ではリスニング力は身につきません。早めにリスニング対策に取り組む必要があります。
2つ目は、精読力です。国公立大学の二次試験では複雑な構文の英文が出題されるため、なんとなく読むのではなく、一文一文を正確に訳す力が大切です。共通テスト対策と合わせて、精読力を高めましょう。
3つ目は、英作文の添削です。自己採点が難しい英作文は、信頼できる指導者に添削してもらうことで、得点力が向上します。
以上の3つのポイントを意識して、効率良く受験英語の勉強を進めていきましょう。
やってはいけないNG勉強法3選

国公立大学合格に向けて正しい努力を積み重ねるために、やってはいけないNG勉強法をここでは確認します。多くの受験生が陥りがちな失敗パターンを知り、自分の勉強法を改善しましょう。
NG①:単語帳を完璧にしてから次へ進もうとする
「単語をすべて覚えるまでは長文を読まない」という考え方は、とても危険です。その瞬間その瞬間に100%覚えていたとしても、忘れていくのは普通のこと。なので単語帳全体を100%完璧にマスターする日は永遠に来ません。単語学習に執着しすぎると、英文法や英文解釈、そして最も重要な長文読解の勉強に費やす時間がなくなってしまいます。
理想的な進め方は、文法の学習も並行して進めつつ、単語帳が7割程度定着した段階で、英文解釈や長文読解の学習に入ることです。
長文の中で出会った単語を単語帳で確認し直すと、記憶の定着率が高まっていきます。「完璧主義」を捨て、文法や長文、リスニングといった複数の勉強を同時並行で進めて、単語に触れる回数を増やしていきましょう。
NG②:共通テスト対策と二次対策を完全に切り離して考える
「今は共通テストの時期だから、二次試験の記述対策はしない」という切り分けは、国公立大学受験において致命傷になりかねません。共通テストのマーク式問題ばかりを対策すると、記述問題に必要な「考える力」や「スペルを書く力」が身につきません。
特にレベルが高い旧帝大などを志望する場合、共通テスト直前期であっても、週に数回は二次試験レベルの英文解釈や英作文に触れておくべきです。また、共通テスト対策で培った読解力が二次試験対策の土台ともなり、二次試験の記述力は共通テストの正答率にもつながっています。
共通テスト対策と二次試験対策、これらは相乗効果があるものだと認識し、勉強時間のバランスを調整しながら常に両方の対策を続ける姿勢が大切です。
NG③:英作文・リスニングを入試直前まで後回しにする
「まずはリーディングを勉強してから、最後に英作文とリスニングを詰め込めばいい」という勉強法もNGです。
リスニングの耳を作るには数ヶ月間の継続が必要です。英作文も語彙・文法・論理構成の3段階をクリアするには多くの演習量と添削が求められます。また、英作文とリスニングこそ、文法や発音記号などのルールをしっかり理解すれば、得点に結びつきやすい分野でもあります。
入試直前期には過去問演習や他教科の対策が重なり、英語の勉強時間を割く余裕はほとんどありません。遅くとも高3の夏休み中には英作文やリスニングの基礎的な内容を一通り勉強しておきましょう。リスニングは、読解用の教材についている音源を丁寧に聞くだけでも効果があります。やっておきましょう。
国公立英語の年間勉強ロードマップ(高2冬〜入試直前)

国公立合格を勝ち取るためには、「いつ何を勉強するか」「いつまでに、どのレベルに達しているべきか」という明確な道筋が大切です。
ここでは高2の冬から入試当日までの年間勉強ロードマップについて解説します。
高2冬まで:英単語・英文法の基礎固め
高2の冬が終わるまでに、主要な英単語帳1冊(『ターゲット1900』や『システム英単語』など)と、基礎的な英文法の参考書(『Next Stage』や『Vintage』など)を一周しましょう。この時期に基礎ができていないと、高3になってから始まる応用問題の演習で挫折することになります。
英文法に関しては中学英語から復習するのも有効です。「この文に使われているのは関係代名詞?接続詞?」「なぜここにasがあるのだろう?」など、疑問を持ちながら勉強しましょう。
また、英検2級や準1級を目指した勉強も、モチベーション維持と基礎力確認のために有効です。共通テストの過去問や模試を解いて、現在の自分のレベルを確認することも大切です。
高3春〜夏:英文解釈・長文読解のレベルアップ
高3の春から夏にかけては、基礎固めで身につけた単語・文法の知識を長文に繋げるための英文解釈・長文読解に注力します。
まず、短文レベルでもSVOC(5文型)を正確に振って和訳を作る練習を積み上げると、秋以降の記述対策がスムーズになります。夏休みは英語長文の量を意識しましょう。1日1題は必ず初見の英文を読み、精読と速読の両面の力を高めていきます。
この時点で、地方国公立志望なら共通テスト形式で140点以上、難関大志望なら170点以上を安定して取れる状態を目指します。また、リスニング対策も毎日この時期から習慣化し、耳を英語に慣らしておきましょう。
高3夏〜秋:個別試験対策を本格スタート
9月の模試を一区切りとし、ここからは個別試験で出る内容の学習比率を高めます。
特に和訳や英作文、1000語を超える長文や、要約問題など、出題傾向に合わせた学習と、可能であれば、添削指導を受けることも重要です。
高3秋〜直前:二次試験対策と共通テストの並走
11月以降は、共通テストと二次試験の対策比率がもっとも難しくなる時期です。徐々に共通テスト対策の比率を上げていくべきですが、本当に共通テスト直前期になるまで二次対策を完全にゼロにしてはいけません。
12月に入ると共通テストの予想問題集や過去問演習が中心となりますが、冬休み中も週に2時間程度は二次試験対策の時間を設けましょう。
1月の共通テスト本番終了直後からは、一気に二次試験対策へ全振りします。志望校の出題傾向を完全に把握した上で、徹底して記述問題に取り組み、添削指導を受けましょう。
共通テストの自己採点結果に一喜一憂せず、即座に二次試験対策・記述対策に切り替えるスピード感がポイントです。
ステップ①英単語・英熟語の勉強法

英文法を理解し、優れた読解力を持っていても、英単語や英熟語がわからなければ国公立大学の英語をクリアすることできません。
国公立で必要な語彙レベルの目安
国公立大学合格に必要な語彙数は、大学のレベルによって異なります。
地方国公立大学であれば、共通テストレベルを含む5,000〜6,000語程度が目安です。『ターゲット1900』や『システム英単語』などの共通テストから二次試験をカバーする単語帳1冊を完璧にすることが一つの目標です。
一方で、旧帝大レベル(東大・京大・一橋大など)を目指す場合は、大学によっては8,000語を超える語彙力が必要とされます。これらの大学では、注釈なしで難解な学術単語が登場するため、『東大英単語英熟語鉄壁』『Stock4500』などの発展的な単語帳を活用する必要があります。
自分の志望校の長文問題を解き、知らない単語が1ページに何個あるか確認し、補強すべき語彙の分野を把握することも大切です。
効率的な単語の覚え方
単語の覚え方で最も重要なのは「接触回数」です。1つの単語に1分かけるよりも、10秒で複数の単語を確認し、それを1週間毎日繰り返すほうが脳は重要な情報だと認識します。
まずは「1日100語」などと範囲を決め、それを1週間繰り返します。1〜2日目はスペルと意味を眺めるだけ、3〜4日目は赤シートで隠して意味を即答できるかチェック、5〜7日目は覚えにくい単語だけを重点的に復習します。
また、視覚だけでなく「音声」も必ず活用してください。正しい発音を聴き、自分で発音することで、リスニング対策にもなり、英単語の定着率が向上します。
おすすめ英単語帳(レベル別)
自分の現在のレベルに合った単語帳を選ぶことが、挫折を防ぐ第一歩です。基礎から始めたい方や地方国公立志望の受験生には『システム英単語』や『英単語ターゲット1900』が最適です。頻出順に並んでいるため、得点に直結する単語を効率よく学べます。
難関国公立を目指すなら、語源や背景知識が豊富な『東大英単語英熟語鉄壁』『Stock4500』を活用すると良いでしょう。
また、熟語対策も忘れてはいけません。『解体英熟語』などを用いて、前置詞のイメージとともにイディオムをマスターしましょう。単語・熟語学習は受験前日まで続くものと考え、単語帳がボロボロになるまで使い倒すことが大切です。
ステップ②英文法の勉強法

英文法は、単語を正しく組み立てるためのルールです。国公立大学の二次試験では、英作文を課す大学もあり、英文法を正確に理解しているかが問われます。
インプットとアウトプットの順番
英文法の勉強でよくある失敗は、理解が不十分なまま問題集を解き始める、つまりインプットが不十分の段階でアウトプットに取り組むことです。
『総合英語Evergreen』のような総合的に英文法を学べる参考書、スタディサプリなどの映像授業を利用して、各文法の「理屈」を理解することから始めましょう。
例えば、関係代名詞なら「なぜ後ろが不完全な文になるのか」などを理解することが重要です。理屈が少しずつ理解できてきたら『Next Stage』などの網羅型問題集でアウトプットを行います。
このとき、正解不正解だけでなく、「なぜその選択肢が正解で他が誤りなのか」を自分で解説できるまで繰り返すと、二次試験の正誤問題や英作文に通用する文法力が身につきます。
国公立で必要な英文法レベルとおすすめ参考書
国公立大学で求められるのは、標準レベルの英文法を使う力です。
- 『スタディサプリ』高3スタンダード文法
- 『入門英文法問題精講』
- 『英文法基礎10題ドリル』
- 『Vintage』
難関国公立(旧帝大など)を目指す場合は、これに加えて『英文法ファイナル問題集(標準編・難関編)』のような、項目がランダムに出題される形式で実力を試すのがおすすめです。
文法問題が直接出題されない大学であっても、英作文や記述読解の基礎として、高3の夏休み前には文法を完成させておくのが理想です。
ステップ③英文解釈の勉強法

「単語も文法も勉強しているのに、長文になると手も足も出ない」という受験生が次に取り組むべき勉強が、英文解釈です。英文解釈とは、1文1文の構造を正確に把握する読み方です。
英文解釈が必要な理由
国公立大学の二次試験では、1文が3〜4行にわたる複雑な英文が出題されることがよくあります。修飾語句がどこにかかっているのか、V(動詞)がどこにあるのかを迷っているようでは、正確な和訳は書けません。
英文解釈の学習をすると、英文を「かたまり」として捉える力が養われます。これは和訳問題だけでなく、共通テストのような速読が求められる試験においても大切な力です。文構造を一瞬で見抜き、読み直しの回数を減らして長文を読むスピードアップにつなげられるからです。
英文解釈は英語を英語のまま理解するための橋渡しとなり、国公立大学受験における最重要ステップと言っても過言ではありません。
おすすめ英文解釈参考書
英文解釈の学習には、レベルに応じたステップアップが必要です。最初の一歩としては『はじめの英文読解ドリル』や『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』が適しています。
基礎的な内容を理解したら、『入門英文解釈の技術70』へ進み、典型パターンをマスターしましょう。
難関国公立を狙う受験生であれば、最終的に『ポレポレ英文読解プロセス50』に挑戦したいところです。
これらの参考書に取り組む際は、必ず自力で紙にSVOCを振り、全訳を書き出す練習をしてください。解説を読んで分かった気になるのが一番の落とし穴です。自力で英文構造を判断する力を重視しましょう。
ステップ④英語長文読解の勉強法

基礎固めを終えて、ここから本格的な長文読解のトレーニングに入ります。長文読解は、単語・文法・解釈の総合力が必要です。
長文で点が取れない原因を特定する
長文が読めないとき、やみくもに多読をしても勉強の効果は薄いです。長文が読めない原因を以下の4つの視点で確認しましょう。
- 語彙の不足
- 文法知識の不足
- 構文解釈のミス
- 速読力の不足
長文読解で、時間は足りたが正答率が低い場合は語彙や文法知識を見直す必要があります。内容はわかるが時間が足りない場合は構文解釈と速読力に課題があります。
模試や問題集で、どの点が不足しているかを分析し、それに応じた対策をすることが長文読解を得意にするポイントです。
レベル別おすすめ長文問題集
長文問題集を選ぶ際は以下の5点をポイントにしましょう。
- 語数が多かったり少なかったりしないか
- 難易度が適切か
- 解説が丁寧か
- 構文の解説があるか
- 問題数が少なすぎないか
学校で習うレベルの問題なら読解できるという人は「イチから鍛える英語長文300」が、共通テストレベルの長文読解を確実に解けるようになりたい人は『入門英語長文問題精講』『大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス〔1 標準レベル]』をおすすめします。
ステップ⑤共通テスト英語の対策

国公立大学受験の第一関門である共通テスト。二次試験や私立大学の一般入試とは全く異なる出題形式のため専用の対策をする必要があります。
共通テスト英語の傾向と特徴(リーディング・リスニング)
共通テスト英語は、リーディング・リスニングともに実用的な英語力を問う形式です。
リーディングでは、英文を読むだけでなく、メールのやり取りや広告、プレゼン資料など、複数の文章から必要な情報を素早く見つけ出す力も求められます。以前のセンター試験のような文法問題は存在せず、全編が長文読解です。
リスニングは配点比率が高く、共通テストでは全体の半分を占めます。計6つの大問で構成され、第3問以降は一度しか流れないため、聞き逃すと解答できない厳しい条件があります。
聞き取った情報をワークシートにまとめたり、図表を完成させたりといった思考プロセスが要求されるため、ただ英語を聞き流すだけでなく、設問を先読みし、何を聴き取るべきか整理する戦略も必要です。
9月模試の目標スコア設定(140点→170点以上)
夏の終わりに行われる9月の模試は、現状把握の重要な模試になります。地方国公立大学を狙うなら、この時点で合計140点(各7割)を取りたいところです。旧帝大以上の難関校を目指すなら170点(各8.5割)が目安となります。
もし140点に届かない場合は、時間配分ミスなのか、基礎的な語彙・解釈力が足りないのかを分析しましょう。共通テストは慣れの要素も重要なため、秋以降の演習で20〜30点は伸ばせますが、それはあくまで基礎があることが前提です。
この時期のスコアを基準に、10月以降に「どの分野を、どれくらいの頻度で演習するか」を具体的に計画へ落とし込むことが大切です。
おすすめ共通テスト対策問題集
共通テスト対策には、過去問に加えて各予備校が出版している「予想問題集」も活用しましょう。『河合塾 共通テスト総合問題集(黒本)』や『Z会 共通テスト実戦模試(緑本)』は、難易度や形式が本番に近く、実戦練習に最適です。
また共通テストのリスニング対策では、『きめる!共通テスト英語リスニング』『【音声DL付】キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【基礎編】 (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)』の参考書がおすすめです。
共通テストは時間との戦いですので、これらの問題集を解く際は必ず本番と同じ、あるいは少し短い制限時間を設定し、プレッシャーの中で正確に解く練習を繰り返しましょう。
ステップ⑥国公立二次試験の英語対策

共通テストが終わると、いよいよ二次試験(個別試験)の対策です。出題傾向の把握、記述力と表現力の強化がポイントになります。
まず志望校の出題形式を確認する
国公立二次試験は、大学によって出題傾向が大きく異なります。下線部和訳が中心の大学、自由英作文の配点が高い大学、あるいは超長文が1題だけ出される大学など、千差万別です。
対策を始める前に、必ず過去問(赤本)を3〜5年分開き、以下のポイントを確認しましょう。
- 和訳の比率は?
- 英作文の語数は?(30語程度か100語超か)
- リスニングはあるか?
- 要約問題はあるか?
敵を知らなければ、無駄な努力を費やす可能性が高くなります。自分の志望校がどんな出題傾向・形式なのかを理解することから、二次対策を始めましょう。
英作文(和文英訳・自由英作文)の勉強法
英作文の対策は、以下の点を確認しておきましょう。
- 英作文よりも前に必ず単語・文法・読解を学習する
- 無理せず自分にわかる範囲の英語で書く
- 作文よりも読解優先する
- 同じ間違いを繰り返さないように必ず添削してもらう
単語・文法の知識が無いと、英作文はできません。基本的な単語の意味とスペルをしっかり押さえ、基本の英文パターンを100個ほど丸暗記しましょう。英文を書けるようになったら、「主張→理由1→理由2→結論」といった論理構成のテンプレートを身につけ、どんなテーマでも60〜80語程度を書けるように練習していきます。
そして最も重要なのが添削です。時制のミスや冠詞の忘れなどの間違いは自分では気づけません。必ず学校の先生や塾の講師にチェックしてもらい、合格する答案を知ることで上達していきます。
和訳・記述読解の勉強法
和訳問題では、意味が通じるだけでなく、倒置や省略、代名詞の指す内容など構文を理解していることを採点者に示す必要があります。不自然な日本語にならないように和訳を作る練習をしましょう。
和訳問題には「独立した一文を和訳する問題」と「長文の中の一文を和訳する問題」の2つのパターンがあります。長文の中の一文を和訳する問題では、文章全体の意味や指示語の正確な読み取りが必要です。
いずれのパターンでも、文法に忠実に直訳し、自然な日本語に修正していくのがコツです。
リスニングがある大学の対策
東京大学、東京外国語大学、大阪大学などの一部の難関国公立では、二次試験でもリスニングが課されます。共通テストよりも英文が長く、内容も抽象的なため、高度な対策が求められます。対策としては、まず共通テストレベルを完璧にした上で、志望校の過去問演習を徹底的に行います。
二次試験にリスニングがある場合、「聞き取り+要約力」が求められます。『キムタツ東大英語リスニング』などの問題集を使うのがおすすめです。
志望校レベル別の英語の目標設定

国公立大学といっても、その難易度は幅広いです。ここでは志望校レベル別の目標を3つに分けて紹介します。
地方国公立を目指す場合(共通テスト7〜7.5割)
地方国公立大学を目指す場合、まずは共通テストで7割(140点)を確実に超えることが最優先です。二次試験では基礎的な内容説明や和文英訳が出題されることが多いため、『ターゲット1900』の単語と『Next Stage』レベルの文法が完璧であれば十分合格点に届きます。
背伸びをして難解な問題集に手を出すよりも、標準問題を絶対に落とさない正確性を磨くのが得策です。
記述対策も11月頃から本格化させれば間に合いますが、週に1〜2回の英作文演習は夏から細く長く続けておくことで、秋以降の負担を軽減できます。
難関国公立(旧帝大)を目指す場合(共通テスト8割以上)
旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州大など)などの難関校を目指すなら、共通テストは8割(160点)以上が安定して取れる状態、二次試験でもハイレベルな記述に対応できる力が求められます。
単語帳は発展レベルのものまで取り組み、英作文では自由英作文の語数が100語を超える大学もあるため、論理的な文章を構成する力が必要です。
夏休み中には一度二次試験の過去問を解き、その難易度を体感した上で、秋から問題演習の比率を高めていきましょう。
最難関(東大・京大)を目指す場合
東大や京大などの最難関レベルでは、英語は「できて当たり前」の世界です。共通テストは9割(180点)近くを目標とし、二次試験では極めて高度な要約、リスニング、和訳、英作文を全て制限時間内に解き切る力が必要です。
英語力だけでなく高い思考力と日本語表現力が問われます。高3の春の時点で共通テスト形式なら8割取れる基礎力を完成させ、1年間を通して膨大な演習量を確保する意識が必要です。
過去問演習も多め(10年分を目安)に行い、あらゆる出題パターンに対応できるようにしましょう。
STRUXの国公立英語指導の実例

一人でこれほど膨大な国公立対策を計画するのは困難です。学習管理塾STRUXでは、国公立志望の受験生が5教科バランスよく、かつ英語を武器にできるよう徹底したサポートを行っています。
国公立合格者の声
これまで多くの受験生が、STRUXの計画指導を通じて国公立大学への合格を掴み取っています。
埼玉大学 A.Sさん
5教科満遍なく勉強できるか不安だったが、苦手・得意に合わせて調節してもらい万全で受験できた
神戸大学 稲岡希玖也さん
自分で立てるより無理なく効率的に立ててくれた。模試のたびに苦手分野が伸びた
新潟県立大学 M.Aさん
やっていることが間違っていないと確信を持って勉強できた
千葉大学 K.Mさん
週間計画で毎日のやるべきことが明確になった
STRUXが英語対策をサポートする仕組み
STRUXでは、まず志望校から逆算した合格までのロードマップを独自データベースから算出します。
どの参考書をいつまでに何周すべきかを明確にした年間計画を立て、さらにそれを週間計画に落とし込み、毎日の勉強内容を決めます。

国公立大学受験で重要な共通テストと二次試験の並走も、週単位で比率を細かく調整。また、Studyplus for Schoolを活用して勉強時間を可視化し、24時間質問対応で疑問を解決します。
自分一人では後回しにしがちな英作文やリスニングも、計画に組み込むことで着実に進めることが可能です。「何を、いつ、どう勉強すればいいか」の迷いをなくし、勉強そのものに没頭できる環境を提供します。
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